くしゃみが止まらない!

34歳のYさんは、日によりくしゃみが止まらないとのこと。鼻水や鼻詰まりもあります。これまでは市販の点鼻薬で対応されていましたが、治らないため来店されました。以前はスギ花粉の時期だけでしたが、ここ数年は秋にも症状が出るようです。

症状が酷いようでしたので漢方薬を数種類服用して頂く予定でしたが、ご本人様の希望もあり、衛益顆粒2週間分のみお渡ししました。

2週間後再来店された時に調子をお聞きしたところ、ぴたっと症状が治まったようで喜ばれていました。その後も継続して服用されています。

衛益顆粒は、玉屏風散という処方が元になっており、黄耆、白朮、防風の三種類の生薬が配合されています。その中でも黄耆は薬用人参とともに中国における漢方の代表的な元気づけの生薬ですが、特に体表面の元気づけに用いられています。その作用により外的刺激の影響から体を守る役割を果たします。

花粉症などのアレルギー性鼻炎の方、風邪をひきやすい方、様々な皮膚の症状が出やすい方の体質強化にお勧めの漢方薬です。

 

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慢性鼻炎 2

Ⅲ、鼻がつまり、鼻から息がしづらいタイプ

鼻のつまりは、鼻腔粘膜下の浮腫による鼻腔の閉塞が原因です。
粘膜下の浮腫はある種の炎症(非感染性)であり、浮腫を作るものはもちろん水分です。

→粘膜下の炎症を抑え、余分な水分を取り除く必要があります。
⇒漢方では鼻の炎症を特異的に抑え、鼻づまりを改善する生薬を配合した処方
「葛根湯加辛夷川芎」「鼻淵丸」「麗沢通気湯」等が使われます。
余分な水分を除く目的で「六君子湯」などを加えるとさらによいでしょう。

Ⅳ、いわゆる蓄膿症(副鼻腔炎)のタイプ

鼻に炎症(感染性)があり、慢性的に膿が溜まっている方です。
→鼻の炎症を抑え、膿の除去を促す必要があります。
⇒漢方では、鼻の炎症を抑え、膿を除去するため、
荊芥連翹湯」、「辛夷清肺湯」、「排膿散及湯」などを使います。
また、漢方でいうところの熱性の炎症が落ち着いている場合は、
鼻づまりに使われる漢方薬も使用します。

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慢性鼻炎 1

慢性鼻炎については、現代医学でも十分研究されているのですが、
病院のお薬だけでは効果が現れず、漢方店を訪れる方が結構います。
そこで、慢性鼻炎の各症状について効果的な漢方薬についてお話したいと思います。

Ⅰ、くしゃみが止まらないタイプ

花粉症、アレルギー性鼻炎の方に多いのですが、いわゆる鼻の粘膜(バリア)が弱い方です。
アレルギー源を感受すると敏感に反応してしまうためクシャミが起きます。
→鼻の粘膜(バリア)を強くする必要があります。
⇒中医学では「玉屏風散」「黄耆建中湯」等を使い、鼻の粘膜を強くします。

Ⅱ、鼻水が止まらないタイプ

鼻水の発端は何らかの刺激(アレルギー等)であるとはいえ、鼻水を過剰に生成してしまう方です。
またそれは、鼻粘膜の分泌に異常をきたした状態とも言えます。
→鼻水生成に働く余分な水分を取り除く必要があります。
⇒中医学ではこのような体内に停滞した病理産物を「痰」と呼びます
(広い意味ではノドから出る痰だけでなく、鼻水、血管や内臓に蓄積した脂分も痰の仲間に含まれます)
そして、この「痰」を取り除く漢方薬を使います。「小青竜湯」「苓甘姜味辛夏仁湯」など。

part2に続く

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鼻炎と小青竜湯

花粉症の時期には、鼻水やくしゃみなどに対し<小青竜湯>が良く使われます。また、風邪のファーストチョイスとして<葛根湯>も一般的に知られています。

しかし、これらの漢方薬の中には<麻黄>という生薬が含まれ、これによって脈が速くなり、動悸のする方がまれにあります。中国の医師の話では、子供に小青竜湯など麻黄の含まれる漢方薬はほとんど使わないとのことです。

先日後鼻漏でご相談にこられた35歳のMさん、医院で小青竜湯が出されたが、これを飲むとひどくドキドキするとのこと。そこで半分の量にしているが、それでも動悸がして困るといって相談にこられました。すぐに麻黄の影響とわかりましたので、<衛益顆粒>などの麻黄の含まれない漢方薬に切り替えていただきました。

なぜか日本ではよく使われる漢方薬ですが、注意が必要であることを改めて考える機会となりました。

鼻水とくしゃみに

花粉が飛散し始め、花粉症の方にはつらい日々のことと思います。

34歳の女性Kさんは、アレルギー性鼻炎で昨年10月に初めて相談に来られました。鼻水、くしゃみ、のどの痒みなどがあったので、<衛益顆粒>をお使いいただきました。

その後来られなかったのですが、今年2月に再来されたとき「うそのように鼻水とくしゃみがなくなりました」といわれ、今年の花粉症の予防に再び求めていかれました。

そして昨日、やはり<衛益顆粒>を飲んでいるとほとんど症状が出ないと言われていました。個人差はあるものですが、Kさんにはピッタシだったようです。

寒さによる鼻水

朝夕寒くなり、冷たい風が当たると、ついつい鼻水が出るものです。

こんなとき日本では一般的に<小青竜湯>がよく使われますが、中国の先生によると子供や高齢者には小青竜湯のような<麻黄>が含まれる漢方薬は多く使用するのは望ましくないとの指摘を受けました。

<麻黄>の成分に交感神経の興奮作用があり、大量に摂取すると麻痺や血圧上昇作用があるためです。そのため、高齢者や子供には他の処方を考えることがよくあります。

76歳の男性Sさん、脳梗塞の後遺症でリハビリ中、血圧が高く嚥下困難もあり、体力も低下して、冷えもあり、風にあたると鼻水がよく出るとのことでした。そこで以前からお使いの<清心丸>や<補中益気丸>に加えて問題なく、また血圧や心臓などに影響なく鼻水を改善するため、<苓甘姜味辛夏仁湯>をお使いいただきました。

結果、1週間もしない間に鼻水は治まり、楽になったとのことです。

最近は漢方薬も安価で自分で選んで買えるようになりましたが、体質や状態に合わせて選択しないと副作用も出る場合があります。特に体力のない高齢者や子供には充分気をつける必要があります。必ず専門家に相談ください。