健伸堂

MENU
  • メール相談
  • ご来店予約
お問い合わせは…075-353-7600
不妊・女性のご相談の方 宇治本店をお探しの方
  • HOME
  • 健伸堂とは
  • 漢方を知る
  • こんなお悩みの方に
  • 不妊でお悩みの方に
  • ご相談
  • 店舗のご案内
  • 漢方薬のご紹介
  • FAQ
漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

拡大する新型コロナウイルス感染

2020年4月10日 by 健伸堂

武漢に端を発した感染症、中国では都市封鎖など厳しい対応で少し落ち着いた感じがしますが、日本は世界からも規制が弱すぎると批判されるほど、<のんびり>しています。

中国では、発生後間もなく中国の中医師(中医学専門の医師)が多数に武漢に入り、中医学的治療を行い、それによって分かった症状の特徴や、中医学的処方(煎じ薬)がたくさん考えられ、マスコミにも発表されました。

日本では薬機法によって、これらを作り販売することはできませんが。現在のように症状が出始めてからPCR検査を受けられるまで数日間を要する場合や、検査すら受けられない方が多数おられ、なにもせずに不安な時間を過ごされている間、少しでも進行を抑えることができればと思います。

何が効くか不明な状況ですが、これは漢方だけでなく西洋医学でもいろいろな薬が試験的に使われているのと同じです。

漢方薬は慢性疾患に使うとか、体質改善に使うとか思われがちですが、今回のような急性疾患にも中国ではたくさん使われています。

法律も見直してほしいものです。

参考

中国の新型コロナウイルス肺炎診療ガイドライン 試行第7版
http://dl.med.or.jp/dl-med/kansen/novel_corona/covid19plan_v7.pdf

中国の新型肺炎患者5万人の大半、中医学治療で回復
https://www.afpbb.com/articles/-/3272966

COVID-19感染症に対する漢方治療の考え方(日本感染症学会)
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/news/gakkai/covid19_kanpou_0319.pdf

公園での一息

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: ちょっと一息コラム タグ: 中医学, 新型コロナウイルス

過敏性腸症候群にも漢方

2020年3月23日 by 健伸堂

過敏性腸症候群は、検査をしても炎症や異常が見つからないが、下痢や便秘、腹痛などを生じる疾患で、若い方によくみられます。

漢方では、緊張を緩和するものや、腸の過敏な動きを緩和する薬を使い、比較的短期間に改善が見られます。

25歳の女性Mさん、昨年に勤務地が移動になり、電車通勤途上に電車が止まったのをきっかけに、症状が出始めました。

元々胃弱でしたが、さらに朝方の腹痛や下痢、胃もたれ、不安感、気分はユーウツで、相談に来られました。

そこで気分をリラックスして緊張を緩和するため、心血を補う<遠志>や<酸棗仁>の含まれる漢方薬と、下痢を改善する漢方薬を併用いただきました。

1か月ご、胃痛はなくなり、下痢もかなり改善してきました。
電車中の不安感も軽減し、気分も楽になってきました。

精神的な落ち着きが症状を軽減し、症状の軽減がまた気分を安定させてくれる、 という良い循環が生まれてくると、改善がさらに早くなります。

漢方薬が得意とする症状のひとつです。

お気軽にご相談ください。

鮮やかな椿の花

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 便秘・下痢・軟便, 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 下痢, 健脾散, 心脾顆粒, 腹痛, 過敏性腸症候群

心房細動による不整脈

2020年3月16日 by 健伸堂

60歳のTさんは心房細動による不整脈が2年前から酷くなり、アブレーション治療を受けられました。その後も治まらず昨年も再度治療を受けられましたが、症状は治まらないので相談にお越しになりました。

