不眠の漢方は様々
不眠の原因はたくさんあり、一般的には運動不足やストレス、アルコールの影響などが言われますが、漢方ではその原因だけでなく、体質や、不眠の状態などによって漢方薬を選びます。
例えば、
・寝つきが悪い
・中途覚醒が多い
・早朝覚醒する
・上半身が熱くなる
・夢をよく見る
・寝ると不安感や動悸がする
・考え事で頭がさえる
などがあります。
■35歳の男性 Aさん
仕事が忙しくストレスも多いためか、寝ようとすると動悸がしたり、心臓の拍動音が気になり、寝付けないことが増えてきました。
夜間はリラックスできるようアルコールも摂っていましたが、それでも寝付けず、漢方相談を受けました。
Aさんは元々神経質な面があり、ストレスを受けやすいタイプで、漢方では<肝鬱心虚>タイプと捉え、柴胡加竜骨牡蛎湯をお使いいただきました。
この漢方薬は、自律神経を安定させ、動悸を治め、アルコールによる水分の滞留を改善する作用があり、Aさんにはぴったり適合し、睡眠は改善しました。
■49歳の女性Oさん
冬の寒い時期なのに、睡眠時に上半身だけが熱くなって目覚め、その後なかなか寝付かれないとのご相談でした。
年齢的には更年期の時期、昼も急に熱くなったり、寒くなることもありました。
日常的にイライラは多く、少しのぼせ気味のようで、舌診では紅舌で赤みが強くありました。
そこでこの状態はホルモンバランスの影響による<陰虚火旺>と捉え、上焦の熱を冷ます、黄連阿膠湯をお使いいただきました。
その後は短期間で改善して睡眠も良くなりました。
不眠に使う漢方薬は他にも、酸棗仁湯、温胆湯、抑肝散、帰脾湯など日常的にも20種類以上を使い分けています。
タイプを合わせることで、ほぼ即効性で効果が見られます。
ご相談ください。

100年以上前のお雛様
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