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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

めまい

起立性調節障害には漢方薬がお勧め

2024年9月17日 by 健伸堂

年々子供、特に中学・高校生のご相談が増えています。
不登校、パニック障害、起立性調節障害など内容は様々です。

中学3年生のSくん、昨年の秋に回転性めまいが起きた後から不調が続きました。

・身体がしんどくて動けない
・普段は家で横になっている
・頭が重くて、考えられない
・立ち眩みがする
・時々頭痛がする
などで、学校も休むことになりました。

今年になって心療内科で西洋薬をもらい、病院で漢方薬もまらわれてきました。
もちろん、血液検査やMRIなどの検査を受けられ、特に疾患はなしとの診断でした。

舌診では、淡舌、胖大で、気血両虚のタイプでした。

そこで漢方薬は、心血虚を改善するものや、抗ストレス作用がある健康食品をお使いいただきました。

1か月後、頭痛は起きなくなり、睡眠も良くなったのですが、身体のしんどさや頭の重さは改善しませんでした。

そこで、この不調になってから成長が止まったままとのことを聞き、漢方で言う<補腎>が必要と考え直し、<羚羊角>が含まれるものや、補腎作用の参馬補腎丸をお使いいただきました。

2週間後、頭の重さが改善し、考えることも出来るようになり、身体も楽になりました。

長い間の症状ですので、少し時間はかかると思いますが、良い方向に進み始めたようです。

羚羊角は、頭にこもった気分の熱を冷まし、気を益し、心気を安らかにする作用があります。

これと心身を元気にする補腎薬を合わせることで、短期に効果が見られたと思われます。

子供たちのトラブル、ご相談ください。

秋の実り、ムカゴが大きくなりました

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健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ
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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 小児・子ども, 自律神経失調症, 頭痛・偏頭痛 タグ: めまい, 不登校, 中学生, 羚羊角, 補腎薬, 起立性調節障害, 身体がしんどい, 頭が重い, 頭痛

クーラー病には漢方が適します

2024年8月30日 by 健伸堂

クーラーの使用によって起きる冷えや身体の不調は、真夏だけでなく、気温が少し下がってくる8月から9月に増えてきます。

クーラーを使う習慣がそのまま継続してしまうことや、朝夕の冷えが加わることでより不調が出やすくなります。

60歳のHさん、7月後半から身体の冷えが強くなり、後頭部の頭痛が出始め、ときどきフワフワめまいがするので相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると、職場のクーラーが強く寒い、冷えると頭痛が出てくるとのこと。
おなかも冷えるためか、軟便の時が増えた、夕方になると脚がむくみ、めまいが出る時があるとのことでした。

舌診では、淡舌・白苔で、少し血液不足傾向が見られました。

そこで早速に補血・活血・利水薬をお使いいただいたところ、冷えやむくみが軽減し、短期間で改善しました。

冷えに対する漢方薬はたくさんありますが、めまいを伴う時は水分の代謝を高める利水薬が含まれていることが必要です。

これから増えるクーラー病、ご相談ください。

夏も終盤の琵琶湖

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カテゴリー: めまい, 冷え, 夏バテ タグ: めまい, クーラー病, 冷え症, 当帰芍薬散, 頭痛

自律神経とめまい

2024年5月21日 by 健伸堂

45歳のNさん、パソコン仕事で眼を酷使した時にめまいや頭痛が生じていました。

初期の頃は、目の疲れを軽減する漢方薬で治まっていましたが、その後症状が酷くなり、運転時にもめまいが出るようになりました。

また自律神経トラブルもあり、西洋薬も併用されていたため、その影響も考えられました。

以前は半夏白朮天麻湯を使っていただいて治まっていたのですが、現在はこの漢方薬では治まらなくなりました。

そこで現在の状況を再考したところ、身体の不調自体がストレスとなり、食欲低下し、吐き気もあって食べられず、体重は減少しているとのこと。

これらから、現在は漢方でいう<気血両虚>すなわち血液不足や、<腎虚>でエネルギー不足も関連してめまいが起きている状態とみられました。

その後、気血を補うものや補腎の漢方薬を2週間お使いいただいたところ、めまいは軽減してきました。

元気が戻ってくると次にはストレスを軽減することも考えると更に良くなることと思われます。

 めまいはご相談ください。

街路樹でみられるシャリンバイが美しい

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カテゴリー: めまい タグ: めまい, 半夏白朮天麻湯, 婦宝当帰膠, 気血両虚, 水分代謝異常, 目の疲れ, 自律神経