症状は、胸苦しい、それに伴い咳が出る、肩が詰まる、自覚的に脈が飛ぶのを感じる、などでした。

舌診では<淡舌>で血液不足、脈診では<細弱>、漢方でいうところの気血両虚・心気陰両虚が伺われました。

そこで体質改善も考え、補血剤や、利水滲湿薬をお使いいただきました。

1か月後、あまり変化はないので、お薬を変更し、<炙甘草湯>などをお使いいただきました。

2か月後お越しいただいたときは、心房細動が減ったようで、胸苦しさも軽減してきました。
舌診と脈診でも、少し変化が出ている状況が見えました。

なかなか難しい疾患ですので、時間がかかるとは思いますが、少しでも楽になればと期待しています。

ご相談はこちらからどうぞ

今年も満開・ボケの花

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 動悸, 狭心症・心臓のトラブル タグ: アブレーション, 不整脈, 婦宝当帰膠, 心房細動, 木防已湯, 炙甘草湯

幻聴と幻覚

2020年3月2日 by 健伸堂

統合失調症による幻覚と幻聴で、イライラして暴れることが増えたMさん、向精神薬が効きにくくなり漢方で対応できないかと相談をお受けしました。

病院では、漢方薬が処方されたのですが、あまり効果がありませんでした。

詳しくお聞きすると、思い悩むことが多い、寝つきが悪い、夢が多い、など、舌診では<紅舌=やや気が上りやすい> <白膩苔=水分摂取が多く、おなかに滞留している>とみられました。

そこで、漢方薬は、気分をリラックスさせ、気が上がるのを軽減する漢方薬をお使いいただきました。

まずは2週間お使いいただいた結果、イライラが治まり、暴れれこともなく、幻聴も少し減ってきました。

その後しばらく安定していましたが、季節の変化とともに再び悪化してきたため、さらに安定させる漢方薬を少し加えたりしながら様子をみています。

いずれにしても時間をかけて安定させることができるかと思います。

ご相談はこちらからどうぞ

いつ見ても美しいおひなさま

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 自律神経失調症 タグ: 幻聴, 幻覚, 抑肝散, 桂枝加龍骨牡蛎湯, 統合失調症

薬の副作用による幻覚症状

2020年2月22日 by 健伸堂

パーキンソン病を15年来患っておられるKさん、薬の効きが悪くなるとともに、副作用で幻覚や幻聴が出始めました。
時には幻覚と現実の区別がつかないこともありお困りでした。

また長期の疾患で気分は不暢、頭痛や肩こりがひどく、睡眠も浅く夢が多いとのこと、舌診では<血お=血流が良くない> <白苔=水分代謝が良くない>という状態でした。

そこでまずは幻覚に使われる漢方薬や安神薬をお使いいただきました。

1か月後、虫のような幻覚が軽減され、睡眠も良くなりました。

そこで根本治療を考え、肩こりを軽減して、脳血流を良くする漢方薬をお使いいただいたところ、逆に幻覚が悪化したので中止、再び元の漢方薬に戻すことになりました。

パーキンソン病は、神経細胞の中に特定のタンパク質が凝集して溜まることが原因と言われ、脳血流を改善し、細胞の活性化を図ることが必要と考えますが、まずは標治(お困りの症状を改善すること)から始め、その後に本治(根本的治療)にしていくことになりそうです。

長い間の疾患ですので、時間がかかるかと思われます。

ご相談はこちらからどうぞ

鮮やかな蝋梅

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 副作用, 幻聴, 幻覚, 抑肝散, 柴胡加竜骨牡蠣湯

冷飲とアレルギー

2020年2月21日 by 健伸堂

中国にお住いのKさん、ご主人が昔からアレルギー症状がひどいので改善できないかとのご相談をお受けしました。

体格は標準的で、スポーツマンだが、鼻水や鼻閉があり、くしゃみも多く、疲れやすいとのことでした。
また日頃から冷たい飲み物が好きで、中国で温灸を受けると楽になるとのこと。

