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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

麦味参

高齢者の熱中症2

2024年8月8日 by 健伸堂

猛暑の連続で、高齢者の熱中症が増えています。

以前からお越しの77歳のSさん、元々スポーツをされていたので暑さには負けないと言われていたのですが、買い物をして帰宅後に汗が止まらず、頭がフラフラして、異常に口が渇き、水をいくら飲んでも口の渇きが治まらないと電話相談をお受けしました。

症状からみて熱中症のような状態で、早速お手持ちの<麦味参>を服用していただきました。

麦味参には、身体を潤す麦門冬や、気(エネルギー)を増す人参が含まれていて、しばらくして異常なほどの口渇が治まり、身体も楽になってきました。

もちろん今後は出かける前に服用するように伝えました。

80歳のYさん、漢方薬の注文電話をいただいた時に体調をお伺いすると、家の風通しが良いので昼間は扇風機を使っていて、夜間にだけエアコンを使っているとのこと。

これだけ気温が高いので、昼間もエアコンを使い、温度管理をしっかりするよう伝えました。
7月の東京都の熱中症による死者のうち87%の方がエアコンを使っていなかったとのこともあり、これだけ気温が高いので、昼間もエアコンを使い、温度管理をしっかりするよう伝えました。

高齢になると気温が高くなっても温度感覚が異なっていることもあります。
簡単な温度計を室内に置くと温度管理ができるので、高齢者の方にはお勧めです。

夏のトラブル、ご相談ください。

麦味参入りボトルが便利

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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 夏バテ, 熱中症 タグ: 体感温度, 温度計, 熱中症, 高齢者, 麦味参

高齢者の熱中症1

2024年8月6日 by 健伸堂

今年も猛暑日が続いています。

東京都で7月に熱中症で亡くなった方は123人との報道、その内60歳以上が9割を超えています。

熱中症は体内の水分量が減少して、熱が下がらなくなり発症します。
体内水分量は、胎児のときは体重の約90%、赤ちゃんのときは約80%、成人は60%~65%、高齢者では約50%になり減少していきます。

漢方で身体の水分の減少状態を<陰虚>といいます。
陰虚になると、熱を生じやすくなる、口渇が強い、ほてる、ドライシンドローム、など様々な症状がでてきます。

高齢者は陰虚状態になりやすいので、<補陰>をすることが大切になります。

ただし水を多く飲んでも、細胞内水分量は急には増えません。
日常的に補陰をすることが必要なのです。

夏の時期には、潤いを増す麦門冬や、暑さで失われる気(エネルギー)を補う人参が含まれる<麦味参>などを使います。

また季節にかかわらず<補陰>作用の<亀板配合健康食品>などが健康維持に適します。

お気軽にご相談ください。

亀板配合健康食品

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カテゴリー: 夏バテ, 多汗, 熱中症 タグ: 亀板配合食品, 体水分量, 熱中症, 補陰薬, 高齢者, 麦味参

高齢者の息苦しさ

2024年6月21日 by 健伸堂

高齢者の相談で、階段を上ったときや、早歩きによって胸が苦しい、息苦しくなるというご相談があります。

原因は、 体を動かすために多くの酸素を必要としますが、高齢によって呼吸筋の筋力の低下や、 心臓や肺などの臓器の機能の低下のため、息切れが起こりやすくなります

80歳のAさん、非結核性抗酸菌症の疑いで長い間治療を受けられていました。

喀痰検査ではいつも菌は検出されないが、症状は咳が出やすく、息苦しいことが多いとのことでした。
病院からは、抗菌薬や吸入薬が出されていました。

そこで、抗酸菌症の悪化予防に、清熱解毒薬を使いながら、息苦しさに対しては肺の気陰を補う薬と、心臓の働きを助ける<活血薬>を併用いただきました。

1か月後には、息苦しさが少し軽減してきたので、そのまま継続されています。

高齢者の息苦しさは筋肉の衰えに加え、心臓から血液がうまく回らないと、肺の血管に血液がうっ滞するため、息苦しくなることもあります。

漢方では、血流を良くする(活血)、心臓の働きを高める(心陽)、肺の機能を高めるなどの漢方薬があり、高齢者には適していると考えます。

お気軽にご相談ください。

ドクダミ(十薬)の花が咲いています

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息, 疲労感・倦怠感 タグ: 冠元顆粒, 息苦しさ, 肺気虚, 非結核性抗酸菌症, 高齢者, 麦味参

