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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

逍遥顆粒

慢性的な頭痛

2024年3月2日 by 健伸堂

頭痛は多くの方にみられ、原因も様々で、対応する漢方薬もたくさんあります。

30歳の女性、毎日こめかみ頭痛が続くので相談に来られました。

この方は海外の方で日本に来られて6年目、慣れない環境などでストレスを受けて、胃痛や吐き気などの症状もありました。
舌診では、淡舌で血液不足、舌尖が赤く、緊張やイライラがある様子でした。

そこでまずは身体を元気にする補気血薬を使い、さらにストレスを緩和する疎肝薬を併用しました。

その後1週間で身体は元気になり、頭痛もすっかり消えました。

頭痛の場合も、単に頭痛薬だけでなく、それが生じた体質的な原因を探し、根本治療を併用することが重要です。

今回は補気血薬を根本治療に、疎肝薬が症状改善薬として使ってピッタリ適応したようです。

梅が満開です

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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 胃痛・胸やけ・膨満感, 頭痛・偏頭痛, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: ストレス, 婦宝当帰膠, 慢性頭痛, 疎肝薬, 胃痛, 逍遥顆粒

春のストレスと自律神経

2023年4月18日 by 健伸堂

4月は新年度の始まり、就職や転勤など何かとストレスが増える時期です。
また季節の変わり目でもあり、自律神経トラブルがふえています。

22歳のYさん、2月と3月に回転性めまいが起き、生理前後には頭痛が生じ、咽のつまり症状もあって相談に来られました。

Yさんは4月から初めての社会人、就職に対する緊張感もあったため、漢方で言う<気滞>とそれに伴う<水滞>が起きていると思われました。
舌診では、淡舌=血液不足、白苔=水分が滞留している、状態でした。

そこで漢方薬は、補血利水薬と、理気降逆の薬を使いました。また、生理の前後には疎肝薬を併用してもらいました。

1か月後、めまいや咽のつまり感もなくなり、生理期の頭痛もなくなりました。
新しい就職先でも元気に過ごせているとのこと、とても良かったです。

まもなく5月連休ですが、連休明けに気分が不安定になる<五月病>の方が増えます。

春先は自律神経トラブルが増えますが、漢方薬で楽しい春にしてください!

投稿者:古村学

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山のめぐみ・わらび

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カテゴリー: めまい, 喉の痛み・つまり, 生理痛・生理不順, 頭痛・偏頭痛, 食道炎・喉のつまり タグ: めまい, ストレス, 当帰芍薬散, 柴朴湯, 梅核気, 自律神経, 逍遥顆粒

冠攣縮性狭心症の疑い

2023年1月28日 by 健伸堂

胸痛の原因は、心臓疾患以外にも神経痛や心因性によるものなどたくさんあります。
これらを見極めるために確認することが、日本呼吸器学会のページにわかりやすく記載されています。

1,どのような痛みか
2,どこが痛いか
3,どのくらい持続するか
4,どのような時に痛むか
5,ほかに症状があるか

などで、原因を推測するとのことです。

46歳のKさん、昨年秋の早朝に突然胸痛が出て救急搬送、検査の結果は冠攣縮性狭心症の疑いとの診断でした。
その後も時々胸痛が起き、ニトロペンを時々服用されていましたが、漢方で改善できないかと相談をお受けしました。

その他の症状は、息苦しい、咽がつまる、胸が熱くなる、夜に動悸がしやすい、不安感や緊張感がある、
そして発作のニトロペンが効きにくいとのことでしたので、血管の問題だけではなく、心因性も関連していると思われました。

そこで漢方薬は、更年期に用いる疎肝剤や丹参製剤などをお使いいただきました。
また、胸の熱くなる感じは漢方で<陰虚火旺>と捉え、滋陰降火剤を使いました。

1か月ほど経過し、胸の圧迫感や熱くなる感じは軽減、睡眠や動悸も減ってきました。

そこで、胸痛が不安、イライラの時に出やすいとのことでしたので、今回は安神薬を併用していただきました。

この事例では、不安感などの心因性で冠攣縮を起こしたと思われ、安神薬で完治するのではと考えています。

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投稿者:古村学

満開の蝋梅

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カテゴリー: 動悸, 狭心症・心臓のトラブル タグ: 冠元顆粒, 冠攣縮性狭心症, 心因性, 桂枝加龍骨牡蛎湯, 胸痛, 逍遥顆粒

