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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

顎関節症の漢方

2020年5月16日 by 健伸堂

あごが痛い、あごがカクカク音がする、口が開きにくいなどの症状があれば、顎関節症が疑われます。

65歳のNさん、昨年からあごの痛みが増し、口が開けにくい症状がありました。
病院で顎関節症と診断を受けてマウスピースを使われていましたが、改善することなく相談に来られました。

Nさんは以前にも圧迫骨折をしたり、逆流性食道炎を患ったりしていましたが、特に大きなストレスもなく、現在は肩こりが酷くて辛いとのことでした。

そこでまずは頸部の緊張を緩和するよう、葛根加朮附湯などをお使いいただきました。


1か月後、あくびをしても痛かったのが、ほとんど痛みがなくなりました。


2か月後には、食事や口を開くときも、痛みはなくなり、漢方薬も減量することになりました。

この症状も漢方的な原因を正確にとらえることができれば、改善は早くなります。

顎関節症の原因としては、Nさんのように肩こりや頭痛、筋肉の疼痛などを生じる、関節部の筋の緊張や ストレスやうつ状態により筋肉の疲労を起こしている場合、関節部の器質的変形などがあります。

漢方では<痺症>といい、邪気が経絡を塞いで、気血が巡らなくなった状態に相当します。

改善方法は、凝りをとる、血流を良くする、気を巡らせる、温める、血を補う、気を補う、など、様々な方法があります。


お気軽にご相談ください。

ユキノシタの緑も鮮やかになりました

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カテゴリー: 不定愁訴, 喉の痛み・つまり タグ: 肩こり, 葛根加朮附湯, 顎関節症

汗に対するストレス・不安

2020年5月12日 by 健伸堂

このところ急に暑くなり、多汗の方にはつらい季節の始まりです。

元々緊張しやすい方が多い多汗症ですが、汗によってさらに緊張が増し、悪循環に陥りやすいです。

最近は新型コロナウイルスの不安もあり、さらに緊張しやすくなるかと思います。

42歳のKさんは手汗が気になり、漢方薬をお使いいただいてすっかり治まっていたのですが、春先から緊張や不安感が増し、汗も増えてきました。

季節の変わり目が影響したと考えられたので、以前にお使いいただいて良好だった、表虚改善の漢方薬や、安神作用の漢方薬をお使いいただきました。

2週間後、症状はすっかり治まり、元の元気な状態に戻りました。

多汗症も、一度適した漢方薬が決まれば、その後は同じ漢方薬で改善できます。

お気軽にご相談ください

公園に咲くニセアカシアの白い花

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カテゴリー: 多汗 タグ: ストレス, 不安感, 多汗, 桂枝加龍骨牡蛎湯, 衛益顆粒

感染症へのストレスと不安感

2020年5月2日 by 健伸堂

新型コロナウイルス感染がなかなか収束せず、緊急事態宣言は期間延長の模様です。

仕事の方は通勤に伴う心配や、休業の方は経済的な不安、一人でお住まいの方は生活の不安、高齢者は感染自体の不安など、ストレスと不安はほとんどの方が感じておられると思います。

しかし、感染症の流行以前から不安をお持ちの方は、さらに複雑な心境です。
テレビでは毎日コロナ劇場が続き、外にも出にくい、気分転換になるお笑い番組や、屋外でのロケなども減っていて、かえって不安が増します。

当店にも、特に相談ではないが電話をかけてこられる一人住まいの方がおられます。

お話をするだけで安心するとのこと、こんな形でお役に立てることもあります。

最近、中医学学会や日本漢方の医師、薬局の薬剤師などによるzoomミーティングで、コロナの現状や対応についての勉強会がありました。

日本の漢方(中医学)に係る先生方が一体となって、少しでもお役に立とうという動きがあります。

参考資料 紹介します、ご覧ください。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する漢方の役割(渡辺賢治先生ほか)
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php

いつも通り、店頭に咲いたハナミズキ
花言葉は「 永続性、耐久性 」だとか

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カテゴリー: ちょっと一息コラム タグ: 不安感, 新型コロナウイルス

拡大する新型コロナウイルス感染

2020年4月10日 by 健伸堂

武漢に端を発した感染症、中国では都市封鎖など厳しい対応で少し落ち着いた感じがしますが、日本は世界からも規制が弱すぎると批判されるほど、<のんびり>しています。

中国では、発生後間もなく中国の中医師(中医学専門の医師)が多数に武漢に入り、中医学的治療を行い、それによって分かった症状の特徴や、中医学的処方(煎じ薬)がたくさん考えられ、マスコミにも発表されました。

