食事は長年の習慣になっているので、変えることは容易ではありませんが、
少しでも気を付けることや漢方薬を併用することで、人工透析を避けられるかもしれません。食養生を参考にご覧ください。
・塩分を控えるために、食品の裏に貼られている栄養成分表示を見てから購入する習慣
・菓子パン、甘いジュース、ファーストフード、ラーメン、など高カロリーで高脂質のものを少なめにする、食べるときは1週間に1回などに減らす
・ハムやベーコンなどは含まれる塩分が多いので常食しない
・味噌汁は朝1回だけにして、塩分を抑える
・肉の脂身や鶏肉の皮は食べずに残す
・食事の時に、野菜やきのこ類などの食物繊維を先に摂り、その次に肉や魚、そして後にご飯を食べるという順にすることで、糖の吸収が穏やかになる
・便秘は大敵、腸腎連関と言い、腸の状態が悪いと腎機能も低下する
・日本人の習慣の漬物は塩分が多いのでやめて、生野菜にエゴマ油やオリーブオイルなどをつけて食べると良い
・減塩食品には塩の代わりに塩化カリウムが使われるので、塩化カリウムの過剰摂取に注意、腎機能が低下するとカリウムの排出がされにくい
・ハム、ベーコン、ファーストフード、おにぎり、などに含まれる食品添加物のリンは排出されにくいので注意
・玉ねぎ、ブロッコリー、リンゴ、緑茶、サバの缶詰、海藻、おからなどは良い
・さらに、ウォーキングなどの軽い運動は続けること
※参考書籍:「腎機能がみるみる強まる食べ方大全」上月正博著・文響社発行
お正月の花:センリョウ