春のめまい

2024年5月17日 by 健伸堂

この時期はめまいの方が増えています。

30歳のKさん、フワフワするめまいが始まったのでご相談を受けました。

症状は、少しのぼせる、水分はよく摂る、おなかがポチャポチャする、舌診では胖大で舌が浮腫み、白膩苔で水分がおなかに滞留している状態でした。

これらから、めまいの原因は水毒(水分代謝異常)で、更に春の陽気によって熱が上に昇ることも手伝って症状がでていると考えられました。

そこで漢方薬は、温陽利水薬と化痰熄風薬をお使いいただきました。

2週間後めまいはかなり改善し、喜んでいただきました。

この時期急は暑くなるために摂取水分量も多くなり、その結果水分が滞留して、めまいが起きやすくなります。

適正な摂取水分量は個人差があり、多過ぎても少な過ぎても問題で、漢方では舌苔の状態などで個々の水分量を判断することが出来ます。

めまいはお気軽にご相談ください。

道端に多いナガミヒナゲシは毒性あり

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カテゴリー: めまい タグ: めまい, フワフワめまい, 半夏白朮天麻湯, 白膩苔, 苓桂朮甘湯, 陽気が高まる

ストレスによるめまい

2024年3月16日 by 健伸堂

20歳の女性Kさんは、職場の人間関係がストレスになり、低音感音難聴を発症しました。
症状は、耳がつまり、耳で音が響く、水の音が気になる、フラフラするなどでした。

病院からはビタミン剤とめまいの薬をもらわれ、ご自身で漢方薬の「苓桂朮甘湯」をお使いになりましたが改善することなく、相談に来られました。

詳しくお聞きすると、めまい以外に、吐き気、首を動かすと気分悪い、不安感、頭重などで、舌診では淡舌で血液不足タイプ、苔は少ないことから、原因は水毒ではなく、気逆、すなわち緊張などで気が上に昇っておきるめまいと考えられました。

そこで漢方薬は、心血を補ない、安神作用のあるものと、理気降逆の漢方薬を併用しました。

その後1週間でふらつきはなくなり、気分も安定してきました。

めまいの原因は、水毒、気逆、腎虚、血於など様々ですので、体質的原因を正確に捉えることが出来れば、効果も早いです。

お気軽にご相談ください。

黄色が鮮やかなミモザ

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カテゴリー: めまい, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: めまい, 不安感, 低音感音難聴, 半夏厚朴湯, 吐き気, 心脾顆粒

疲れると起きるめまい

2024年2月22日 by 健伸堂

春先の季節の変わり目にはめまいの方が多くなります。
漢方で考えるめまいの原因は

水毒(水分滞留)
血虚(血液不足)
血お(血流悪化)
腎虚(老化現象)
肝陽上亢(肝気が上に昇る)
などがあり、それぞれに対応する漢方薬を使います。

78歳のOさん、転居を控え、家のリニューアルや引っ越し荷物つくりなど忙しくしておられました。
その頃からフワフワするめまいが始まり、頻繁に繰り返していました。

高齢者の場合は漢方で言う<腎虚>によって身体の水の巡りがコントロールができなくなり、めまいが起きるケースがよくあるので、まずは温陽利水薬をお使いいただきました。

その後10日経過してもめまいは治まらなかったので、再度お聞きしたところ、Oさんの場合は

ストレスや忙しい時に起きるとのこと、
めまいの時に吐き気が伴う、
下半身が冷えている、
胃腸機能は弱い、
などの特徴があったので漢方薬を<化痰熄風薬>に変更したところ、すぐに治まってきました。

この薬は、胃腸が弱いために水分の代謝がうまくされず、その結果起きるめまいや吐き気が目標になります。

水分が原因となるめまいの漢方薬も様々、体質を正確に捉えることが大切です。

めまいのご相談もお気軽にどうぞ

幸福の木に花が咲きました

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突発性難聴とめまい

2023年9月12日 by 健伸堂

6月頃、仕事のストレスから突発性難聴を発症されたRさん、最初はステロイド投与で少し治まったのですが、その後も耳で音が響く、耳がつまるなどの低音感音難聴の症状が残りました。

