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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

過敏性腸症候群が短期改善

2019年10月28日 by 健伸堂

病的ではないが、過敏性腸症状でお困りの方は大変多いかと思います。
出勤前の時間帯にトイレに行く回数が増えたり、腹痛が起きたり、電車に乗るのが不安だったりの症状です。

55歳のYさん、元々胃弱で、ニキビ・吹き出物が出来やすい方で、今回はおなかの調子が良くないとのご相談でした。

朝方にトイレに行く回数が多く、すっきりしない、下痢気味になる、食後はおなかが張って、ガスも溜まる、通勤時間が長くて辛いとのことでした。

何かストレスが関係して、過敏性の腸症状と見られました。

そこで、腸の過敏な動きを軽減する漢方薬KSや、ストレスによる腹部の緊張を改善する漢方薬HKをお使いいただきました。

明くる日の朝に1回分を服用しただけで、おなかの異常が治まり、驚ろかれました。
その後2週間ほど続けて症状はすっかり無くなりましたが、気になるようですのでまだしばらく続けることにしています。

漢方薬も薬が合うと1回で効果がわかることがあります。

過敏性腸症候群は、ストレスに関連して起きるもので、漢方薬が得意とする症状です。

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カテゴリー: 便秘・下痢・軟便, 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: ガス, 腹満, 過敏性腸

高齢者の非結核性抗酸菌症

2019年10月25日 by 健伸堂

70歳のYさん、非結核性抗酸菌による気管支拡張症で、咳が多く、時に喀血をすることもありました。病院からは抗菌剤や止血剤が出てはいますが、なかなかスッキリせず漢方相談に来られました。

咳は、粘った痰が咽に引っかかり咳が出る、特に夜間の睡眠時に起きやすいとのことでした。

舌診では<紫舌>で<燥苔>、血流が良くなく、乾燥傾向もみられました。

そこでまずは気管支の乾燥を改善して咳を治める<漢方薬CS>などをお使いいただきました。

2週間経過後、咳は軽減し、夜間の咳が少し残る状態になりました。

この夜間の咳は<陰虚>からくるものと考え、今度は滋陰降火湯などをお使いいただきました。

少し時間をかければ、症状は軽減するものと考えます。

もちろん、血痰や喀血を予防するために<健康食品D>を併用いただきました。

高齢者は肺も気管支も乾燥状態になりやすく、そのため咳も出やすくなります。
気管支系に潤いを与えることで咳や喀血を抑えます。

抗酸菌症は抗菌剤を服用しても、菌が完全に消えることはまれですので、症状を緩和すること、日常生活を快適に過ごせることを中心に考えます。

漢方薬はこれらの症状改善には最適の方法と思います。

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息, 非結核性抗酸菌症 タグ: 抗酸菌症, 粘痰

高齢者の咳・痰・鼻乾燥

2019年10月21日 by 健伸堂

年齢とともに肌が乾燥しやすくなりますが、気管支や鼻腔なども乾燥が強くなります。漢方ではこれを<陰虚>といい、細胞の潤いが全体的に無くなるのが原因です。

84歳のNさん、痰が咽に引っかかり、なかなか取れない、痰の量は少ない、鼻が乾燥し、朝起きは咽も乾燥して、気分が悪いとのご相談でした。

この症状は多くの方が感じられていますが、酷くなるとやはり辛く感じます。

そこで気管支に潤いを持たせる<竹葉石膏湯>などをまずはお使いいただいたところ、2週間でずいぶん楽になりました。

しかし、今度は痰が咽におちる、後鼻漏の症状が気になってきたので、漢方薬を変更して<清上防風湯>などをお使いいただきました。

その後、後鼻漏も軽減してきたので、漢方薬を減量しながら続けていただいています。

病気ではないが、気分が悪いこれらの症状に対しては、漢方薬がぴったり適応します。

ちょっとしたことでも漢方薬で対応することが出来ますので、ご相談ください。

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息 タグ: 咳, 痰, 陰虚, 高齢

幼児の蕁麻疹

2019年10月19日 by 健伸堂

2歳のUちゃん、1歳過ぎから蕁麻疹が出始めました。
発症は全身あちこちで、病院からは抗ヒスタミン剤をもらわれていましたが、最近は継続して飲んでいないと、蕁麻疹が治まらなくなってきました。

