漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴20年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

加味逍遥散

非結核性抗酸菌症による咳・痰

2018年10月2日 by 健伸堂

18年前に非結核性抗酸菌症との診断があり、その後特に悪化することもなく過ごされていたKさん、
今年は心身の疲れが酷かったためか、肺炎を起こすなど不調が続きました。

8月には、微熱っぽくなり、疲れると咳き込みが酷く、それに伴って痰も出ていました。
病院では抗菌剤や去痰剤が出ていましたが、症状は治まらず漢方相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると夕方に熱っぽくなり、しんどくなるとのことでした。
舌診では<微紅舌>で<黄苔>、少し熱が昇っているかと思われました。

そこで夕方の熱は疲れに加えて、症状が長引くことへの心配があるストレス性と考え、<加味逍遥散>をお使いいただきました。

また、咳や痰にたいしては <涼解楽>や<平喘顆粒>をお使いいただきました。

2週間後、咳も痰も熱も軽減し、身体も楽になりました。

その後は咳の薬だけを継続していただき、1か月ですっかり咳や痰が出なくなり、食欲も出てきてすっかり治まりました。

この先は寒さによる風邪の感染などが気になりますので、そのまま継続してもらっています。

非結核性抗酸菌症には抗菌剤が使われますが、その後中止されるケースがほとんどです。

漢方薬で咳などの症状はすっかり治まりますので、身体の免疫を高めて悪化予防をするとことに漢方薬がとても役立ちます。

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息 タグ: 加味逍遥散, 咳・痰, 平喘顆粒, 涼解楽, 非結核性抗酸菌症

額の吹き出物

2018年10月1日 by 健伸堂

吹き出物やニキビは、その発症部位からも原因が明らかになります。

例えば、額の小さな白い芯を持ったニキビは、胃腸機能が低下して、消化吸収が良くないためです。

頬のフェイスラインに出る赤いニキビはホルモンバランスに関連し、生理不順や、のぼせ、イライラなどが原因です。

その他にも部位でどこが原因かがわかります。

18歳のMさん、おでこと頬に小さな吹き出物が5年ほど前から出始め、いろいろ化粧品や洗顔クリームを試してみたが治らないと相談をお受けしました。

詳しくお聞きすると、赤みはあるが化膿はなし、生理の時吹き出物は増え、ストレスが多いと増える、少し赤ら顔、舌診では淡舌・白膩苔で、やや血液不足があり、水分摂取が多すぎて胃腸機能が低下しているという状況でした。

そこで漢方薬は<健胃顆粒>で胃腸消化機能を高め、<加味逍遥散>でストレスを緩和することにしました。

20日間お使いいただき、ニキビは減少し、舌苔も減っていました。このまま継続するとすっかり治まるものと考えます。

ニキビは症状が酷い場合は外用も必要ですが、基本は中から根本治療することが必要です。

そろそろムカゴの季節、秋ですね

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カテゴリー: にきび・吹出物 タグ: ストレス, ホルモンバランス, 健胃顆粒, 加味逍遥散, 吹き出物, 胃腸機能

繰り返す口内炎

2018年5月23日 by 健伸堂

口内炎は誰にでも見られる症状ですが、繰り返すようになると辛いものです。

50歳のYさんはこの3年間、月に1回は口内炎が発症していました。
舌もピリピリとしたり、咽が詰まる感じなどもありました。
そこで根本的に改善したいと思い、相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると、ストレスも多く、年齢的にも変調が来やすい時期で、原因はストレス性と考えました。

舌診では<淡紅舌> <白苔> で、比較的水分が滞留しているタイプでしたので、乾燥による口内炎ではないようでした。

そこで漢方薬は<加味逍遥散>や<甘露飲>をお使いいただきました。
結果その後2か月経過しても口内炎は発生せず、舌の痛みも軽減し、気分的にも調子がよくなりました。

口内炎の原因としては

1、陰虚・すなわちのぼせなどで熱が上昇し、口腔内が乾燥して傷つきやすい場合
2、飲食によって胃腸に胃熱を生じて起きる場合
3、慢性的に胃弱な場合

などが多く見られますが、今回は<肝鬱>すなわちストレスで口腔内の潤いが減少して起きている状態でした。

ほぼ即効性で、その後は体質改善を目的に少量お使いいただいています。

梅雨時期・ドクダミの花が美しいですね

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カテゴリー: 口内炎・舌の痛み タグ: ストレス, 加味逍遥散, 口内炎, 甘露飲, 胃弱, 胃熱, 陰虚