そこでまずは益気固表の漢方薬をお持ち帰りいただいたところ、とてもよく効き、長い間の症状がすぐに楽になりました。

そして先日、ご本人が日本にお越しになり、舌診をしたところ、胖大舌で微白苔、おなかに水分が滞留している状態が見られました。

中国の方は、生野菜を摂らず、温野菜や炒め物がほとんどと思っていましたが、ビールや刺身などの冷飲や冷食が好きな方もおられることを知りました。

最近は子供の多くに鼻炎やアレルギー症状が見られますが、その原因は冷飲・冷食によるものが多いと考えられます。

時代とともに食生活も変化し、人間も変わっていくことを実感しました。

ご相談はこちらからどうぞ

色鮮やかな南天実

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: アレルギー タグ: くしゃみ, アレルギー, 冷食, 冷飲, 衛益顆粒, 鼻水

慢性頭痛が改善しました

2020年2月14日 by 健伸堂

頭痛は多くの方に見られますが、慢性的になると辛いものです。

25歳のŞさん、10年以上前からの頭痛もちで、特に3年前からストレスが原因で頭痛の頻度が増えました。

多いときは毎日発症し、頭痛薬を服用しておられましたが、乱用はしたくないので漢方相談に来られました。

頭痛は目の奥から始まり、頭はガンガンする、頭痛時は吐き気を伴う、寒い時期に起きやすい、のぼせやすい、少し気分不安定、むくみやすい、などでした。

舌診では、<白膩苔=水分が多く滞留している>のが特徴的でした。

そこで漢方薬は、身体を温め代謝を高める漢方薬や滞留する水分を軽減する<茯苓飲>、ストレス頭痛を治める<清上蠲痛湯>などをお使いいただきました。

2週間後、頭痛の頻度が軽減し、むくみの減少、軟便の改善などが見られました。
1か月後にはさらに症状が軽減、頭痛薬も不要になりました。

結果からみてŞさんの頭痛は、冷えもあって水分が滞留しているため、さらにストレスが血流を悪化させているために起きているものと考えられました。

以前にも書きましたが、<気滞> <血於> <水滞> <寒凝>などが原因の頭痛には、症状改善薬と根本治療薬の併用で、短期間でよくなるケースがあります。

ご相談はこちらからどうぞ

白梅がきれいです

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 頭痛・偏頭痛 タグ: 婦宝当帰膠, 寒凝, 気滞, 水滞, 清上蠲痛湯, 茯苓飲

三叉神経痛の痛み

2020年2月8日 by 健伸堂

59歳のHさん、数年前から三叉神経痛の痛みが時々ありましたが、昨年末頃から痛みがひどくなりました。
心配になり脳神経外科の診察を受けられましたが、特に異常はなく、神経痛だろうとの診断でした。

そこで漢方薬が良いのではと相談に来られました。

詳しくお聞きすると、寒くなってから悪化し、朝起きの時間帯に発症、肩こりや冷えがある、洗顔の時に痛みやすい、などでした。

舌診では、淡舌で血液不足、少しストレスを受けやすく、おなかも冷えている状態でした。

そこで、身体を温め、補血する<婦宝当帰膠>と<清上蠲痛湯>をお使いいただきました。

1週間後、痛みは少なくなり、3週間後には時々痛む程度まで改善しました。
あと少しで完治するものと思われます。

清上蠲痛湯は、女性に見られる頭痛や神経痛によく用い、
<気滞:ストレスで気がとどこおる>
<血於:血流が良くない>
<水滞:水分が滞留しやすい>
<寒凝:冷えがたまっている>

などのタイプに用い、温めて、水分の巡りや血の巡りを良くすることで痛みを改善するものです。

三叉神経痛には、漢方薬Gや漢方薬Sがよく使われますが、個々の体質によってたくさんの対応方法がありますので、原因を見極めることが大切です。

ご相談はこちらからどうぞ

ボケの花=果実は生薬の木瓜

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 神経痛, 頭痛・偏頭痛 タグ: 三叉神経痛, 冷え, 婦宝当帰膠, 清上蠲痛湯, 頭痛

