起立性調節障害には漢方薬がお勧め
年々子供、特に中学・高校生のご相談が増えています。
不登校、パニック障害、起立性調節障害など内容は様々です。
中学3年生のSくん、昨年の秋に回転性めまいが起きた後から不調が続きました。
・身体がしんどくて動けない
・普段は家で横になっている
・頭が重くて、考えられない
・立ち眩みがする
・時々頭痛がする
などで、学校も休むことになりました。
今年になって心療内科で西洋薬をもらい、病院で漢方薬もまらわれてきました。
もちろん、血液検査やMRIなどの検査を受けられ、特に疾患はなしとの診断でした。
舌診では、淡舌、胖大で、気血両虚のタイプでした。
そこで漢方薬は、心血虚を改善するものや、抗ストレス作用がある健康食品をお使いいただきました。
1か月後、頭痛は起きなくなり、睡眠も良くなったのですが、身体のしんどさや頭の重さは改善しませんでした。
そこで、この不調になってから成長が止まったままとのことを聞き、漢方で言う<補腎>が必要と考え直し、<羚羊角>が含まれるものや、補腎作用の参馬補腎丸をお使いいただきました。
2週間後、頭の重さが改善し、考えることも出来るようになり、身体も楽になりました。
長い間の症状ですので、少し時間はかかると思いますが、良い方向に進み始めたようです。
羚羊角は、頭にこもった気分の熱を冷まし、気を益し、心気を安らかにする作用があります。
これと心身を元気にする補腎薬を合わせることで、短期に効果が見られたと思われます。
秋の実り、ムカゴが大きくなりました
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