ストレスと不眠

2018年5月8日 by 健伸堂

40歳の女性Tさん、寝つきが悪く、中途覚醒もあり、熟睡できないためいつも頭がスッキリしないとのご相談でした。

仕事のストレスも多く、イライラ、のぼせ、目の下のクマなどがありました。

舌診では<微紅舌> <黄苔> <舌尖紅>でしたので、気が昇ってイライラがあり、お酒を飲まれるために<湿熱>が滞留しているという状態でした。

そこでまずは肝気を治め気の巡りを改善する<加味逍遥散>をお使いいただきました。
2週間後、肩こり、イライラ感、が軽減し少し身体は楽になりました。

しかし睡眠が良くないので、さらに<温胆湯>を併用していただいたところ、夢を見なくなり、熟睡が出来るようになりました。

飲酒によって睡眠が良くなるように思いがちですが、実は睡眠前の水分摂取が多いと睡眠の質は悪くなります。ワインを少量飲む程度がお勧めです。

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カテゴリー: 睡眠障害 タグ: ストレス, 不眠, 中途覚醒, 加味逍遥散, 水分過多, 温胆湯

頭部の湿疹

2017年9月25日 by 健伸堂

アレルギー体質のためか、様々なタイプの湿疹が発症するというケースがあります。

Yさんは10年前に貨幣状湿疹を生じ、3年前には下半身に痒疹を発症し、その都度ステロイドで治療をされてきました。
そして今回は頭部に湿疹が出て、いつまでもステロイドに頼るのも心配で、漢方相談に来られました。

現在の症状は、額を中心に、顔全体が赤くなり、疲れると悪化したり、ストレスで悪化するようでした。また夏場は汗によって悪化しました。

特に髪の生え際が酷く、痒みや落屑もありました。

様々な部位に発症を繰り返すのは、漢方で<表虚>が原因と考えられるので、皮膚粘膜を強める黄耆製剤の<衛益顆粒>を使いました。

また、髪の生え際に生じるトラブルには、ストレスや生理前に悪化するものが多く、ホルモンバランスや自律神経を整える<加味逍遥散 >もお使いいただきました。

手掌には水疱ができて、その後乾燥してひび割れになり、荒れていましたので、少し<補血剤>も合わせてお使いいただきました。

これらを状態に応じて調整しながらお使いいただきました。

そして2か月経過した頃から赤みが治まってきて、ステロイドもほとんど使うことがなくなりました。

また油物を食べると手掌湿疹が悪化するようなので、甘い物や菓子類には気をつけていただきました。

まずは症状改善を優先していますが、いずれ皮膚病の原因を生んでいると考えられる、腸の機能向上も必要となります。

10年来の体質からきている症状ですので時間がかかりますが、少しずつ良い状態になって行くのが楽しみです。

真っ赤に実ったナツメ

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カテゴリー: 湿疹 タグ: ストレス, 加味逍遥散, 湿疹, 脱ステロイド, 衛益顆粒, 表虚

髪が抜ける

2016年10月21日 by 健伸堂

秋は髪が抜けやすくなる季節で、女性は特に気になることと思います。

42歳の女性Hさん、生理が不順になり、のぼせ、顔がカッカする、イライラも強く、口渇がある、手足がほてる、耳鳴りがするなどの症状に加え、髪が抜けやすく気になってきました。
頭部は乾燥し、痒みもあって、そのために髪も抜けるようでした。

この状態は、更年期にみられる症状のようでしたので、まずは<加味逍遥散>や<瀉火利湿顆粒>をお使いいただきました。

2週間後、症状は緩和し、頭部の痒みやイライラ、のぼせ、睡眠などが改善してきました。
抜け毛はまだ相変わらずの状態でしたが、頭部の熱が治まり、乾燥が改善してくると毛根の働きも良くなるかと思われます。

抜け毛の原因は、血虚=血液不足で毛根に充分な栄養が行かない場合や、肝鬱=ストレスで起きる円形脱毛、腎虚=年齢的に頭部の皮膚代謝の低下、そして前述の更年期症状に関連してよくみられます。

kaki1

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カテゴリー: 更年期障害, 頭髪のトラブル タグ: 加味逍遥散, 抜け毛, 更年期, 漢方, 肝鬱, 腎虚, 血虚, 髪

乾癬と頭痛

2016年5月13日 by 健伸堂

最も多い尋常性乾癬は、皮膚に白色の粉が噴いて(鱗屑)紅斑を伴う皮膚疾患で、慢性的に経過します。

原因は不明ですが、遺伝的な素因に、食事、ストレスなどが加わると発症することがあります。
漢方でも主な原因はストレスによるものと考えています。

40歳のYさん、4~5年前に発症し、腕、背中、下肢などに紅班が現れ、ステロイドを使われていましたが改善せず、相談に来られました。
皮膚の症状以外には、肩こりや目の中でキラキラ光る時がある、目の奥の頭痛があるなどでした。

