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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

eGFR

腎機能低下の改善

2023年10月10日 by 健伸堂

60歳のTさん、腎機能をあらわすクレアチニンやeGFRの値と、尿酸値が悪化し始めたので相談にお越しになりました。

過去3年間の変化を見ても腎機能低下が進んでいました。

症状は、指の痺れがある、腰痛、脚の違和感などがあり、少し肥満タイプで舌診では血流が良くない状態が見られました。

漢方では、痰濁お血(身体に水分が滞留し血流を阻害している)状態と見られました。

そこで腎機能を助ける、活血剤や化痰剤、利水剤などをお使いいただきました。

その後時々血液検査を受けていただき、関連するデータの経過を見ていたのですが、数値が上がったり、下がったりするので不思議に思っていたところ、検査を受けられた医療機関が異なっていることに気づきました。原因はクレアチニン測定の試薬の違い、分析機器などによって誤差が出ていると思われました。

検査値の経過を見る場合、同じ医療機関で継続してデータの変化を見ていくことが大事です。

Tさんの場合は、同じ医療機関でのデータ変化をみると、クレアチニンなど関連データが下がってきていて安心しました。

栗の季節ですね

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カテゴリー: 腎臓病 タグ: eGFR, クレアチニン, シベリア霊芝, 冠元顆粒, 尿酸値, 温胆湯

慢性腎臓病と漢方

2021年3月25日 by 健伸堂

年齢とともに腎機能低下を招く方は成人の8人に1人いるともいわれます。

その原因は、糖尿病や高血圧、肥満、メタボリックシンドローム、食べ過ぎや運動不足といった生活習慣などにあるようです。

しかし、特にこれらの疾患が無くても、老化現象としての腎臓病の方もおられます。

84歳のFさんは15年前にC型肝炎が見つかり、その予後も考えて煎じ薬を服用しておられました。その後腎機能の低下も見られたので、4年前に相談を承りました。

当初は、クレアチニン0.93 尿素窒素22程度で少し高めでした。

そこで漢方薬は、オウギ製剤、柴胡剤、自己免疫を調整するもの、血流をよくするものなど、血液検査結果に合わせて種類と量を調整していきました。

その後少しづつ変化が現れ、最近はクレアチニン0.8、尿素窒素19、eGFR 50程度で安定し、肝機能も正常範囲を保っています。

80歳のEさんは、甲状腺を摘出された後いくつか服薬されていましたが、2年ほど前から腎機能低下が現れ、相談に来られました。

当初は、クレアチニン1.2 尿素窒素37 eGFR 30~40程度でした。

そこで漢方薬は、オウギ製剤や自己免疫を調整するものを主にお使いいただきました。
結果、最近はクレアチニン0.8 尿素窒素26 eGFR 50 程度に安定してきました。

腎機能低下が酷くなると透析などが必要になりますが、漢方薬によってQOLが保てることで人間らしい生活や人生を楽しむことが出来ます。

なお、原因となる疾患がある場合は、その疾患を改善する漢方薬を考える必要があります。

満開の雪柳がきれい

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カテゴリー: 腎臓病 タグ: eGFR, オウギ製剤, クレアチニン, 柴胡剤, 活血剤

慢性腎臓病

2018年12月25日 by 健伸堂

慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓の障害が慢性的に続いている状態のことをいいます。特に症状がなくても、腎機能が低下しているケースもあります。

81歳のFさん、15年前にC型肝炎のキャリアであることがわかりました。
その後、腎機能も低下傾向にあり、漢方薬を服用されていました。
しかし改善の様子が見られないので、相談に来られました。

血液検査結果は、クレアチニン0.9、尿素窒素22、eGFR(推定糸球体濾過量)は40前後で推移していました。
見た目は元気で、症状は聴力の低下や、耳鳴りがする程度でした。

そこでまずは腎機能を高める漢方薬を服用いただき、データの変化を見ていきました。

そして半年後、Fさんに適する処方を絞り込み、<黄ぎ> <丹参> <柴胡> などで構成される漢方薬をお使いいただきました。

さらに継続していただいた結果、データはすべて正常域に入り、クレアチニン0.7、尿素窒素18、eGFR52 までに治まり、医師にも喜んでいただいたとのことでした。

高齢による腎機能低下は避けられませんが、漢方薬によって

・血流をよくして腎負担を軽減

・生薬の黄ぎで、腎臓の細胞活性化

・免疫系の正常化

などを考えることで、機能低下を軽減することが可能となります。


この1年お世話になりました、薬の神様・少彦名神社

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カテゴリー: 腎臓病 タグ: eGFR, オウギ, クレアチニン, 丹参, 慢性腎臓病

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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