むくみと漢方
むくみは年間通して見られる症状ですが、特に梅雨時期や水分摂取が増えるこの時期にむくみが酷くなる方がおられます。
40歳のAさん、6月に入ってから顔や脚のむくみが酷くなってきました。
特に朝起きた時には顔や瞼がむくんで目が開きにくい感じがするとのことでした。
他には、身体が重だるい、食欲低下、脚もむくみ、排尿回数が少なくなっていました。
舌診では胖大で白苔(舌が大きく腫れぼったく白い苔が多い)状態で、身体に水分が滞留しているとみられました。
そこで漢方薬は、体表部に停滞したむくみを改善する<越婢加朮湯>や、利尿作用によって水分を軽減する<五苓散>をお使いいただきました。
その後すぐにむくみが改善し、身体の重さも軽減しました。
越婢加朮湯は水毒による関節の痛みなどに使われますが、瞼の腫れにも即効性があります。
むくみに対する漢方薬はこれ以外にもたくさんあり、その原因と体質により使い分ける必要があります。
祇園祭の色紙を店内に展示
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