蕁麻疹は小さな発疹から、地図状の膨疹に広がるタイプで、 特に手で掻いた後に出やすく、寝起きに多い、発症後20分ほどすると消えるという状況でした。

また子供なりに、家庭内のストレスはあるかもしれないとのことでした。

そこで、子供にはよく用いる漢方薬SKを使ってもらいました。

その後5日間、発症の頻度が減り、西洋薬も少なくても良い状態になりました。

2週間経過後、以前よりはかなり改善しましたが、発熱時やお風呂の後は出やすい傾向がありましたので、今度は柴胡桂枝湯などを加えました。

その後さらに発症頻度が減って、短期間で改善してきました。

柴胡桂枝湯は子供の様々な症状によく効果が見られます。

子供はまだ発育過程であるため、自己免疫も確立していない状況ですので、 アレルギーなどの過剰免疫を軽減する効果があるのではと思われます。

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カテゴリー: 小児・子ども, 湿疹, 蕁麻疹(じんましん) タグ: 幼児, 蕁麻疹

酒さのご相談 2

2019年10月8日 by 健伸堂

皮膚疾患のご相談では、ニキビ、アトピー、蕁麻疹に次いで多いのが酒さです。

酒さの原因は、日光やストレス、アルコールなどと言われますが、漢方相談の中では、ストレスによる気の上昇(肝陽上亢)が関連するケースが多く見られます。

元々のぼせやすい体質があったり、ストレスを感じやすく、緊張しやすい方で、疲れやストレスがきっかけとなって発症します。

少し経過が長いと、湿疹のように炎症が生じて化膿することもあります。

60歳のAさん、若いころから赤ら顔になりやすかったのですが、近年のぼせが強くなり、特に暑い時期には症状が酷くなりました。

舌診では、微紅舌(少し熱が上に昇っている)+白苔(口渇があり、水分摂取も少し多い)という状態でした。

そこで上部の熱をさます<漢方薬SH>や、気の上昇を軽減する<漢方薬SK>をお使いいただきました。

2か月お使いいただいた後、症状は少し軽減してきました。
まだまだ時間がかかると思われますが、赤みが軽減することで安心されると、のぼせも減り、良い循環が生まれるかと思います。

庭でとれました、甘いです

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カテゴリー: にきび・吹出物, のぼせ タグ: のぼせ, 赤ら顔

酒さのご相談

2019年10月5日 by 健伸堂

34歳のKさん、子供の頃より赤ら顔でしたが、3か月年ほど前から赤ら顔と肌荒れが酷くなりました。

医院で処方されたプロトピック軟膏を使われたところ、肌荒れの改善はされたのですが、プロトピックの使用をやめると、肌荒れ・赤みがすごく悪化しました。

Kさんは慢性頭痛があり毎日鎮痛剤を使っておられました。
そのためもあって胃腸が弱く下しやすくなっていました。

胃腸の弱いことも、肌荒れの原因になっているとも思われました。

舌診では<紫舌=血流が良くない> と<黄苔=胃の働きが弱く負担が大きい>という状態でした。

そこでまずは、頭痛によるストレスを軽減する疎肝薬やのぼせを軽減する薬をお使いいただき、さらにおなかの負担を軽減するため消化酵素のサンザシ配合食品などをお使いいただきました。

20日後には頭痛が激減して、鎮痛剤も3~4日に1度服用する程度になりました。

それとともに顔の火照りがかなり改善し、丘疹は少し減りました。

そこで今度は顔の赤みを軽減する<瀉火補腎丸>に変更し継続していただきました。

頭痛によるストレスや緊張が赤みを増していたのか、胃腸の状態が悪いのが影響していたのか、様々な要因が考えられますが、身体はひとつで、すべてが調子よくなれば酒さも治まるのではと考えています。

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カテゴリー: にきび・吹出物, のぼせ, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 桂枝茯苓丸, 瀉火補腎丸, 赤ら顔, 逍遥顆粒, 酒さ

ストレスによる動悸

2019年9月28日 by 健伸堂

37歳のNさん、以前にストレスによって過換気症候群の症状が出たことがありました。

その後しばらく治まっていたのですが、最近再び動悸や不安感が強くなり、微熱も出るようになり、身体の疲労感が増してきたとのご相談をお受けしました。

舌診では、淡舌で血液不足体質、歯痕があり滑苔で、気虚とおなかの冷えが見受けられました。

この状態は、ストレスによって気血を損耗し、心血不足を起こして、動悸や不安感が生じていると考えました。

そこで漢方薬は、心血を増やす<漢方薬SP>や、咽のつまりを改善しストレスを緩和する<漢方薬SB>をお使いいただきました。

飲み始めて3日後、動悸が軽減し始め、胃痛や胃重も軽減してきました。


まだ完全に治まったのではありませんが、早い効果で喜んでいただきました。発症の原因を正確に捉えられれば、漢方薬も即効性が望めます。

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カテゴリー: 微熱・発熱, 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: ストレス, 不安感, 動悸

