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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

漢方

髪が抜ける

2016年10月21日 by 健伸堂

秋は髪が抜けやすくなる季節で、女性は特に気になることと思います。

42歳の女性Hさん、生理が不順になり、のぼせ、顔がカッカする、イライラも強く、口渇がある、手足がほてる、耳鳴りがするなどの症状に加え、髪が抜けやすく気になってきました。
頭部は乾燥し、痒みもあって、そのために髪も抜けるようでした。

この状態は、更年期にみられる症状のようでしたので、まずは<加味逍遥散>や<瀉火補腎丸>をお使いいただきました。

2週間後、症状は緩和し、頭部の痒みやイライラ、のぼせ、睡眠などが改善してきました。
抜け毛はまだ相変わらずの状態でしたが、頭部の熱が治まり、乾燥が改善してくると毛根の働きも良くなるかと思われます。

抜け毛の原因は、血虚=血液不足で毛根に充分な栄養が行かない場合や、肝鬱=ストレスで起きる円形脱毛、腎虚=年齢的に頭部の皮膚代謝の低下、そして前述の更年期症状に関連してよくみられます。

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カテゴリー: 更年期障害, 頭髪のトラブル タグ: 抜け毛, 更年期, 漢方, 肝鬱, 腎虚, 血虚, 髪

子供の胃腸炎

2016年10月6日 by 健伸堂

小児は頻繁にウイルス性胃腸炎に感染しやすく、特に集団で過ごす保育所や幼稚園では日常茶飯事となっています。

ウイルス性胃腸炎は、体内のウイルスが排出されるまで1週間以上かかり、症状も3日~5日ほど続きます。腹痛や下痢、嘔吐などで、お母さんは大変心配されます。

病院では重症でないかぎり特にお薬が出されず、水分の補給をしっかりするように言われます。

症状が強い場合は、西洋薬では制吐剤の座薬や点滴、下痢止めが使われますが、漢方でもこれらの症状に対して安心して使えるものがあります。

下痢はウイルスの排出のために止めてはいけないのですが、長引いてグッタリするときは下痢を止める必要があり、<参苓白朮散>や<半夏瀉心湯>、<柴胡桂枝湯>などを使います。

嘔吐に対しては主に<五苓散>などを使います。

乳幼児は漢方薬を飲まないと思われがちですが、漢方薬のメーカーにより飲めるものがあり、また飲ませ方を正しくすれば、喜んで飲ませることができます。
ご相談ください。
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カテゴリー: 小児・子ども タグ: ウイルス性胃腸炎, 下痢, 嘔吐, 小児, 漢方, 赤ちゃん

尋常性乾癬と漢方

2016年8月12日 by 健伸堂

尋常性乾癬の原因は、食生活やストレス、免疫異常と言われますが、はっきりとした原因の特定はできず、西洋医学でもステロイドなどの対処療法が主となっています。

漢方では、その方の仕事や生活環境、食生活、睡眠などをお伺いし、原因となるものを求めていきますが、多くはストレスが関連して免疫異常を起こしているのではと考えられます。

乾癬の症状は、境界の鮮明な大小様々な紅斑、白色の鱗屑(りんせつ)、乾燥などがあります。また、皮膚症状以外にその方の特徴となる症状が多くは見られます。

39歳のYさん、5年ほど前から背中、腕、下肢などに症状が出始めたのでステロイドをお使いになっていましたが、改善しないので漢方相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると、夏はましになるが冬は悪化しやすい、仕事のストレスは多い、緊張しやすい、肩こりが強く、時に閃輝暗点症状がでる、眼の奥の頭痛がある、などでした。

そこでストレスを緩和する<柴胡剤>や、皮膚の赤み、炎症を治める<清熱剤>をお使いいただきました。
飲み始めて2週間、頭痛が全く出なくなり、1か月後には皮膚も少し改善してきました。

その後中断されていたのですが、再び頭痛がひどくなったので、再開されることになりました。

乾癬に対する漢方薬は、紅斑に対しては<清熱解毒剤>など、原因となっているストレスを緩和する<疎肝剤>など、乾癬の増殖がひどい場合は<駆お血薬>などを加えます。

生活の改善と合わせて、時間がかかる疾患ですが、少しずつでも良くなると安心でき、疾患に対するストレスも軽減します。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 尋常性乾癬, 活血, 清熱, 漢方, 疎肝, 解毒

