副鼻腔炎の繰り返し
55歳のKさんは、以前に蓄膿症や膿疱の手術をされ、その後も後鼻漏が続いていました。
病院からは抗生物質や去痰剤をもらわれて服用していましたが、改善することもないので、漢方相談にお越しになりました。
症状はサラサラとした鼻汁が流れ、喉の奥には粘りがあり、貼りついていました。舌診では<紅舌=熱が上部にある> で<少苔=少し口が乾燥している>状態でした。
そこで、炎症を治める清熱解毒剤や、潤いを増す滋陰剤などをお使いいただきました。
また鼻水を軽減するため利水剤なども使いましたが、少しは良くなるものの、スッキリしませんでした。
その後、色々な漢方薬を使っていただいた後、慢性化したこの症状に適する<荊芥連翹湯>などに変更したところ、症状はかなり治まってきました。
また、時々発症する咽の痛みと黄色い鼻汁に対しては、清熱剤で且つ生津作用のある<竹葉石膏湯>で短期間で治まるようになりました。
まだまだ完治までは至りませんが、症状が楽になってきて良かったです。
長期にわたる副鼻腔炎は完治が難しいですが、症状が気にならないほどには改善可能かと考えます。
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