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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

アトピー

子供のアトピー性皮膚炎

2024年4月2日 by 健伸堂

9歳の女の子Sさんは4歳のころから皮膚トラブルが始まり、6歳の時にさらに悪化し、ステロイドを使われない皮膚科を受診しましたが、その後症状は繰り返すので相談に来られました。

症状は、子供特有の関節部位や手の甲の発赤、乾燥、湿潤、などが見られました。
体温は高く、身体が温まると痒みが増し、掻いてしまうと浸出液が出る状態でした。

胃腸のトラブルなく、その他の症状は見られなかったので、まずは滋陰清熱、益気固表、などの漢方薬を用いました。

また、湿潤が酷くなったときには、清熱利湿排毒の薬に変えて経過を見てきました。

その後1か月半経過し、発赤や痒み、湿潤も改善し、治まってきました。
元々乾燥肌体質のため、根本治療として滋陰清熱薬と少量の活血薬を中心に継続しています。

皮膚トラブルの改善には、症状の変化に合わせて細かく対応することが大切です。
また、新しい皮膚の再生のために、少量の活血薬を併用することも必要です。

Sさんも頑張って漢方薬を飲んでいたので早い改善がみられ、喜んでいただきました。

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白梅が満開

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アトピー性皮膚炎の漢方薬

2023年10月24日 by 健伸堂

28歳のFさん、元々小児アトピーがあり、最近は乾燥、赤み、痒みが首周囲、背中、手掌に発症しました。

今までも春先の身体が温まる時期や乾燥時期に悪化傾向があり、その時はステロイドをお使いになっていました。

その他の症状としては、肩こりや頭痛、冷え症で、舌診ではやや紫舌で血流が良くない体質でした。

そこで血流を改善する漢方と、皮膚の乾燥を軽減して痒みを抑える漢方薬を併用しました。

2週間後、赤みは軽減し始め、2か月後には赤みも痒みも治まりました。

秋から冬にかけては更に乾燥が強くなると思われますので、しばらくは経過をみています。

アトピー性皮膚炎の改善ポイントは、皮膚の状態改善以外に、元々の体質的な原因を改善をすることが根本治療になります。
例えば、胃腸機能を高めることや血流を良くすることなどです。

Fさんの場合は、血流が良くない体質ですので、血流を良くする漢方薬を併用することによって早期に改善したと思われます。

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白いフジバカマ

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アトピー性皮膚炎の漢方

2023年9月19日 by 健伸堂

子供のころからアトピーだった22歳のKさん、ステロイド外用薬を長期間使われて脱色などのトラブルが出始めたので、漢方に切り替えようと相談をお受けしました。

症状は、全身に紅斑があり、痒疹のような痒み、時には蕁麻疹も出やすくなっていました。

その他には、下痢しやすい、食べても太らない、皮膚は乾燥、汗は少ない、などで胃腸が弱いことが明らかでした。

そこで根本治療は胃腸機能を高め、皮膚の防御力をたかめることとし、さらに痒疹に対しては滋陰清熱薬を併用しました。

1ヵ月後、おなかの調子は良くなり、湿疹の状態が改善してきました。
2か月後には痒みがかなり治まり、蕁麻疹が出なくなり皮膚の状態は良くなりました。

今後も季節の変化に合わせて漢方薬は変わりますが、体質改善の元となる胃腸機能だけは長期にわたり改善していく予定です。

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伊吹山

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アトピー性皮膚炎と食養生

2023年6月2日 by 健伸堂

40歳のNさん、子供のころからアトピー性皮膚炎で、冬は乾燥し、夏は湿潤状態を繰り返していました。

また仕事も忙しく、ストレスも多く、それも悪化要因になっていました。

当店には10年以上前からお越しいただき、症状に合わせて様々な漢方薬をお使いいただいていましたが、あるとき食生活の話をお伺いしたところ、1日2食の簡易な食事が続いていて、皮膚の栄養不足が大きな要因になっていると思われました。