日本では薬機法によって、これらを作り販売することはできませんが。現在のように症状が出始めてからPCR検査を受けられるまで数日間を要する場合や、検査すら受けられない方が多数おられ、なにもせずに不安な時間を過ごされている間、少しでも進行を抑えることができればと思います。

何が効くか不明な状況ですが、これは漢方だけでなく西洋医学でもいろいろな薬が試験的に使われているのと同じです。

漢方薬は慢性疾患に使うとか、体質改善に使うとか思われがちですが、今回のような急性疾患にも中国ではたくさん使われています。

法律も見直してほしいものです。

参考

中国の新型コロナウイルス肺炎診療ガイドライン 試行第7版
http://dl.med.or.jp/dl-med/kansen/novel_corona/covid19plan_v7.pdf

中国の新型肺炎患者5万人の大半、中医学治療で回復
https://www.afpbb.com/articles/-/3272966

COVID-19感染症に対する漢方治療の考え方(日本感染症学会)
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/news/gakkai/covid19_kanpou_0319.pdf

公園での一息

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カテゴリー: ちょっと一息コラム タグ: 中医学, 新型コロナウイルス

過敏性腸症候群にも漢方

2020年3月23日 by 健伸堂

過敏性腸症候群は、検査をしても炎症や異常が見つからないが、下痢や便秘、腹痛などを生じる疾患で、若い方によくみられます。

漢方では、緊張を緩和するものや、腸の過敏な動きを緩和する薬を使い、比較的短期間に改善が見られます。

25歳の女性Mさん、昨年に勤務地が移動になり、電車通勤途上に電車が止まったのをきっかけに、症状が出始めました。

元々胃弱でしたが、さらに朝方の腹痛や下痢、胃もたれ、不安感、気分はユーウツで、相談に来られました。

そこで気分をリラックスして緊張を緩和するため、心血を補う<遠志>や<酸棗仁>の含まれる漢方薬と、下痢を改善する漢方薬を併用いただきました。

1か月ご、胃痛はなくなり、下痢もかなり改善してきました。
電車中の不安感も軽減し、気分も楽になってきました。

精神的な落ち着きが症状を軽減し、症状の軽減がまた気分を安定させてくれる、 という良い循環が生まれてくると、改善がさらに早くなります。

漢方薬が得意とする症状のひとつです。

お気軽にご相談ください。

鮮やかな椿の花

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カテゴリー: 便秘・下痢・軟便, 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 下痢, 健脾散, 心脾顆粒, 腹痛, 過敏性腸症候群

心房細動による不整脈

2020年3月16日 by 健伸堂

60歳のTさんは心房細動による不整脈が2年前から酷くなり、アブレーション治療を受けられました。その後も治まらず昨年も再度治療を受けられましたが、症状は治まらないので相談にお越しになりました。

症状は、胸苦しい、それに伴い咳が出る、肩が詰まる、自覚的に脈が飛ぶのを感じる、などでした。

舌診では<淡舌>で血液不足、脈診では<細弱>、漢方でいうところの気血両虚・心気陰両虚が伺われました。

そこで体質改善も考え、補血剤や、利水滲湿薬をお使いいただきました。

1か月後、あまり変化はないので、お薬を変更し、<炙甘草湯>などをお使いいただきました。

2か月後お越しいただいたときは、心房細動が減ったようで、胸苦しさも軽減してきました。
舌診と脈診でも、少し変化が出ている状況が見えました。

なかなか難しい疾患ですので、時間がかかるとは思いますが、少しでも楽になればと期待しています。

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今年も満開・ボケの花

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カテゴリー: 動悸, 狭心症・心臓のトラブル タグ: アブレーション, 不整脈, 婦宝当帰膠, 心房細動, 木防已湯, 炙甘草湯

幻聴と幻覚

2020年3月2日 by 健伸堂

統合失調症による幻覚と幻聴で、イライラして暴れることが増えたMさん、向精神薬が効きにくくなり漢方で対応できないかと相談をお受けしました。

病院では、漢方薬が処方されたのですが、あまり効果がありませんでした。

詳しくお聞きすると、思い悩むことが多い、寝つきが悪い、夢が多い、など、舌診では<紅舌=やや気が上りやすい> <白膩苔=水分摂取が多く、おなかに滞留している>とみられました。

