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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

月別: 11月 2023

足指の痛みに漢方薬

2023年11月27日 by 健伸堂

職業病とは仕事が原因で起こる病気や障害のことで、とてもたくさんの疾患がありますが、労基法に指定されていない一般的なものもあります。

日本舞踊の先生、日常的に稽古をされているため、足指に力をかけて舞を支えられているようです。
そのため足の人差し指が腫れて痛みが出てきました。身体は冷えるタイプで、足も冷えているようでした。

そこで漢方薬は、温めながら滞留する湿をとり、痛みを軽減する薬<桂枝加朮附湯>をお使いいただきました。
1週間後、炎症による赤みや腫れが軽減し、その後1か月ほどで痛みも少し治まってきました。

仕事が忙しく、そのために足の部位に負担がかかったために炎症がおきていますので、仕事が少し落ち着けばさらに良くなることと思います。

このような事例は、鍼灸師の腕の使い痛み、頸肩腕症候群など他にも多種あります。

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毘沙門堂の紅葉

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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 冷え, 手・脚・膝の痛み タグ: 桂枝加朮附湯, 痛み, 職業病, 足指の痛み

起立性調節障害の漢方

2023年11月24日 by 健伸堂

子供によく見られる起立性障害は、朝が起きられない、食欲不振、頭痛、立ち眩みなどの症状が起きる自律神経機能不全で、中学生の約10%に見られると言われます。

13歳のTくん、長い間頭痛が続いていました。
症状は頭全体が重く、時にはズキズキする、朝方おなかが重く食欲がない、水分の摂取は多く、おなかはチャポチャポとしていました。さらに特徴的なことは、湿気がある日はとてもいやな気分になるとのことでした。

漢方では水湿困脾、すなわち水分が過剰で身体に滞留しているのが頭痛の原因と思われました。
また、朝が起きられないので気虚もあると思われました。、

そこで漢方薬は、補気薬と利水薬を併用いただきましたところ、2週間後には頭痛頻度が減りました。

後でお聞きしたところ、Tくんは以前から不登校とのこと、症状が改善して、気がめぐるようになれば、身体も動き出すのでは?と期待しています。

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青空に映えるピラカンサ

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カテゴリー: 小児・子ども, 自律神経失調症, 頭痛・偏頭痛 タグ: 五苓散, 朝起きられない, 自律神経, 補中益気湯, 起立性調節障害, 頭痛

腎機能を助ける食養生

2023年11月20日 by 健伸堂

食事は長年の習慣になっているので、変えることは容易ではありませんが、

少しでも気を付けることや漢方薬を併用することで、人工透析を避けられるかもしれません。食養生を参考にご覧ください。

・塩分を控えるために、食品の裏に貼られている栄養成分表示を見てから購入する習慣

・菓子パン、甘いジュース、ファーストフード、ラーメン、など高カロリーで高脂質のものを少なめにする、食べるときは1週間に1回などに減らす

・ハムやベーコンなどは含まれる塩分が多いので常食しない

・味噌汁は朝1回だけにして、塩分を抑える

・肉の脂身や鶏肉の皮は食べずに残す

・食事の時に、野菜やきのこ類などの食物繊維を先に摂り、その次に肉や魚、そして後にご飯を食べるという順にすることで、糖の吸収が穏やかになる

・便秘は大敵、腸腎連関と言い、腸の状態が悪いと腎機能も低下する

・日本人の習慣の漬物は塩分が多いのでやめて、生野菜にエゴマ油やオリーブオイルなどをつけて食べると良い

・減塩食品には塩の代わりに塩化カリウムが使われるので、塩化カリウムの過剰摂取に注意、腎機能が低下するとカリウムの排出がされにくい

・ハム、ベーコン、ファーストフード、おにぎり、などに含まれる食品添加物のリンは排出されにくいので注意

・玉ねぎ、ブロッコリー、リンゴ、緑茶、サバの缶詰、海藻、おからなどは良い

・さらに、ウォーキングなどの軽い運動は続けること

※参考書籍:「腎機能がみるみる強まる食べ方大全」上月正博著・文響社発行

お正月の花:センリョウ

カテゴリー: 腎臓病 タグ: 腎機能, 食養生

漢方で人工透析を避けたい

2023年11月16日 by 健伸堂

一般的に、高齢化に伴い腎機能は低下してきます。
糖尿病や高血圧傾向の方は、さらに腎機能に影響します。

79歳のHさん、この数年でクレアチニンが徐々に上昇し、最近は2.9を超え、尿素窒素も高い時は43を超えるようになり、医師からはそろそろ透析を考えましょうと言われていました。

他には、脳梗塞を患い、コレステロールや血糖値も少し高めで、西洋薬を服用されていました。

透析はとにかく避けたいと漢方相談をお受けしました。
データを見ると数年間にわたり悪化傾向で、且つ年齢も高いことから、どこまで回復するか不明ですが、腎機能を助ける漢方薬をお使いいただきました。

腎臓の血流を良くして負担を軽減する活血薬、水分の代謝を良くして負担を軽減する利水薬、腎臓の細胞を活性化するような補気薬などをお使いいただきました。

1ヵ月後の検査で、クレアチニンは2.5まで、尿素窒素は38まで下がりました。今後はどの程度変化するかは不明ですが、データを見ながら漢方薬を継続することになりました。