そこでまずは食生活をしっかり立て直すことをお話しし、特にたんぱく質やビタミン、ミネラル成分を摂取するようにしていただきました。

食生活はなかなか変えることが難しいものですが、皮膚のトラブルを軽減するにはそれが最優先になることをお話ししました。

その後1日3食を目指し、朝は野菜ジュースなどの手軽なものではありましたが、少しづつ改善されるとともに、皮膚トラブルも軽減してきました。

漢方薬は基本薬を決め、肌に潤いを保持するための補陰薬と、血流を良くして皮膚の代謝を高める活血薬の2種類としました。少量で気長にお使いいただき、皮膚の状態は安定してきました。

季節の変わり目には少し悪化するため、短期間だけ他の薬を使うこともありますが、きれいなお肌が維持できています。

食養生の大切さを実感できた事例です。

皮膚トラブルもご相談ください。

投稿:古村 学

梅の季節

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手湿疹に漢方

2023年1月11日 by 健伸堂

手湿疹は主婦湿疹ともいわれるように、水を使う頻度が多い主婦や、美容師さん、調理師さんなどからご相談を受けますが、その他の職業の方にも見られます。

25歳のKさん、元々アトピー体質で、学生時代も少し発症していましたが、社会人になってから機械油に触れることが多くなり、手湿疹が悪化しました。

症状は、手の甲に発疹ができ、温まると痒みが増す、掻くと湿潤し、その後カサブタ状になる、元々が乾燥肌、春秋に悪化しやすいとのことでした。
その他、舌診や胃腸などには特徴的なことはみられませんでした。

そこで、漢方薬は夏の時期に清熱薬と、湿潤を予防するための利湿薬を使っていただきましたところ、1か月後には少しづつ症状が改善してきました。

その後秋になり、乾燥が気になりだしたので、滋陰清熱薬と、血流を良くして皮膚の保湿再生を目的に活血薬を併用しました。

季節による影響を軽減することで、良い状態を維持できています。

過去に美容師さんの対応をしたときは、仕事で洗剤や薬品を頻繁に使われるために、漢方薬で良くなってもすぐに悪化を繰り返すこともありましたが、手袋などを使って保護できる方の場合は、様々な対応が可能です。

投稿者:古村学

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伏見稲荷大社 千本鳥居にて

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子供の乾癬

2022年9月3日 by 健伸堂

7歳の女の子 Kさんは、6歳頃から膝や足首などに赤みが強い丘疹が発症、時には湿潤し、痒みも酷くなりました。

病院の診断ではアトピー性皮膚炎とのことで、ステロイドや抗ヒスタミン剤が出ましたが、1年間症状は繰り返して変わらず、漢方相談に来られました。

体質は、元々乾燥肌で、花粉アレルギーがあり、母親も子供のころにアトピー症状があったとのことで、遺伝性要因が大きいかと思われました。

漢方薬は、十味敗毒湯や三物黄ごん湯、温清飲などの皮膚病薬や、乾燥を改善する滋陰剤、過剰免疫を軽減するものなど、状態に応じて幾度も変更し、お使いいただきましたが、良くなったり、悪化したりを繰り返し、なかなかスッキリとは治まりませんでした。

そこで元々の体質を再度見直すことにし、舌診で血流がよくないこと、肌が乾燥していること、皮膚色がやや暗いことを考え、末梢血流を良くするような漢方薬を少量併用することにしました。

その後、皮膚の色が明るくなるとともに、炎症は治まり、湿潤が出なくなりました。

さらに、治療薬ばかり使うのでなく、肌を再生するようなものが必要と考え、健康食品を併用するとさらに肌の状態は改善してきました。

まだ完治には至りませんが、症状改善薬から、根本治療薬、体質改善薬に移行する時期かと考えています。

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投稿者:古村学

庭のブルーベリーが実りました

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アトピーの悪化

2019年8月31日 by 健伸堂

アトピー性皮膚炎で以前からお越しのTさん、半年以上症状が治まっていましたが、5月に入って急に悪化しました。原因は旅行での疲れや、バイトでの疲れが重なったようでした。

