春先は子供のトラブルが増える季節、特にチック症状、下痢や腹痛、学校への行き渋りなどが見られます。
こんな時は親がゆったりとして子供さんを安心させて見守ってあげることですね。
昨年の春の事、中学2年生のNくん、チック症状が始まりました。
手を振る、目をパチパチするなどで、当初は親御さんもそのうち治まると思われていましたが、その後頻度が増えてきたので心配になり、相談をお受けしました。
詳しくお聞きすると、以前もチックは見られた、幼少の頃から怖がりで落ち着きがない、緊張しやすい、慢性鼻炎がある、などでした。
そこで漢方薬は、不安感を取り除く<桂枝加龍骨牡蛎湯>をお使いいただきました。2週間後には症状は半減し、1か月後にはすっかり治まりました。
ストレスは今後も続くので、しばらくは継続されることになりました。
なお、神経質な子供さんには慢性鼻炎があるケースが多く見られます。
その理由は
緊張などで気が上がる⇒口渇が生じやすい⇒水分を多く摂る傾向⇒湿が滞留し慢性鼻炎を生じる⇒アレルギーを起こしやすい
というメカニズムが考えられます。
子供さんの症状には穏やかな漢方薬がお勧めです。

春の味覚・ワラビがとれました
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