5月病と中医学
ゴールデンウィークも終わり、日常が始まりました。
この時期は、何となく疲れが残り、やる気がでない、勉強や仕事に身が入らない、寝付きが悪くなるなどの方が多く見られます。
心と身体が一致しない体調不良、いわゆる【5月病】の時期です。
中医学的に健康な状態とは、五臓六腑の働きを司る「気」と生命活動の営養である「血」でバランスよく維持されることです。
つまり食事から摂取した営養物が臓腑の働きにより気血が作られ、全身に送り出し、日中は体の動きを支え、やる気を生みます。
夜になると「血」の濡養作用で興奮した神経を鎮め、体を休め、入眠状態に入ります。
この時期、気の巡りと充分な血の流れがないと、体がアンバランスに偏り、自律神経が乱れ、様々な不調が現れます。
中医学では【気虚血少】と捉えます。
漢方薬としては血を補うものとして<婦宝当帰膠>や、不安、不眠などメンタルのトラブルが多い場合に<心脾顆粒>などの併用がお勧めです。
食欲がない、朝起きが辛い方には<補中丸>などで元気で朝起きできるようになります。
その他にもストレスに対応する<エゾウコギ配合食品>などもよく使います。
生活面も見直し、夜更かしをやめ、温かく消化しやすい食事で元気を取り戻すことや、精神面のリラックスには適切な運動も大切です。

オオデマリが満開
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