新型コロナが再び増加傾向に

2024年2月3日 by 健伸堂

寒くなり始めた頃からコロナ患者数が再び増加しています。
当店でもお正月頃から、コロナに関連するお問い合わせが増えてきました。

今回のコロナの症状は、発熱は微熱程度で、倦怠感が強く、時には咳、声がれ、咽の痛み、などの症状を訴えられています。

普通の風邪と大差なく、病院で検査を受けてコロナ陽性と診断されて初めて分かった方がほとんどです。
つまり、検査を受けなければ、風邪と捉えられている方が多いと思います。

新型コロナの方への漢方薬の対応は個々の体質や症状にもよりますが、
倦怠感には補気補陰薬など、発熱には辛涼解表薬、重症化予防には柴胡剤、咽痛や咳には潤肺止咳薬など、たくさんの種類があります。

高齢者の場合は免疫低下によって他の症状や疾患を併発しやすいので、早期対応で症状を長引かせないことがポイントです。

ご相談ください
。

メジロが庭に飛来

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カテゴリー: 感染症 タグ: 小柴胡湯, 新型コロナ, 柴葛解肌湯, 竹葉石膏湯, 葛根湯, 辛夷清肺湯, 銀翹散, 麦味参

気力低下の季節

2023年9月16日 by 健伸堂

東洋医学の考え方、五行説に「五志」があり、身体に影響を及ぼす心の動きのことを言います。

五志には、「怒・喜・思・憂・恐」があり、秋はこの内の「憂」にあたり、なんとなく気持ちも沈みがちになりやすい季節です。

Aさんは毎年9月~10月の時期、気分が低下し、何もやる気がなくなるとのこと、季節の変わり目が自律神経に影響していると思われました。

他には、睡眠が浅い、疲れやすい、年齢も更年期の時期、舌診では胖大で白苔、気虚によって水分の代謝も良くない状態でした。

そこで補気剤に合わせて心血を補い、気分をリラックスさせる漢方薬をお使いいただきましたところ、
2週間後には気分は楽になり、睡眠も改善してきました。

古典でも、秋は気が内向く季節なので、無理に外に向かって事を起こさないほうが良いとされています。

心静かに、気持ちを平穏に保ち、過度に感傷的にならないように過ごしたいものです。

ご相談はこちらからどうぞ

ピンクのオシロイバナ

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カテゴリー: 睡眠障害, 自律神経失調症 タグ: 五志, 心脾顆粒, 秋は憂, 麦味参

発声障害の漢方

2023年8月31日 by 健伸堂

40歳のYさん、声がかすれる、声が出にくい、特に会議などで発言しようとすると声が出ないなどの症状でご相談を受けました。

病院の検査では特に器質的異常はなく、心因性かとの診断でした。

体質などをお聞きすると、頭痛・肩こりが強い、胃痛が時々ある、緊張しやすい、発声のトラブルは以前からとのことで、原因は心因性で過緊張性発声障害のように思われました。

そこで漢方薬は、肺陰虚や肺気虚を改善して声のかすれと声を出す力をつける漢方薬と、無意識の緊張を緩和する漢方薬を併用いただきました。

1ヵ月後、声が出やすく感じるときが出てきたので、さらに気分をリラックスさせる、安定させる漢方薬を中心にして継続いただきました。

長期の症状ですので時間がかかるとは思いますが、少しづつ改善することと考えます。

お気軽にご相談ください。

鮮やかなサルスベリの花

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カテゴリー: 喉の痛み・つまり, 自律神経失調症 タグ: 半夏厚朴湯, 四逆散, 柴胡加竜骨牡蠣湯, 柴胡疎肝湯, 発声障害, 麦味参