お正月は屠蘇散

2015年12月28日 by 健伸堂

今年も残りわずかとなりました。
皆様お正月の準備で忙しいことと思います。

お正月の行事は地域によって様々ですが、それも時代とともに変化してきました。

【おせち料理】は

元々『御節供料理』といわれ、豊作を願い、恵みに感謝して供えられた料理で、お正月などに作られるものですが、最近は豪華な料理が販売されていて、自分で作る家庭は少なくなり、それぞれの食材の持つ意味も薄れてきているかと思います。

【お屠蘇】は

一年間の邪気を払い長寿を願って正月に呑む薬酒で、当店でもお客様には差し上げているのですが、最近は『何ですか?』と言われる方が増えました。
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【カレンダー】は

以前は壁掛け型で日程などが書き込めるものが好まれたのですが、最近はマンション住まいの方が増えたのか、壁掛けは好まれず、卓上型のものが好まれます。
あるいはスマホなども普及して、カレンダーも不要になっているかもしれませんね。

時代の変化は目まぐるしいですが、漢方は中国3000年以上の歴史の中で発展してきた実証医学で、大きく変わることなく多くの人々を支えてきました。

変わるものと変わらないもの、ともに大切にしたいと思います。

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カテゴリー: 未分類 タグ: おせち料理, お屠蘇, 年末, 漢方

続編・漢方でダイエット!

2015年9月8日 by 健伸堂

以前、「漢方でダイエット」の全4回シリーズでブログを書かせて頂きました。

今回は、先日お客様とお話していて、ダイエットの過程は「貯金」の過程によく似ているなぁ!と思ったことからの追記です。

ダイエット(貯金)の過程は大きく分けて、次の3つに絞られます。


 

(1)収入(摂取エネルギー) < 支出(消費エネルギー)の時

 

生活していくには、今までに貯めてきた貯金(脂肪)を切り崩していくしかない状態です。

この状態では、生活していくために身体は一生懸命働き(動き)鍛えられ、どんどん貯金(脂肪)が減っていきます。
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(2)収入(摂取エネルギー ≒ 支出(消費エネルギー)の時

 

収支のバランスが取れていて、とても健全な状態です。

しかし、入ってくる分と出ていく分が所謂「トントン」の状態なので、貯金(脂肪)が増えることはありませんし、今まで溜め込んだ貯金(脂肪)も減ることはなく、そのままです。

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(3)収入(摂取エネルギー) > 支出(消費エネルギー)の時

 

次から次へとお金(エネルギー)が入ってきますので、どんどん貯金(脂肪)が溜まります!

この状態では、有り余るお金(エネルギー)を無駄にしないために、貯金(脂肪)という形に変えて、どんどんと溜め込めるだけ溜め込んでいきます!

syougatsu_butori.jpg

 

よくお客様から「運動しているんだけど、なかなか痩せないんだよね〜」とお聞きします。

そう仰っている方は、

 

(2)収入(摂取エネルギー ≒ 支出(消費エネルギー)の時

 

に近い状態になっているのではないかと思われます。

これは、本来とても健全な状態で、素晴らしいことです。実際、そう仰っておられる方の表情はとても前向きでイキイキとされていますし、運動もされているためか顔のツヤもとても良いことが多いです。

 

しかし、上述しましたように、この状態は所謂「トントン」の状態ですから、なかなか痩せる(特にお腹のお肉が落ちる)ということは難しいでしょう。

敢えてそこから、さらに「痩せよう」と考えるのであれば・・・

 

(1)収入(摂取エネルギー) < 支出(消費エネルギー)の時

 

やはりこの状態を実現するしかありません。

 

そのためには、やはり地道に、

①食事制限(必要な量よりも少しだけ少なくする)

②運動習慣(ランニングや水泳などでエネルギーを消費する)

を同時に、粘り強く、長期間続ける必要があります。

 

sports_aquabics.jpg

 

(参考)


第一弾:漢方でダイエット!その1 <本当に漢方薬で痩せられるの?>

第二弾:漢方でダイエット!その2 <ダイエットに運動は必要なの?>


第三弾:漢方でダイエット!その3 <ダイエットに食事制限は必要なの?>


番外編:漢方でダイエット!番外編 <実際に自分で試してみた結果!>

投稿:古村 匡崇

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カテゴリー: 未分類 タグ: エネルギー, ダイエット, 漢方

