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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

心因性の咳嗽

2017年12月14日 by 健伸堂

咳が長引いて治まらないというご相談が時々あります。

長引く咳には心因性が多く、その特徴は、咳き込む時間帯がほぼ日中で、痰がなく、いつになっても治まらない、もちろん病院の薬や咳止めの薬で治まらない、と言うケースです。

28歳のSさん、以前からパニック障害や突発性難聴でお越しになっていました。

あるとき、咳が続いているとのご相談を受けました。
咳は空咳、痰がなく、日中に出て、出始めると続いて出る、戻しそうになる、とのことでした。

舌診では<陰虚>すなわち口渇などの乾燥はないが、慢性的な肺系の乾燥によるものと考え、滋陰降火湯などをお使いいただきました。

しばらく使っても変化はなく咳は続いていたので再考し、原因が心因性のものかと思われました。

特に会社に行くと咳が出やすくなることや、舌診では黄苔で、痰熱があり、肝気の上逆によるものと捉え、漢方薬SRをお使いいただきました。

2週間程後に咳はかなり治まり、1か月経過した頃には咳はすっかりなくなりました。

心因性の咳嗽は特徴があるので、すぐにわかるはずでしたが、つい咳の状態に囚われて判断を間違ったようです。

漢方薬が適合すると短期間で改善が見られることが多々あります。

薬の神様・少彦名神社の張子の虎

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漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息 タグ: 咳, 心因性, 空咳

ペットのてんかん

2017年12月5日 by 健伸堂

12歳の犬Mくんは1か月ほど前からてんかんが発症しました。

病院ではステロイドやてんかん薬のコンセーブが出されていました。
しかし薬を服用してから元気がなく、生活レベルが低下してきたので、漢方薬を求めてこられました。

そこで漢方薬は<牛黄>や鎮静作用の漢方薬などをお使いいただきました。

その後1か月も経たないうちに、元気を取り戻し、頭もすっきりしている様子で、きちんと生活ができるようになりました。

てんかんはまだ起きますが、回復する時間が早くなってきています。

しばらく継続すると治まってくるように思われます。

犬のてんかんのご相談は多くありますが、時間をかけると治まる傾向にあります。

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カテゴリー: ペットの病気 タグ: てんかん, ペット, 牛黄, 犬

ペットの腎臓病

2017年12月4日 by 健伸堂

Yさんの猫ちゃんは、腎機能低下を起こし、クレアチニンや尿素窒素の値が高くなっていました。

病院ではステロイドが使われていましたが、漢方薬が良いと聞かれて相談に来られました。

最初は肺水腫があるとのことで、利水作用のものをお使いいただき、その後元気がないので<牛黄>を使っていただきました。

しかし、腎機能は回復せず、肝機能も少し高くなったので、<健康食品S>と<健康食品D>などをお使いいただきました。

その後、病院の検査データが少しずつ改善傾向が見られはじめました。

慢性疾患ですので完治することはありませんが、時間をかけることで安定するものと思います。

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カテゴリー: ペットの病気 タグ: クレアチニン, 尿素窒素, 猫, 田七人参, 腎機能低下

喘息がすっかり改善

2017年11月28日 by 健伸堂

6年前に喘息の相談でお越しになった69歳のSさん、
最初は咳が1日中続き、ヒューヒューという喘鳴があり、痰が出にくいという症状でした。
吸入も毎日しておられて、漢方で改善できないかとのご相談でした。

最初の頃は、咳を治め痰の切れを良くするために<麦門冬湯>や<麻杏甘石湯>をお使いいただきました。

その後3か月で症状は治まり、咳も痰も気にならなくなりました。
漢方薬も<清肺湯>などに変えて、体質改善を目指しました。

そして6年経過、すっかり治まって、漢方薬も1日1回予防的な使い方をされていますが、全く症状が出なくなっています。

長期間根気よく取り組まれた成果で、もう喘息から卒業かと思っています。

漢方薬は即効性のものもたくさんありますが、慢性的な疾患に対しては<根本治療>ですっかり良くなるケースもあり、この点が西洋医学的治療との差かと思います。

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息 タグ: 喘鳴, 根本治療

コロコロ便と便秘

2017年11月18日 by 健伸堂

便秘に対する西洋薬、漢方薬、健康食品は数えきれないほどたくさんあります。

便秘の状態は個人差があって、どれがぴったりと自分に合うか、使ってみての判断になります。いずれにしても、習慣性を少なくし、腸の蠕動運動で腹痛が起こらないことが大切です。

70歳のAさん、病院でいろいろな便秘薬をもらわれたのですが、いずれも順調にはいかず、救急で病院に入って浣腸をされたこともありました。

何かスムースになるものはないかと、漢方を求めてこられました。

詳しくお聞きすると、食物繊維やセンナ系のものは調子が悪く、アーモンドを食べると少し良い感じがするとのことでした。
便はコロコロ状態でしたので、腸内が乾燥して、便の動きが悪いためと考え、潤腸作用のある<麻子仁丸>をお使いいただきました。