そこでこれらの症状から、ストレスを受けやすいタイプと捉え、<加味逍遥散>や<柴胡清肝湯>など、ストレスを発散させて軽減するものをお使いいただきました。
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その後2週間後には頭痛が出なくなり、1か月後には乾癬も少し改善傾向が見られました。
完治は難しいと言われる乾癬ですが、少しでも改善してくれることを願っています。

漢方では上記のような、<ストレスを軽減するもの+皮膚の炎症を治めるもの>を併用するのが一般的です。

タイトルに書いたように、乾癬の方は頭痛を伴っているケースが多く見られます。
それだけ神経を使う性格や、ストレスに弱いタイプかと思われます。

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カテゴリー: 未分類 タグ: ストレス, 乾癬, 加味逍遥散, 柴胡清肝湯, 食事

ニキビと冷え症が同時に改善

2015年12月1日 by 健伸堂

30歳の女性Kさんは元々アトピーの症状がありましたが、さらに最近ニキビが悪化して相談にお越しになりました。

頬や首回りに赤みがあり、お風呂などで身体が温まるとさらに赤くなり、ストレスが増すと悪化するとのことでした。また生理の前には便秘気味になり、ニキビも増えるようです。

そこで漢方薬は、ホルモンバランスを整えるものや、便通を良くして身体の余分な熱をとり、炎症を治めるための<加味逍遥散>や<清営顆粒>をお使いいただきました。

2週間後、大きなニキビは改善し、赤みも軽減しました。便通は少し軟便気味になったので、今回はお薬を変更して続けていただいています。

さらに、漢方薬を飲みだしてから足先の冷えがましになったとのことで、これは<加味逍遥散>によって<気>の巡りが良くなり、血流も良くなったためと考えます。

漢方薬は特定の疾患だけに効くのでなく、身体全体のバランスを整えてくれますので、思わぬところに効果が出ることが多々あります。

しばらく続けると皮膚の改善だけでなく、生理のトラブルや、ストレスの緩和など、いろいろと改善するものと思います。

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カテゴリー: 未分類 タグ: アトピー, ニキビ, 冷え症, 加味逍遥散, 清営顆粒

不定愁訴も漢方で

2015年11月16日 by 健伸堂

更年期前後にみられる不定愁訴には漢方薬がよく効果を発揮します。

53歳のHさん、数年前に月経が終わり、その後様々な更年期症状が起きていました。

最初は膀胱炎で、続けて眼瞼痙攣やめまい、難聴など様々な症状に悩まされておられました。
いずれも漢方薬を服用することで改善していました。

そして今回は舌の違和感が発症し、舌がビリビリするとのことで、病院で診てもらったが特に異状はないので、やはり漢方を使ってみようと思われました。

漢方では、舌の症状の多くが<肝鬱>つまりストレスなどで自律神経に影響を受けた時に出るものと考えます。
Hさんには<加味逍遥散>をお使いいただき、その後2週間ほどですっかり改善しました。

そして今回は気分が不安定で、突然に動悸がするとのこと、そこで<柴胡加竜骨牡蛎湯>をお使いいただきました。

このような不定愁訴は、症状が異なっても同じ薬を使うケースが多々あり、それでも改善します。
気になる症状があればご相談ください。

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カテゴリー: 未分類 タグ: めまい, 不定愁訴, 加味逍遥散, 更年期, 柴胡加竜骨牡蠣湯, 膀胱炎, 舌痛, 難聴

めまいの症例

2015年9月2日 by 健伸堂

42歳の女性Tさん、5月ごろからめまいがするようになり、最近は毎日フラッとするので相談にお越しになりました。

1昨年には回転性のめまいが起きたので、また再発かと心配されていました。
また、この2か月間は<当帰芍薬散>を飲んでいたが、改善しなかったとのことでした。

舌を見ると淡紅舌で苔は少なく、明らかに水毒が原因ではないと考えました。

めまい以外の症状をお聞きすると、イライラがあり、肩がつまる、視力が低下し、焦点が合いにくい、体温調節がおかしい、などの症状がありました。
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そこで、ホルモンバランスが関連して起きていると考え、漢方薬は<加味逍遥散>をお使いいただきました。

1週間後、めまいはほとんど治まり、安心されました。
まだ他の症状がいくらか残っているので、継続していただいています。

原因が明らかになると、効果も早い症例です。

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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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