高齢者の夜間頻尿
高齢になるにつれ夜間の排尿回数は増えてきます。原因は冷えや膀胱の畜尿力の低下など、漢方で言うところの<腎虚>が進むためです。
77歳のOさん、長い間夜間の排尿が3回~5回の頻尿のため、睡眠が障害され、身体の疲れが取れませんでした。その他、胃が弱い、口が渇く、のぼせやすい、脚がしびれる、夕方に微熱っぽくなるなど、腎虚の症状が見られました。
そこで体質は<腎陰虚>と考え、亀板やべっ甲を含む健康食品をお使いいただきました。
1週間後、夜間排尿が1回になり、それによって睡眠時間が長くなり、朝起きがずいぶん楽になったと報告いただきました。
一般的に高齢者には<八味丸>がよく使われますが、この方の場合は、腎陰虚タイプで、身体の潤いが減少し、ほてりやのぼせが出やすい、口が渇く状態でしたので、亀板製品がぴったり合ったようです。
亀板やべっ甲は<陰を補う>身体の潤いを増す生薬で、高齢者には適している生薬です。

上から見た彼岸花
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