慢性ストレス症候群

2022年8月7日 by 健伸堂

上記のような病名はなく、一般的には慢性疲労症候群といわれます。

しかし慢性疲労というと、身体的な疲労のように思われますが、実は多くはストレスや自律神経が関連している原因不明の疾患とされています。

38歳のKさん、この1年間ほど疲れが取れず、気力も低下しているとご相談をお受けしました。

睡眠は浅く、中途覚醒もあり、熟睡できていないようでした。
昼間に時々動悸がしたり、締め付けられるような頭痛があり、緊張すると手汗が増えるようです。
おなかも下痢になりやすく、神経過敏な状態でした。

そこでまずはリラックスを目的にエゾウコギ成分の健康食品や、気を巡らせて精神神経症状に使う<逍遥顆粒>をお使いいただきました。

10日後、気分は良くなり、睡眠状態もよくなりました。
動悸や頭痛も出なくなり、短期間で改善され、喜んでいただきました。

エゾウコギ成分の食品は、若い女性にはとても相性が良いのですが、男性でも同様の状態にはやはり効果が見られます。

完治には時間がかかりますが、しばらく継続されると、安定してくるものと考えます。

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熱さ忘れる清流

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カテゴリー: 未分類, 疲労感・倦怠感, 自律神経失調症 タグ: シベリア人参, ストレス, 気力, 疲労感, 逍遥顆粒

脚のむくみ

2020年12月1日 by 健伸堂

むくみは多くの方に見られますが、症状がひどい場合は服薬の対象となります。

30歳のHさん、夕方になると脚のむくみが酷くなり、朝夕比べると明らかに差異が見られました。また生理の前にもむくみはひどくなっていました。
生理周期は遅れがちで、血流がよくない状態が伺われました。
さらに足の冷えが常にあるとのことでした。

舌診では紫舌(血流がよくない)、白膩苔(水分が滞留している)という状態が見られました。

そこで漢方薬は、血流を良くして、水分の代謝をよくする、桂枝茯苓丸をお使いいただきました。

2週間後お越しになり、あまり変化がなかったとのことで再考し、PMS(月経前症候群)があることも参考に、今度は血の道症に使う<逍遥顆粒>をお使いいただきました。

その後は明らかにむくみが軽減してきました。

また、摂取水分が多すぎるようで、それもむくみの原因になっているので、極力控えてもらうようにしました。

むくみの原因はいくつもあり、

1、水分摂取過剰
2、血流の悪化
3、ホルモンバランス
4、気血の流れ不調で水が巡らない
5、身体の冷えで、水が巡らない

など様々で、単に利水剤だけでなく、タイプに合わせて漢方薬を使うことが大切です。

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禅定寺の紅葉

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カテゴリー: むくみ タグ: 桂枝茯苓丸, 脚のむくみ, 逍遥顆粒, PMS

酒さのご相談

2019年10月5日 by 健伸堂

34歳のKさん、子供の頃より赤ら顔でしたが、3か月年ほど前から赤ら顔と肌荒れが酷くなりました。

医院で処方されたプロトピック軟膏を使われたところ、肌荒れの改善はされたのですが、プロトピックの使用をやめると、肌荒れ・赤みがすごく悪化しました。

Kさんは慢性頭痛があり毎日鎮痛剤を使っておられました。
そのためもあって胃腸が弱く下しやすくなっていました。

胃腸の弱いことも、肌荒れの原因になっているとも思われました。

舌診では<紫舌=血流が良くない> と<黄苔=胃の働きが弱く負担が大きい>という状態でした。

そこでまずは、頭痛によるストレスを軽減する疎肝薬やのぼせを軽減する薬をお使いいただき、さらにおなかの負担を軽減するため消化酵素のサンザシ配合食品などをお使いいただきました。

20日後には頭痛が激減して、鎮痛剤も3~4日に1度服用する程度になりました。

それとともに顔の火照りがかなり改善し、丘疹は少し減りました。

そこで今度は顔の赤みを軽減する<瀉火補腎丸>に変更し継続していただきました。

頭痛によるストレスや緊張が赤みを増していたのか、胃腸の状態が悪いのが影響していたのか、様々な要因が考えられますが、身体はひとつで、すべてが調子よくなれば酒さも治まるのではと考えています。

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カテゴリー: にきび・吹出物, のぼせ, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 桂枝茯苓丸, 瀉火補腎丸, 赤ら顔, 逍遥顆粒, 酒さ

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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