健伸堂

MENU
  • メール相談
  • ご来店予約
お問い合わせは…075-353-7600
不妊・女性のご相談の方 宇治本店をお探しの方
  • HOME
  • 健伸堂とは
  • 漢方を知る
  • こんなお悩みの方に
  • 不妊でお悩みの方に
  • ご相談
  • 店舗のご案内
  • 漢方薬のご紹介
  • FAQ
漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

睡眠

高齢者の夜間頻尿

2023年10月2日 by 健伸堂

高齢になるにつれ夜間の排尿回数は増えてきます。原因は冷えや膀胱の畜尿力の低下など、漢方で言うところの<腎虚>が進むためです。

77歳のOさん、長い間夜間の排尿が3回~5回の頻尿のため、睡眠が障害され、身体の疲れが取れませんでした。その他、胃が弱い、口が渇く、のぼせやすい、脚がしびれる、夕方に微熱っぽくなるなど、腎虚の症状が見られました。

そこで体質は<腎陰虚>と考え、亀板やべっ甲を含む健康食品をお使いいただきました。
1週間後、夜間排尿が1回になり、それによって睡眠時間が長くなり、朝起きがずいぶん楽になったと報告いただきました。

一般的に高齢者には<八味丸>がよく使われますが、この方の場合は、腎陰虚タイプで、身体の潤いが減少し、ほてりやのぼせが出やすい、口が渇く状態でしたので、亀板製品がぴったり合ったようです。

亀板やべっ甲は<陰を補う>身体の潤いを増す生薬で、高齢者には適している生薬です。

上から見た彼岸花

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ
陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 疲労感・倦怠感, 頻尿・膀胱炎 タグ: 亀板商品, 八味丸, 夜間頻尿, 睡眠, 腎陰虚, 高齢者

双極性障害と漢方

2016年6月8日 by 健伸堂

以前は躁うつ病と言われていて、気分が躁の時とうつの時を繰り返す疾患です。

症状としては、神経が昂ぶったり、落ち込んで何もする気がなくなったり、安定することがなかなか難しい疾患です。

以前からお越しの女性Mさん、病院からは抗不安薬や気分安定させる薬など3種類をもらわれて服用されていましたが、これ以上は西洋薬を使いたくないので漢方薬を併用されていました。

症状は、朝起きられない、少し家事をするだけで疲れて後は寝てしまう、夕方に熱っぽくなる、出かけるのはおっくう、何もやりたくない、冬は寒くなると動けなくなる、時に気が昂ぶって落ち着かない、など様々な症状がありました。

この疾患は西洋薬でも漢方薬でも容易に改善することはなく、長期間の服薬が必要ですが、せめて西洋薬が増えていくのを防ぐことが大切です。

漢方薬は、半夏厚朴湯、逍遥顆粒、甘麦大棗湯など、状況に応じて様々な種類をお使いいただき継続されていました。

その後顕著な変化が見られないので一旦漢方薬を中断されたのですが、この春先は気分が昂ぶって寝付かれず、以前にお使いになっていた<温胆湯>の残りを使うと睡眠が良くなったとの連絡をいただき、また温胆湯を再開することになりました。

薬物療法や心理療法などの治療法に加えて、規則的な生活リズムを整えるために睡眠は大切な要素です。
少しでも改善方向に向かえばと思っています。
untan.jpg

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: 未分類 タグ: 双極性障害, 睡眠, 躁うつ病

ナツメが実りました

2014年9月29日 by 健伸堂

秋はたくさんの果実が実りますが、当店でもナツメの木に実がつきました。
ナツメの実は少し硬いですが、少し甘く、昔はおやつ代わりに食べたものです。

漢方では乾燥したものを<大棗>といい、胃腸の働きを助け、気分を安定させ、鎮静作用もあります。
代表的な漢方薬に<漢方薬K>があり、ヒステリーや不眠症、不安症、更年期障害などに使います。

またナツメの種は<酸棗仁>といい、鎮静作用・催眠作用があるので<漢方薬S>の主薬となっています。

身近な植物が、漢方薬にたくさん使われているのです。

natsume.jpg

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: 未分類 タグ: ナツメ, 大棗, 安神, 睡眠, 酸棗仁, 鎮静

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

不妊でお悩みの方に
不妊情報サイト
「漢方でママになる!」

最近の投稿

  • 更年期の舌痛症と漢方薬
    更年期の舌痛症と漢方薬
  • 声がれの漢方薬
    声がれの漢方薬
  • 舌痛症の改善に漢方薬  2
    舌痛症の改善に漢方薬  2
  • 房室ブロックによる徐脈の漢方
    房室ブロックによる徐脈の漢方
  • 舌痛症の改善には漢方薬 1
    舌痛症の改善には漢方薬 1

タグ

のぼせ むくみ めまい アトピー アレルギー ストレス ニキビ 下痢 不安感 不眠 乾燥 便秘 倦怠感 冠元顆粒 冷え症 加味逍遥散 動悸 半夏厚朴湯 吐き気 咳 夏バテ 多汗 婦宝当帰膠 子供 心脾顆粒 更年期 柴胡加竜骨牡蠣湯 桂枝加龍骨牡蛎湯 水毒 湿疹 漢方 漢方薬 牛黄 痰 緊張 耳鳴り 自律神経 花粉症 蕁麻疹 血流 衛益顆粒 頭痛 頻尿 高齢者 麦味参

カテゴリー

2025年8月
月 火 水 木 金 土 日
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
« 7月    

アーカイブ

Copyright © 2025 漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】.

omega-child WordPress Theme by