蓄膿症と中耳炎

子供の疾患で多く見られるのが、鼻炎、中耳炎、蓄膿、風邪など<耳鼻咽喉>に関係するものです。これらは体質や食生活習慣から来るもので、子供の間に何度も繰り返すケースがあります。
漢方ではこの体質を改善することで、発症しないよう出来るのです。

11歳のYさんは風邪を引きやすく、その度に鼻炎や蓄膿を繰り返していました。学校での健診では蓄膿があるから専門医に相談するように言われたのですが、漢方を使ってみようと相談に来られました。
そして経過や体質をお伺いし、<荊芥連翹湯>を使ってみることにしました。

その後再び健診があったのですが、その時は蓄膿を指摘されず、本人も症状が無くなっていたので、しばらく漢方薬を継続していただくこととしました。

子供に多い鼻や耳など、<穴の病気>は体質改善薬が最も適していますので、ご相談ください。

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副鼻腔炎の改善

3年ほど前に副鼻腔炎の相談でこられたWさん、当時は鼻茸や鼻閉、蓄膿で1年ほど困っておられたのですが、<荊芥連翹湯>などの漢方薬ですっかり良くなり、来られなくなりました。

そして先日2年ぶりにお越しいただき、前回のような症状になりそうとのことで、以前と同じ漢方薬をお使いただき、2週間で良くなりました。

この方のように、一度お使いいただいて効果があった薬は、再度発症したときに同じ薬で良くなるケースは多くあります。体質は簡単に変わるものではありませんが、しっかりと治しておくことが大切と説明しておきました。

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副鼻腔炎症状が短期に改善

34歳の女性Oさん、以前から副鼻腔炎で2箇所の病院で診察を受け、いずれも手術を勧められました。しかし時間的なこともあり、手術を受けなくてすめばと相談にこられました。

症状は右副鼻腔あたりが熱っぽく、頭痛を伴う、粘る後鼻漏もあり、病院では鎮痛剤や抗生物質をもらっていたが改善はしていないとのことでした。このようなケースはたくさんあり、Oさんには<荊芥連翹湯>をはじめ3種類の漢方薬をお使いいただきました。

そして14日後、早々にに効果有り、頭痛がなくなり、鼻も通ったとの報告でした。まだこれから時間をかけていくことになりますが、一つでも改善するとうれしいものと喜んでいただきました。

副鼻腔炎はこれまでもたくさんの方が短期間で楽になった例が有り、漢方が適する疾患と思います。

副鼻腔炎で息苦しい

副鼻腔炎(蓄膿)の話は以前にも書きましたが、

同じような例を紹介します。

52歳の男性Wさんは1年ほど前から鼻が詰まり息苦しく、蓄膿のため鼻上部(副鼻腔)に違和感がありました。舌診では紅舌、黄膩苔の典型的な<湿熱体質>でしたので、このような方によく使う<鼻炎丸>や <排膿散及湯> などをお使いいただきました。

2週間後、予想通り鼻の通りは良くなり、時に飲み忘れても息苦しさがでることがなくなりました。当然完治までは時間がかかりますが、鼻が通ると気分は良いようで、1日2回の服用で続けていくことになりました。

同じようなケースはたくさんあり、漢方薬はこの種のトラブルには即効性が期待できます。

蓄膿症のその後

以前に蓄膿症の方の話を書きましたが、寒い時期になって少し悪化し、再び炎症がのため痛みが出てきました。

そこで以前からのお薬に咽痛に使う<銀翹散>を加えてお使いいただいたところ、1ヶ月で痛みもなくなり、また良い状態に復帰しました。鼻や咽は季節変化の影響を受けやすいのですが、その時々の対応方法がありますので、細かくご相談いただくようにしています。

最近は漢方もドラッグストアで安くて手軽に買えるようになりましたが、やはり症状と体質を見極めて使わないと効果が無いものになりますので、専門店でご相談することが肝心です。

蓄膿症の再発

慢性鼻炎や蓄膿は体質が原因で起きることがほとんどで、体質が変わらなければ慢性化したり、再発を繰り返します。

40歳の男性Hさん、20年前に蓄膿の手術をしましたが今回再発し、相談に来られました。症状は鼻の周囲が腫れ、目の近くに蓄膿がある、熱っぽいとのこと。医師から手術をするよう言われているが、できればしたくないとの話でしたので、<荊芥連翹湯>と<排膿散及湯>を使っていただきました。

その後3ヶ月きっちり服用されたこともあり、痛みや腫れも治まり、手術も不要になったとの報告を受けました。Hさんは少し肥満気味で、漢方では痰湿タイプといい、水分が身体に溜まりやすい体質ですので、症状の改善後は体質改善に変えていくことになっています。