メニエール症候群

2020年2月5日 by 健伸堂

メニエール症候群に対する治療は、ステロイドやイソバイドなどがよく使われますが、漢方ではその原因によって漢方薬は異なり、多くの種類があります。

原因としては、肝鬱(ストレスなど)、水滞(水毒)、気虚(元気不足)、血お(血流不良)などいくつもあります。

この漢方的な原因を的確に捉えられば改善は早いです。

65歳のYさん、昨年に回転性めまいを発症し、その後なかなか改善せず、相談に来られました。

症状は、ブーンという耳鳴りが朝方に酷い、耳閉感がある、音が響く、肩こりが酷い、不安感がある、寝つきが悪い、色白、などでした。

舌診では、淡紅舌、微白苔で、比較的健康体でした。

Yさんは親の介護もあり、ストレスが多くそれが原因かと考え、<心血虚>に使う<漢方薬SP>をお使いいただきました。

2週間後変化ないので再考し、ブーンという音や、肩こりが酷い、不安感があるとのことから、<漢方薬SK>や肝陽上亢を改善する漢方薬CHをお使いいただきました。

2週間後、耳鳴りは小さくなり、耳閉感はとれて、音の響きもなくなりました。睡眠も良くなったとのことでした。

結果、ストレスと不安感から<肝気>が昇り、肩がつまり、頭部の巡りが悪化していたためと思われます。

もうしばらく継続すると完治するものと思います。

その方の状況や原因をしっかり捉えることで、改善も早くなった事例でした。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: めまい タグ: めまい, ストレス, 水毒, 肝鬱

がんこな便秘

2020年1月25日 by 健伸堂

便秘は女性の多くに見られます。
その程度は様々で、便秘薬を必要としない方から、慢性的な便秘で気にならない方もおられます。

当店では、漢方の便秘薬といえども出来るだけ使わないで、他の方法、例えば食べ物や食物繊維、あるいは腸を潤す当帰製剤などを考えるようにしていますが、どうしても使わざるを得ない方もあります。

60歳のKさん、安定剤などを飲まれているせいもあって、昔から頑固な便秘でした。

医院や当店からの便秘薬を使われていましたが、桃核承気湯や大甘丸は効き目が弱く、センナ製剤は強すぎて安定せず、ご自身で使われていたアロエはいつ効くかわからないとのこと、なかなか安定しませんでした。

そこで再考し、駆お血剤と清熱瀉下剤が組み合わさった丸剤をお使いいただきました。
その結果、長い間安定しなかった便通が、安定して排泄できるようになりました。

なお、便秘の原因を漢方では、<脾胃実熱> <気滞> <脾気虚> <血虚> <血お> などに分類しそれぞれに対応する漢方薬を使いますが、Kさんの場合は複合的で、良い方法に行きつくまで少し時間を要しました。

色鮮やかな寒つばき

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: のぼせ, 便秘・下痢・軟便 タグ: 便秘, 清熱, 駆瘀血剤、
« 前へ 1 … 24 25 26 … 178 次へ »

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

不妊でお悩みの方に
不妊情報サイト
「漢方でママになる!」

最近の投稿

  • 汗が出にくい
    汗が出にくい
  • 口中異常感症の漢方
    口中異常感症の漢方
  • 甲状腺機能亢進症の漢方
    甲状腺機能亢進症の漢方
  • 更年期の舌痛症と漢方薬
    更年期の舌痛症と漢方薬
  • 声がれの漢方薬
    声がれの漢方薬

タグ

のぼせ むくみ めまい アトピー アレルギー ストレス ニキビ 下痢 不安感 不眠 乾燥 便秘 倦怠感 冠元顆粒 冷え症 加味逍遥散 動悸 半夏厚朴湯 吐き気 咳 夏バテ 多汗 婦宝当帰膠 子供 心脾顆粒 更年期 柴胡加竜骨牡蠣湯 桂枝加龍骨牡蛎湯 水毒 湿疹 漢方 漢方薬 牛黄 痰 緊張 耳鳴り 自律神経 花粉症 蕁麻疹 血流 衛益顆粒 頭痛 頻尿 高齢者 麦味参

カテゴリー

2025年9月
月 火 水 木 金 土 日
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
« 8月    

アーカイブ

Copyright © 2025 漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】.

omega-child WordPress Theme by