病気を ”つくりだす” 現代社会 (1/2)

2015年8月26日 by 健伸堂

最近、お客様からのご相談を受けていて、よく感じることがあります。

それは、職場環境や家庭環境、人間関係、あるいは居住環境や食生活によって”つくりだされた””病気”がいかに多いか、ということです。

人の心と身体はつながっています。
さらに、その時の季節や取り巻く職場・家庭環境、あるいは普段とっている食事や運動の習慣などと、心と身体も密接に影響し合っています。

季節や気候が変われば身体がそれに順応しようと変化しますし、心(精神状態)もそれに応じて変化してきます。
例えば春から夏に向かう時期は身体も活動的になり、代謝が良くなって汗をかきやすくなりますし、気分も前向きに高揚してきます。

また、身体に何か不調があって辛い時は、それを受けて心も沈んでしまいます。
例えば、インフルエンザや胃腸炎などで寝込んでしまった時は、次第に気持ちも消極的に弱くなり、外に出て活動しようとは思わないようになっていきます。

そして、その逆、つまり職場や家庭環境などの影響で、先に心(精神状態)の方に変調がある場合は、それに応じて身体の方にも症状が現れることがよくあります。
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例えば仕事内容や職場環境に不満やストレスがあり、仕事に行きたくないという気持ちが日に日に強くなっていくと、発熱や腹痛、疲労倦怠感など、実際に症状が現れてきます。

その時、その症状の方を優先的に治療して、たとえ一時的に良くなったとしても、もともとの根本的な原因が解決されていないため、遅かれ早かれ、また同様の症状が現れてくることになります。

続きは次回、「漢方薬」で身体の症状を改善することだけが東洋医学の知恵ではないということをお伝えいたします。

投稿:古村 匡崇

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カテゴリー: 未分類 タグ: ストレス, 心と身体, 漢方, 精神状態

漢方でダイエット!  番外編

2015年8月5日 by 健伸堂

<実際に自分で試してみた結果!>

これまで三回に渡って書いてきました<漢方でダイエット>シリーズも、いよいよこの番外編で最終回となります。
この番外編では、「運動」に関する部分だけですが、私自身が実際に試してみた結果を公表したいと思います。

ところどころサボり気味な時期もあるのですが・・・
2年ほど前からジムに通いながら、運動を続けています。

■ジムでの運動メニュー(週2〜3回程度)
・水泳:約1時間(約1km、クロールやバタフライ中心に)
・マシンで筋肉トレーニング:約30分(腹筋や背筋、大胸筋を中心に)

■その他の運動メニュー(週1回程度)
・ランニング:約45分(4〜5km)
・ゴルフの練習:約60分(約300球)

さて、もう半年くらいこのペースで運動を続けていますが、はたしてどのくらい痩せるのか・・・
この機会に、ジムにある専用の機器で測定してきました!
結果はコチラ!

男性・33歳
身長:166cm  体重:62kg
体脂肪率:17%  BMI:22.5
筋肉量:標準よりもやや多い
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食べるのが好きで、よく食べていることもありますが、これだけ運動している割には、予想よりも今ひとつの結果でした(笑)

しかし、この数字をほぼ半年間キープしており、私にとっては今の状態が一番体調が良く、ベストのバランス、ということになります。

さらに水泳をしているため、身体が「この個体は生きていくために水の中で泳ぐ必要があるらしい」と誤認したためか、だんだん逆三角形の体型になってきました。

手前味噌ではありますが、これが、まさに、

「その方にとって最も体調が良いと感じる時の体重(体格)に導くこと」

ということになります。

さらに、もう少し補足しますと、自覚的にはっきりとわかるのは、

・筋肉はしっかりと付くし、体重も少し減ってくる
・体力はつくし、代謝も上がって、よく汗をかくようになる
・でもおなかの肉はなかなか取れない・・・

という感覚です。

10代や20代の頃はちょっと運動すると簡単に痩せることができましたが、30代半ばにもなると、これだけ運動しても、なかなかお腹の肉は取れません。
(もう少しペース上げて一年くらい続けると、お腹が6つに割れて綺麗になるのだと信じたいですが・・・笑)

