声がれの漢方薬
歌手の方や講演をされている方は常に咽に負担がかかるため、声がれを起こしやすくなります。
45歳の女性Aさん、バンドのボーカルをされていて、コンサートだけでなく練習でも常に咽を使われているため、声がれすることが頻繁にありました。
今回も声がれとともに咳き込みが酷く、とまらなく続くので相談にお越しになりました。
咳き込み以外には、咽は渇きやすい、手足がほてる、のぼせやすいなど、熱が上に昇りやすく、年齢的にホルモンの影響もあるようでした。
そこでまずは、声がれの漢方薬としてよく知られる、響声破笛丸や、乾燥咳にに使う竹葉石膏湯をお使いいただきました。
そして1週間後、咳は治まり、声もほぼ元の状態に回復しました。
しかし今後も咽の酷使は続きますので、この漢方薬は継続が必要になります。
この響声破笛丸に含まれる<阿仙薬>は嗄声(しわがれ声)の特効薬ともいわれ、さらに<訶子>も止咳、利咽の作用があります。
比較的効果は早く、便利な処方です。

祇園祭 長刀鉾の注連縄切りのお稚児さん
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漢方の健伸堂薬局 宇治本店・京都四条店
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