非結核性抗酸菌症の漢方

2023年7月26日 by 健伸堂

7年前に非結核性抗酸菌症の感染がわかり、昨年から治療を始められた50歳のNさん、抗菌剤を使いながら漢方薬も併用しようとお越しになりました。

症状は、食後に痰が絡む、午前中に咳が酷い、息苦しさ、ヒューヒュー鳴る、朝方動悸がするなどでした。

その他にも、耳鳴り、肩がつまる、吐き気、不安感など、周辺症状もありましたが、まずは主症状の改善をはかるため、漢方薬はストレスを緩和し、肺を潤すものを用いました。

2週間後あまり変化なかったので再考し、次に肺を潤しながら、炎症を治め、咳を治める薬をお使いいただきました。

その後、息苦しさや咳、痰が軽減したので、この薬を継続することになりました。

また、睡眠状態が良くないので、眠前に養心安神薬を加え、睡眠も改善しました。

しばらくは症状も落ち着くと思われますが、また再発しないように次回以降に清熱解毒薬も加える予定です。

長い間の症状ですので、状態によって漢方薬も調整していくことが大切です。

ご相談はお気軽に、こちらからどうぞ。

山査子の菓子は甘酸っぱくておいしい

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心房細動と胃もたれ

2022年10月8日 by 健伸堂

62歳のTさん、5年前に心房細動による不整脈が発症し、カテーテルアブレーション治療を受けられました。

しばらくは治まっていたのですが、時々不整脈が発生し、胸苦しくなり咳こむこともありました。エコーでは、心臓の肥大や水腫が見られました。

その他、手足の冷え、頻尿、肩こり、などもあり、体調がよくないので、相談に来られました。

舌診では、淡舌(血液不足)で脈は細く、気血両虚の状態とみられました。

そこでまずは貧血を改善する<補血薬>と、心気虚を改善する<補気薬>を使っていただき、胸苦しさや不整脈が少しづつ良くなってきました。

その後、状況に応じて<益気通陽>の漢方薬を使い、合わせて再度のアブレーションも受けられて、順調に経過していました。

あるとき、おなかがもたれると不整脈が出やすいとの訴えがあり、おなかのもたれを軽減する<降逆・消痞>の漢方薬を頓服のようにお使いいただいたところ、さらに不整脈は軽減してきました。

よく、逆流性食道炎が自律神経を障害し、心臓や不整脈に波及するといわれますが、、逆流性食道炎でなくても胃の不調が他の臓器に及ぶことはあります。

漢方は、単一症状や単一疾患に対して作用するのでなく、全人的に身体全体を整えられるのが特徴です。

お気軽にご相談ください。

       秋真っ盛り

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カテゴリー: 狭心症・心臓のトラブル タグ: 不整脈, 半夏瀉心湯, 心房細動, 炙甘草湯, 麦味参

コロナ後の倦怠感

2022年9月14日 by 健伸堂

新型コロナウイルスの流行が止まりませんが、最近のオミクロン株ではさらに感染が広がりました。

お客様も、その周辺の方も、身近な知人も、たくさんの方が感染されています。

症状の特徴としては、咽が痛い、発熱は2日間程度、その後の倦怠感が酷い、味覚・臭覚障害が残るなどの方が多いようです。

Aさんも同様の症状で、お子様も含め家族全員が感染しました。


症状は多くの方と同様でしたので、咽痛や咳には清熱解毒・止咳薬を、発熱には辛温解表薬を、後半の倦怠感には肺の気陰を補う<麦味参顆粒>をお使いいただきました。

その後1週間程度でほとんどの症状が治まり、倦怠感も2週間で治まりました。

重症化する方もおられるようですが、今回は比較的軽症の方が多いように思われます。

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投稿者:古村学

鮮やかなサルスベリの花

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カテゴリー: インフルエンザ, 咳・気管支炎・喘息, 微熱・発熱 タグ: コロナ, 倦怠感, 柴葛解肌湯, 銀翹散, 麦味参

マスクかぶれ

2020年6月29日 by 健伸堂

コロナ後の新しい生活様式で、マスクを常時つけるのが一般的になりました。
しかし、お肌が敏感な方はマスクで肌荒れを起こしておられます。

40歳のYさん、元々肌トラブルが起きやすい体質で、手湿疹や額の荒れなどに漢方薬をお使いいただいていました。

3月にお越しいただいた時は、鼻の下が紅くなり、痒みとピリピリ感がありました。
特に生理前には首も赤みが増し、ピリピリとしていました。

思い出せば、マスクを常時し始めたころから発症したようで、マスクかぶれと思われました。元々が<表虚>すなわち皮膚が弱い、敏感な体質ですので、かぶれが生じたようです。
そこで漢方薬は、乾燥を改善して潤いを保持する漢方薬や、潤いを増す漢方薬をお使いいただきました。 また、表虚に対して、お肌を丈夫にする体質改善薬も併用いただきました。

2週間後の報告では、赤みは3日程度で引いて、ピリピリ感も減ったとのことでした。

マスクはこれから暑くなると汗も刺激になり、かぶれの方が増えるものと思われます。

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カテゴリー: 湿疹, 肌荒れ・かゆみ タグ: かぶれ, マスク, 滋陰降火湯, 表虚, 麦味参

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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