あわせて、食養生など生活の改善も提案しています。

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お正月の花:センリョウ

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カテゴリー: 腎臓病 タグ: クレアチニン, コレステロール, 尿素窒素, 漢方薬, 腎臓病, 血糖値

心因性の咳と漢方

2023年11月14日 by 健伸堂

50歳のTさん、秋口に発熱した後咳が始まりました。咽は詰まって乾燥していたので、病院から麦門冬湯や滋陰降火湯をもらわれたが治まりませんでした。

その後痰が出るようになり、咽に詰まって息苦しく、カーっと出そうとするが取れない、食後には咳き込みが激しく、みぞおちが詰まった感じ、ゲップやガスが多いなどの症状でした。

話を聞いていくうちに、単に風邪の後の咳ではなく、ストレスなどによる心因性の咳と思われました。

そこで漢方薬は、半夏厚朴湯や柴胡疎肝湯をお使いいただいたところ、1週間で咽のつまりや不快感が軽減し、咳も楽になりました。

また、気分がザワザワする、落ち着かない、残尿感、後鼻漏などが残っていたので、甘麦大棗湯や辛夷清肺湯を継続し、症状は改善しました。

咳の原因は風邪や乾燥だけでなく、ストレスなどの心因性もよく見られます。

病院ではゆっくり話す時間がないので安易に咳止めや去痰剤が使われますが、心因性の場合はしっかり話を聞き、根本治療が必要となります。

対応する漢方薬は上記以外にも体質に合わせてたくさんの種類がありますので、ご相談ください。

南方の果物・ランブータン

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息, 自律神経失調症, 食道炎・喉のつまり, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 半夏厚朴湯, 咳, 咽のつまり, 心因性, 柴胡疎肝湯, 痰

嘔吐恐怖症と漢方

2023年11月8日 by 健伸堂

ストレスによって「食べ物が咽を通らない」という方はよく見られますが、それがさらに酷くなると全く食べられない、食後に嘔吐するようなケースもあります。

20歳のKさん、繊細で過敏なタイプ、ストレスによって外食が出来なくなりました。食べる量は少ないが、少しでも食べると気分が悪くなり、時には嘔吐をするようになりました。
それが重なると、嘔吐をすること自体が恐怖になるという、嘔吐恐怖症の状態でした。

その他には、咽が詰まる感覚、食べなくてもおなかが張っている、ガスが多い、おなかがゴロゴロと鳴る、軟便気味などの症状がありました。

舌診では舌尖が赤く、ストレスを強く感じている状態でした。

そこで、過度の緊張を緩和する養心安神薬や、下降するべき胃気が逆に上昇する状態を改善する降気薬、胃部の滞留を軽減する化痰薬などをお使いいただきました。

そして1か月後には症状が軽減し、2か月後には吐き気もなくなりました。

このような症状は多くの方にみられ、いわゆる過食症や拒食症などの摂食障害とは違って、改善は早くなります。

ただし、ストレスは今後も続くもので、再度同様の症状が現れることがあるかと思いますが、対応する漢方薬があることで、不安感は軽減されるものと思います。

自分に合った漢方薬を早く見つけることが大切ですね。

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ハナカタバミが美しい

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カテゴリー: 嘔吐, 胃痛・胸やけ・膨満感, 自律神経失調症, 食欲不振・拒食, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: ストレス, 半夏厚朴湯, 半夏瀉心湯, 嘔吐恐怖症, 心脾顆粒, 食べられない, 香蘇散

HSPと更年期の不定愁訴

2023年11月4日 by 健伸堂

HSPとはハイリー・センシティブ・パーソンの略称で、感受性が強く敏感な気質もった人を言います。

そのため、少しのことでも気になり、落ちこむ、急な変化に弱く動揺する、些細なことでも深く考えすぎてしまうなどの先天的な性質であり、精神疾患ではありません。

ただし、その性質が日常生活に影響を及ぼす場合は、気分に作用する漢方薬を使うことで改善が可能です。

50歳のKさん、家族の心配事をきっかけに、胃が重くなり、下痢気味、食欲低下、寝汗、不安感、不眠などが出てきました。年齢的にも更年期の時期で、ホルモンの影響もあったかもしれません。

そこでまずは体の元気の源である胃腸を整える、健脾・降気薬や化痰。・理気薬を、不眠には、滋陰・養心安神薬などを併用いただきました。

結果、少しづつ症状が改善されてきましたが、便秘と関節部位の痛みが改善しないのでお薬を潤腸通便薬や疎肝薬に変更しました。

更年期の時期にはいわゆる不定愁訴が多く見られますが、元々HSPの方はその症状が強く現れる傾向があります。

先天的なHSPと更年期の症状は、時間をかけてこまかな対応が必要になります。

秋の伊吹山

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カテゴリー: 便秘・下痢・軟便, 手・脚・膝の痛み, 更年期障害, 睡眠障害, 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: HSP, 不定愁訴, 不眠, 更年期, 胃腸障害

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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