舌咽神経痛が改善

2019年9月21日 by 健伸堂

54歳の女性Mさん、2年前に舌咽神経痛を発症されました。 発症のきっかけは、家族の入院や、仕事の忙しさなどがあったようです。

その後一度は治まったのですが、今年5月から再発し、歯磨きの時や食事の時に痛みがあって困っておられました。

病院ではよく使われる鎮痛剤を処方されていましたが、痛みが治まらず、眠気がするため、漢方薬を求めてお越しになりました。

詳しくお聞きすると、ストレスや身体の疲労が引き金になって、再発したとのことでした。

舌診では、紫舌で血流が良くない体質がベースにあり、白苔で痰湿が伺われました。

そこでまずは症状改善(標治)に<清上蠲痛湯>を、根本治療(本治)として<逍遥顆粒>をお使いいただきました。

2週間後には痛みはかなり軽減し、鎮痛剤は減らしても痛みは変わりませんでした。

1か月後には、飲食の時だけ痛みが少しあるというまで治まりましたので、今度は元々の発症原因であるストレスを軽減するよう、漢方薬を柴胡剤に変更しました。

2か月経過した先日、痛みは全くなくなったとのことで、お薬を休薬しました。

この症状は神経痛ではありますが、原因はほとんどがストレスによるものです。
Mさんも、またストレスがかかると再発するかもしれませんが、漢方薬で改善できることがわかり、安心されていました。

鮮やかな紫色、ヤマトリカブトの花

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カテゴリー: 神経痛, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 痛み, 舌咽神経痛

アトピーの悪化

2019年8月31日 by 健伸堂

アトピー性皮膚炎で以前からお越しのTさん、半年以上症状が治まっていましたが、5月に入って急に悪化しました。原因は旅行での疲れや、バイトでの疲れが重なったようでした。

症状は、首周囲が真っ赤になり、肘や手首が乾燥強く、いずれも強い痒みがありました。その後顔に熱がこもったような感じになり、頬の部位が少しジクジクしてきました。

そこで、まずはこもる熱をさますことを目的に<漢方薬SE>や<漢方薬SR>をお使いいただきました。

2週間お使いいただいた後、少し熱感が軽減してきましたが、顔の乾燥感が強くなったため、上の熱をさまし、乾燥を軽減する<瀉火補腎丸>に変更しました。

その後は少しずつ赤みも治まってきました。

アトピーは、気候や環境要因で悪化と寛解を繰り返しますが、症状に合わせて使う漢方薬が決まっていれば、早い対応が可能になります。

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カテゴリー: アトピー タグ: 環境要因

ものもらい

2019年8月30日 by 健伸堂

目の周辺にできる出来物で、一般的にはものもらいとも言われます。

病名では、<霰粒腫>と<麦粒腫>があります。

<霰粒腫>は、まぶたの奥にある脂腺が腫れて、腺の開口部がふさがるために起こり、眼瞼の腫れや異物感があります。

<麦粒腫>はまつ毛の毛包や汗腺に起きる感染症で、まぶたに赤みがあり、軽度の痛みや痒みを伴います。炎症が強くなると腫れや化膿することもあります。

10歳のYくん、大きなものもらいが出来て消えないとの相談を受けました。
小さいものは点眼薬で引いたが、大きいのは赤みがあって引かないとのこと、そこでまずは霰粒腫と考え、漢方で言う<痰核>ととらえ、胃の消化分解を促進する、健康食品SSを使っていただきました。

その後1か月で変化が出ないため、これは<麦粒腫>と思われ、薬を<漢方薬J>に変更しました。

1か月後、腫れは小さくなり、赤みも軽減してきました。

最初に<霰粒腫>か<麦粒腫>か、診断結果をご存じなかったために、判断を誤った事例でした。

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カテゴリー: 小児・子ども, 目のトラブル タグ: 霰粒腫, 麦粒腫
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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