心因性の微熱と喉の違和感
44歳のFさん、以前から不安感が強く、今年は特にコロナのために不安が強くなっていました。
その為に微熱が続き、咽の違和感や咳が生じていると、ご相談をお受けしました。
咽の違和感は昨年来の症状で、呼吸器科では喘息とみて、ステロイド吸入薬がでていました。しかし原因が心因性ではないかと思い、漢方薬に変えることにされました。
体質は、貧血傾向で、睡眠は中途覚醒が多く、咽は乾燥傾向、違和感はあるときとない時がある、舌診では、淡舌(血虚)、地図舌(ストレスを受けやすい)という状況でした。
そこでこれらの症状がすべて心因性であると考え、気分をリラックスして、気が上に上がるのを軽減するよう、心血虚を補う貧血薬の<心脾顆粒>や、疎肝剤をお使いいただきました。
10日後には微熱が少し下がり、不安感も少し楽になりました。
1か月後には微熱がなくなりましたが、咽の症状が改善されないので、薬を<柴朴湯>に変更しました。
そして1か月後には、喉が気にならない日が増えてきました。
元々の不安感を軽減することで、それに付随する様々な症状が改善していきます。
コロナ不安はまだまだ続きますが、早めに対応することで症状も軽度に治まります。

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