症状は、首周囲が真っ赤になり、肘や手首が乾燥強く、いずれも強い痒みがありました。その後顔に熱がこもったような感じになり、頬の部位が少しジクジクしてきました。

そこで、まずはこもる熱をさますことを目的に<漢方薬SE>や<漢方薬SR>をお使いいただきました。

2週間お使いいただいた後、少し熱感が軽減してきましたが、顔の乾燥感が強くなったため、上の熱をさまし、乾燥を軽減する<瀉火補腎丸>に変更しました。

その後は少しずつ赤みも治まってきました。

アトピーは、気候や環境要因で悪化と寛解を繰り返しますが、症状に合わせて使う漢方薬が決まっていれば、早い対応が可能になります。

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カテゴリー: アトピー タグ: 環境要因

春の皮膚炎

2018年5月11日 by 健伸堂

3月~4月の時期、陽気が増してくるため皮膚病のご相談が増えました。

26歳の女性Aさん、子供の頃からアトピーでしたが、3月になって赤み、痒み、湿潤状態が一気に出てきました。

ステロイドは使われず、スキンケアで対応されていましたが、漢方薬も併用したいとのご相談でした。

症状は比較的軽度でしたので、湿潤を改善する<利湿薬>と、腸の状態を良くして皮膚を良くする考えで<漢方消化薬>を併用していただきました。

2週間後、痒みが軽減し睡眠も良くなったのですが、乾燥がまだ強いので、お薬を変更し<当帰飲子>などを加えました。

少しずつ肌の状態は落ち着いてきたので、そのまま継続中です。

皮膚病は腸管の状態と関連しているため、必ずおなかの状態を考えながら漢方薬を決めていくことにしています。

山に咲くシャクナゲ

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カテゴリー: アトピー, 湿疹 タグ: アトピー, 五行草, 腸管, 陽気

皮膚症状と便秘

2017年5月12日 by 健伸堂

湿疹やニキビなどの皮膚トラブルでお越しの方の多くが便秘をともなっています。
便秘のために腸内に熱がこのり、その熱が皮膚を赤くしているケースです。

この場合は、まずは便通をつけて熱を外に排出する必要があります。
例えば<清営顆粒>などが適応するタイプです。

しかし、元々冷え症で、身体の内部は冷えているのに、表皮だけは赤みを帯びている場合は、
清熱作用の薬は使えず、潤腸作用の<麻子仁丸>などを使います。

すでに便秘薬をたくさん使われていて、それでも便秘の方にはこれ以上便秘薬を使うこともできませんので、<酵素食品>などを使い、便通を良くします。

人間は生まれながらに持っている生命力<先天の本>に対して、<脾胃>すなわち胃腸系の働きである消化吸収によって気血が生まれ、生命が支えられているということを<後天の本>といいます。

脾胃は生命の源であり、脾胃が衰えることで様々な疾患の原因になると考えますが、皮膚病もその根源は胃腸の健康にあると考えます。

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酒さの漢方

2016年12月9日 by 健伸堂

酒さの原因は一般的には毛細血管の増殖による赤みと言われます。
ただ、皮膚科でも、酒さなのか、のぼせなのか、ニキビのような皮膚炎なのか、判断もまちまちのようです。

漢方では、発症の経過や体質的な原因で、様々な対応が可能です。
例えば、

1、炎症があって化膿傾向があるような<実熱>の場合は清熱解毒剤や解表剤をもちいる

2、熱が昇って乾燥して赤みがある場合は、熱の上昇を抑えるものや、のぼせをとるもの

3、ストレスが原因で気が上衝し、熱が昇っている場合は、気を引き下げる

など、様々な方法があります。

34歳の男性、3年前に酒さと診断されました。
アレルギー体質で、オイリー肌、脂質食で悪化、して皮膚科2件と漢方薬局に行かれていましたが改善せず、お越しになりました。

お聞きすると、今までに<荊芥連翹湯>や<黄連解毒湯>など代表的な漢方薬を使われたのですが改善しませんでした。

そこで、体質が表虚で陰虚陽亢のタイプでしたので、衛気を強める<衛益顆粒>や清熱補陰の<瀉火補腎>をお使いいただきました。

1か月後かなり赤みが引いて、きれいになってきました。
このまま続けると完治すると思われます。

やはり体質を正確に把握することで、容易に改善に向かうケースが多々あります。

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カテゴリー: アトピー タグ: 実熱, 肝鬱, 酒さ, 陰虚
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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