起立性調節障害の漢方
子供によく見られる起立性障害は、朝が起きられない、食欲不振、頭痛、立ち眩みなどの症状が起きる自律神経機能不全で、中学生の約10%に見られると言われます。
13歳のTくん、長い間頭痛が続いていました。
症状は頭全体が重く、時にはズキズキする、朝方おなかが重く食欲がない、水分の摂取は多く、おなかはチャポチャポとしていました。さらに特徴的なことは、湿気がある日はとてもいやな気分になるとのことでした。
漢方では水湿困脾、すなわち水分が過剰で身体に滞留しているのが頭痛の原因と思われました。
また、朝が起きられないので気虚もあると思われました。、
そこで漢方薬は、補気薬と利水薬を併用いただきましたところ、2週間後には頭痛頻度が減りました。
後でお聞きしたところ、Tくんは以前から不登校とのこと、症状が改善して、気がめぐるようになれば、身体も動き出すのでは?と期待しています。
青空に映えるピラカンサ
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ
陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局 宇治本店・京都四条店
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