そこで、漢方薬は、気分をリラックスさせ、気が上がるのを軽減する漢方薬をお使いいただきました。

まずは2週間お使いいただいた結果、イライラが治まり、暴れれこともなく、幻聴も少し減ってきました。

その後しばらく安定していましたが、季節の変化とともに再び悪化してきたため、さらに安定させる漢方薬を少し加えたりしながら様子をみています。

いずれにしても時間をかけて安定させることができるかと思います。

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いつ見ても美しいおひなさま

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カテゴリー: 自律神経失調症 タグ: 幻聴, 幻覚, 抑肝散, 桂枝加龍骨牡蛎湯, 統合失調症

薬の副作用による幻覚症状

2020年2月22日 by 健伸堂

パーキンソン病を15年来患っておられるKさん、薬の効きが悪くなるとともに、副作用で幻覚や幻聴が出始めました。
時には幻覚と現実の区別がつかないこともありお困りでした。

また長期の疾患で気分は不暢、頭痛や肩こりがひどく、睡眠も浅く夢が多いとのこと、舌診では<血お=血流が良くない> <白苔=水分代謝が良くない>という状態でした。

そこでまずは幻覚に使われる漢方薬や安神薬をお使いいただきました。

1か月後、虫のような幻覚が軽減され、睡眠も良くなりました。

そこで根本治療を考え、肩こりを軽減して、脳血流を良くする漢方薬をお使いいただいたところ、逆に幻覚が悪化したので中止、再び元の漢方薬に戻すことになりました。

パーキンソン病は、神経細胞の中に特定のタンパク質が凝集して溜まることが原因と言われ、脳血流を改善し、細胞の活性化を図ることが必要と考えますが、まずは標治(お困りの症状を改善すること)から始め、その後に本治(根本的治療)にしていくことになりそうです。

長い間の疾患ですので、時間がかかるかと思われます。

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鮮やかな蝋梅

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カテゴリー: 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 副作用, 幻聴, 幻覚, 抑肝散, 柴胡加竜骨牡蠣湯

冷飲とアレルギー

2020年2月21日 by 健伸堂

中国にお住いのKさん、ご主人が昔からアレルギー症状がひどいので改善できないかとのご相談をお受けしました。

体格は標準的で、スポーツマンだが、鼻水や鼻閉があり、くしゃみも多く、疲れやすいとのことでした。
また日頃から冷たい飲み物が好きで、中国で温灸を受けると楽になるとのこと。

そこでまずは益気固表の漢方薬をお持ち帰りいただいたところ、とてもよく効き、長い間の症状がすぐに楽になりました。

そして先日、ご本人が日本にお越しになり、舌診をしたところ、胖大舌で微白苔、おなかに水分が滞留している状態が見られました。

中国の方は、生野菜を摂らず、温野菜や炒め物がほとんどと思っていましたが、ビールや刺身などの冷飲や冷食が好きな方もおられることを知りました。

最近は子供の多くに鼻炎やアレルギー症状が見られますが、その原因は冷飲・冷食によるものが多いと考えられます。

時代とともに食生活も変化し、人間も変わっていくことを実感しました。

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色鮮やかな南天実

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カテゴリー: アレルギー タグ: くしゃみ, アレルギー, 冷食, 冷飲, 衛益顆粒, 鼻水

慢性頭痛が改善しました

2020年2月14日 by 健伸堂

頭痛は多くの方に見られますが、慢性的になると辛いものです。

25歳のŞさん、10年以上前からの頭痛もちで、特に3年前からストレスが原因で頭痛の頻度が増えました。

多いときは毎日発症し、頭痛薬を服用しておられましたが、乱用はしたくないので漢方相談に来られました。

頭痛は目の奥から始まり、頭はガンガンする、頭痛時は吐き気を伴う、寒い時期に起きやすい、のぼせやすい、少し気分不安定、むくみやすい、などでした。

舌診では、<白膩苔=水分が多く滞留している>のが特徴的でした。

そこで漢方薬は、身体を温め代謝を高める漢方薬や滞留する水分を軽減する<茯苓飲>、ストレス頭痛を治める<清上蠲痛湯>などをお使いいただきました。

2週間後、頭痛の頻度が軽減し、むくみの減少、軟便の改善などが見られました。
1か月後にはさらに症状が軽減、頭痛薬も不要になりました。

結果からみてŞさんの頭痛は、冷えもあって水分が滞留しているため、さらにストレスが血流を悪化させているために起きているものと考えられました。

以前にも書きましたが、<気滞> <血於> <水滞> <寒凝>などが原因の頭痛には、症状改善薬と根本治療薬の併用で、短期間でよくなるケースがあります。

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白梅がきれいです

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カテゴリー: 頭痛・偏頭痛 タグ: 婦宝当帰膠, 寒凝, 気滞, 水滞, 清上蠲痛湯, 茯苓飲
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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