また、めまいやふらつき、肩こりや首のつまりが強い、雨天に不調、朝方に吐き気などがあり、相談に来られました。

漢方ではこの状態は痰濁上擾、滞留した痰飲(水分)が頭部に上昇してかき乱している状態ととらえ、化痰熄風剤などをお使いいただきました。

結果、2週間後にはふらつきや首のつまりなどは軽減し、台風が来た時も大丈夫だったと喜ばれました。
1ヵ月後には耳の症状もすっかり改善しました。

突発性難聴も発症のきっかけはストレスが多く見られます。
仕事のストレスには無理をしないで早めに身体を休めることがポイントです。

ご相談はこちらからどうぞ。

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漢方薬の長期服用に注意

2023年7月18日 by 健伸堂

めまいの漢方薬はたくさんの種類があり、症状と体質によって選びます。

73歳のTさん、昨年に回転性めまいを発症し、その後フラフラする、身体が揺れるようなめまいが続きました。

症状は、頭重感があり、のぼせ気味、脚は冷えている、めまいの時は吐き気を伴う、などの状態でしたので、半夏白朮天麻湯をお使いいただきました。

また、めまいとは別に、咽が乾燥してヒリヒリする、咳が出やすく、咳こみやすい、という症状があったので、竹葉石膏湯を併用いただきました。

2週間後、咳と咽痛は完治し、めまいも楽になってきました。

その後、連絡が途絶えていましたが、先日久々にお越しになり、咽の乾燥が酷くなったとのことでした。

詳しくお聞きすると、病院で半夏白朮天麻湯を病院でもらい、1年間継続していたとのことでした。

めまい症状がないのに、病院は薬を継続して出し、それを飲んでいたために乾燥が酷くなっていたようでした。

一般的に漢方薬は長期服用するように思われていますが、症状が改善すれば中止すべきものです。

病院も漫然と投薬されているケースは多く見られますので、注意が必要です。

不要なものを長期に服用することで、かえって不調を生む原因になります。

漢方のことならお気軽にご相談ください。

投稿者:古村学

祇園祭・長刀鉾は高さ25mで圧巻

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春のストレスと自律神経

2023年4月18日 by 健伸堂

4月は新年度の始まり、就職や転勤など何かとストレスが増える時期です。
また季節の変わり目でもあり、自律神経トラブルがふえています。

22歳のYさん、2月と3月に回転性めまいが起き、生理前後には頭痛が生じ、咽のつまり症状もあって相談に来られました。

Yさんは4月から初めての社会人、就職に対する緊張感もあったため、漢方で言う<気滞>とそれに伴う<水滞>が起きていると思われました。
舌診では、淡舌=血液不足、白苔=水分が滞留している、状態でした。

そこで漢方薬は、補血利水薬と、理気降逆の薬を使いました。また、生理の前後には疎肝薬を併用してもらいました。

1か月後、めまいや咽のつまり感もなくなり、生理期の頭痛もなくなりました。
新しい就職先でも元気に過ごせているとのこと、とても良かったです。

まもなく5月連休ですが、連休明けに気分が不安定になる<五月病>の方が増えます。

春先は自律神経トラブルが増えますが、漢方薬で楽しい春にしてください!

投稿者:古村学

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山のめぐみ・わらび

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フワフワめまい

2021年2月4日 by 健伸堂

めまいのご相談は年間を通してたくさんお受けします。

その原因は多岐にわたり、貧血や血流、ホルモンバランス、水毒、自律神経など様々で、原因をとらえれば改善方針も明らかになります。

38歳の女性Sさんは、1年半前からめまいでお困りでした。
症状は、スマホや書き物で首を下向けると急に揺れる、首を振るとクラ~とするようでした。

体質は、むくみやすい、胃が弱い、下半身が冷える、微熱がよくでる、疲れやすい、頭痛が多いなどでした。

舌診では<紫舌> <白苔>で、血流が悪いために水分の巡りもよくない、水分がおなかに滞留している、という状況でした。

そこで、最初は<半夏白朮天麻湯>などを使いましたところ、地面が揺れるのが減って、頭痛も軽減しました。

また、症状の根源は<脾虚>すなわち胃弱で水分が代謝されにくいことと考え、健脾利水の<六君子湯>を併用しました。

その後は温腎利水の<真武湯>に変更して冷えと水分代謝を改善し、肩の凝りが強いとめまいが起きそうになるので、<葛根湯>を併用するなどして、半年でほぼ完治しました。

<葛根湯>を使ったときは、頭の中がモヤモヤしていたのがスッキリしたといわれていました。

今回も漢方薬はいくつか変えていくことになりましたが、状態が変われば薬も変えるのが通常で、いつまでも一つの薬を続けるような投薬方法はいかがかと思います。

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雪をかぶって花のよう

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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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