さて、ここまで書いて、もうみなさんお分かりかとは思います。
男性の場合で、これだけ運動をしていてもこのような感じですので、ましてや、女性の場合で、いくら食事制限をしてダイエットサプリを飲んでいたとしても、ほとんど運動をしないとなると・・・

残念ながら、おなかの肉がなかなか落ちないのは・・・当たり前ですよね。
やはり、運動(身体の動き)は、綺麗な体型を手に入れるためには、避けては通れない道だと言えます。

以上、ここまで、つたない文章にも関わらず、全3回+番外編をお読みくださってありがとうございました。

いろいろとポジティブなことやネガティブなことも書きましたが・・・
「痩せたい!」と希望される方に対して、漢方でお手伝いができるのは、特に、

・必要なだけを食べるという精神状態へと導くこと
・そして、筋肉のつきやすい身体へと導くこと

この両面からみなさまのお手伝いをさせて頂きます!

(参考)
第一弾:漢方でダイエット!その1 <本当に漢方薬で痩せられるの?>
第二弾:漢方でダイエット!その2 <ダイエットに運動は必要なの?>
第三弾:漢方でダイエット!その3 <ダイエットに食事制限は必要なの?>

投稿 : 古村 匡崇

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カテゴリー: 未分類 タグ: ダイエット, 漢方, 筋肉, 運動

漢方でダイエット! その3 

2015年8月4日 by 健伸堂

<ダイエットに食事制限は必要なの?>

ダイエットシリーズもいよいよ最終回となりました。
最後のテーマはコチラ、ダイエットに食事制限は必要なの?です。

第一弾:漢方でダイエット!その1 <本当に漢方薬で痩せられるの?>
第二弾:漢方でダイエット!その2 <ダイエットに運動は必要なの?>
番外編:漢方でダイエット!番外編 <実際に自分で試してみた結果!>

結論から言ってしまうと、必ずしも「制限」する必要はありませんが、「必要なだけ食べる」という精神状態になれるかどうか、がとても重要です。

その方が日々の生活の中で、どの程度の運動(身体の動き)をしているかに応じて、1日に必要なエネルギー量が決まりますので、その必要なエネルギー量だけを食べている状態が健康的です。

例えば、プロのスポーツ選手と、一日中デスクワークをされている方の必要なエネルギー量は、当然異なりますよね!?

当たり前ですが、それぞれの方の運動(身体の動き)量に応じて、必要なだけを食べていれば、決して太ることはありません。
逆に言えば、太るということは、必要以上に食べている、ということです。

とすると、ここで、2通りの選択肢があります。
dai-3.jpg
(1)そもそもの運動量を増やす(食べ過ぎてもその分だけ消費する!)

これは前回の
第二弾:漢方でダイエット!その2 <ダイエットに運動は必要なの?>
に合流しますので、こちらをご参照ください。

次に、
(2)現在の運動量に応じて、必要な量だけ食べるようにする

という選択肢があります。
が、最大の問題はここですね。
多くの方が最も苦労されているのは、まさに、ここです。

実際に運動量を増やすといっても、仕事や家庭の状況などがあり、現実的には難しい場合が多々ありますよね。

しかし、現在の運動量に応じて、本当に必要な量だけ食べるようにする、ことは特別に時間を割いたり、追加のコストを出費しなくても可能です。

しかしながら、これを阻害する最大の原因は、そう、ご存知の通り、ストレスです。
ストレスによって、一気に過食してしまったり、異常に甘いものばかり食べたりしてしまいます。
このストレスが解消すれば、過食の傾向は改善できる可能性が大いにあります。

このストレスを緩和して、結果的に食欲を適正な範囲に落ち着ける、これは漢方が非常に得意とする分野です!

数多くの理気健脾(胃)の方剤がありますので、漢方が最もお役に立てる領域の一つです。

投稿 : 古村 匡崇

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カテゴリー: 未分類 タグ: イエット, ストレス, 漢方, 運動量, 食事制限

漢方でダイエット!  その1  

2015年8月1日 by 健伸堂

<本当に漢方薬で痩せられるの?>

ここ最近、ダイエットのご相談がとても増えています。

・ストレスで夜中に一気に食べ過ぎてしまう
・日中、甘いものがどうしてもほしくなる
・痩せたいけど、運動するのは大嫌い
・わかっちゃいるけど夜のビール(お酒)は絶対にやめられない(やめるつもりはない)
・3か月後に小学校の時の同窓会があるので、それまでに痩せたい!

みなさま、それぞれの事情を抱えてご相談に来られます。

漢方でダイエット、とはどういうことなのか、本当に痩せることができるのか、そもそもどうあるべきなのか、など、自分なりにまとめてみましたので、全3回シリーズ(+番外編)でご紹介させて頂きます。

第一弾は、ズバリ、漢方で痩せることはできるのか?というテーマです。

(参考)
第二弾:漢方でダイエット!その2 <ダイエットに運動は必要なの?>
第三弾:漢方でダイエット!その3 <ダイエットに食事制限は必要なの?>
番外編:漢方でダイエット!番外編 <実際に自分で試してみた結果!>

結論から言ってしまうと、「痩せたい!」と仰って、ご来店されるみなさまのお悩みに対して、漢方でお応えできるのは、

「その方にとって最も体調が良いと感じる時の体重(体格)に導くこと」です。

単純に体重が何kg、体脂肪率がいくつ、ウエストが何cm、ということではなく、
その方にとって最も体調が良いと感じる時、その時の体重(体格)が、
その方にとっての「適正」な体重(体格)と考えます。

と言いますのも、そもそも漢方とは、

「自然と共に生きる知恵」
「大自然のエネルギー・パワーをうまく身体に取り込んで活かす方法」

ですので、自然環境と身体のバランス、そして身体の中のバランスをとることが極意です。

つまり自然の摂理に従って生きていくことで、自然の力をうまく取り込み、健康で長生きを可能にする古来の知恵の体系なのです。

従って漢方では、自然の摂理に逆らった方法や考え方に基づいたダイエットはあり得ませんし、仮にそのようなことをすれば、その方の身体に深刻なダメージを残すことがあります。

例えば、モデル体型に憧れて、10代の女の子が過度なダイエットを行うと、無月経や無排卵の原因になりやすく、ひいては不妊症へとつながっていくリスクが高まります。

また、過度に食事(特に糖質)を制限するようなダイエットは、その後、反動(リバウンド)を引き起こし、返って体調を崩しやすく、糖尿病などの生活習慣病の原因にもなりかねません。

実は私自身も、過去にひどく体調を壊してしまい、ほとんど何も食べられなくなってしまった時期がありました。その時は、なんど1か月で7〜8kg、2か月で12〜13kgほど「激痩せ」してしまい、あまりの憔悴で動けなくなり、病院を受診した経験があります。
(さらに、病院でレントゲンを撮った時に、人生で初めて「気を失って」倒れてしまいました^_^;)

これはダイエットではありませんでしたが、短期間での過度な体重減少は本当に危険です!
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野生の動物のように、「過食」でもなく「絶食」でもなく、生きていくために自然から必要なだけを得ていれば、そもそもダイエットなど必要ないのです。

普段の生活で、なぜか必要以上に得て(食べて)しまう、その原因を一緒に探し、それを取り除くことで、適正な体重(体格)へと導く、漢方ではそのお手伝いをさせて頂きます。

実は、それこそが、漢方が最も得意とする領域なのです!

投稿:古村 匡崇

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唐招提寺『開山忌』

2015年6月10日 by 健伸堂

先日6月5日~7日、奈良・唐招提寺を開いた唐の高僧・鑑真和上の命日に行われる法要『開山忌(かいざんき)』が行われました。

鑑真和上は唐の生まれ、洛陽・長安で修業を積み、日本の朝廷の「伝戒の師」としての招請を受けて、天平勝宝5年(753)難航海の末に6度目にして遂に日本の地を踏まれました。

鑑真和上が日本に伝えられたものは、建築や仏像彫刻、美術、医学など優れた文化に加え、薬物にも精通され、日本に伝えたものが現在も正倉院にたくさん残っています。

鑑真和上の坐像を拝観するのは2回目、つつましく、そして強く、あたたかい高僧の魂を感じさせる坐像です。

また安置されている御影堂の襖絵は、東山魁夷画伯の筆によるもの、渡航を表す真っ青な海や、故郷中国の風景が鮮やかに描かれています。

古代に触れる貴重なひと時でした。

(写真撮影禁止ですので、ネット上でご覧ください)

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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

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