ほとんどの方は標準量の1/5量程度で良いのですが、Aさんには1/2量お使いいただきました。

2日後、とてもスムースな排便で喜んでいただきました。

漢方薬Mは、麻子仁や杏仁の潤腸作用と、大黄、厚朴、枳実などにより腸内の総熱を除く作用で、高齢者やコロコロ便には穏やかに便通をつけます。

生薬の 麻子仁(麻の種)

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カテゴリー: 便秘・下痢・軟便 タグ: コロコロ便, 便秘, 潤腸作用, 高齢者

食欲がない・舌がザラザラ

2017年11月13日 by 健伸堂

胃腸の調子が良くないというのは誰にでもありますが、慢性的な症状になると気になるものです。

50歳のKさん、元々胃が弱く、少し食べるとおなか一杯になり、あまり食べられないことが増えたので相談にお越しになりました。

ゲップもあり、口が渇いて水分摂取も多く、口が苦い時もあるとのことでした。
また舌が荒れているような感覚があり、辛い物を食べるとピリピリ感がありました。

舌診では<黄膩苔>で、胃の負担が大きくかかっている様子でした。

そこで、おなかの水分代謝をよくして、もたれを改善する目的で<半夏瀉心湯>をお使いいただきました。

また口が苦いとのことで、ストレスも関連しているかと考え<小柴胡湯>をお使いいただきました。

その後あまり改善がみられず、温胆湯や六君子湯などもお使いいただいたのですが、あまり変化が見られませんでした。

いろいろと胃腸の働きをよくするものを使っても改善せず、相変わらず<黄膩苔>が続くので、胃の中の未消化物の滞留が問題と考え、消化を助ける健康食品SS>や<鶏内金エキス>に変更しました。

すると、今回は飲んだらすぐにおなかがスーっとしてよく効いたと喜んでいただきました。

この健康食品SSや鶏内金は、運脾消食(胃腸に滞留するものを動かして軽減する)の効果があり、ぴったりと効いたようでした。

長期的には胃の働きをよくする前述の漢方薬が必要ですが、効果を感じてもらうのはまずは<消食薬>が必要だったことがわかる事例でした。

花灯路にて

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カテゴリー: 口臭, 胃痛・胸やけ・膨満感, 食欲不振・拒食 タグ: 消化酵素, 胃もたれ, 食欲不振, 鶏内金

子供の不明発熱

2017年11月11日 by 健伸堂

中学2年生のMさん、7月から周期的にリンパが腫れ、病院で血液検査やリンパ節生検を受けましたが特に異常はなく経過観察となりました。

そして9月からは、夕方になると微熱が出るという原因不明の発熱を繰り返すようになり、相談に来られました。

Mさんは、性格はおとなしく気を使うタイプで、緊張しやすく、少し不安感もあるようでした

。
さらに、以前に学校で嘔吐したことがあり、それがきっかけで嘔吐に対する心配が常にあるようです。

漢方薬を少しお渡しして、飲んでみてもらったのですが、少量飲むと戻してしまうとのことでした。このことからも少し過敏な面も感じられました。

そこで、漢方の香りが気になりにくく、子供でも飲みやすいメーカーの<漢方薬SS>をお使いいただきました。

1週間ほど服用されて、その後発熱もなくなりました。
2週間目には吐き気の不安も少なくなり食欲も出てきました。

そういえば以前にも11歳のお子様が夜中3時ころになると中途覚醒して、朝にスッキリ起きられないとのご相談がありました。

このお子様も吐くことを異常に怖がり、胃腸の調子が悪いと吐いてしまうのではないかという不安から目が覚めやすくなってしまうとのことでした。

胃の問題はないのですが、胃の逆流する気持ち悪さだけは続いて、それがトラウマになってしまうようでした。

この時も<漢方薬SS>をお使いいただいて、吐くことへの心配や睡眠は改善しました。

この方と同じように、嘔吐への心配やストレスが発熱の原因になっていたのではと考えられます。

夕方に発熱するのは、デリケートな子供さんに時々見られる症状で、漢方薬がよく効きます。

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カテゴリー: 小児・子ども タグ: ストレス, 不明発熱, 吐き気, 子供

頭をスッキリさせる

2017年11月9日 by 健伸堂

以前から漢方薬をお使いのYさん、忙しいときや疲れた時に頭がボーッとして働かなくなるので、何か良い方法はないかとご相談をお受けしました。

漢方薬で頭に働くものとしては、牛黄の鎮静作用や代謝の促進作用、羚羊角の熄風作用、遠志の開竅作用など、いくつかあります。

そこで羚羊角が含まれる漢方薬をお使いいただいたところ、気分の波が安定する、頭が鮮明になる、緊張性頭痛が楽になった、とのことでした。

その後も頭がスッキリしないときなどに頓服でお使いいただいて良好のようです。

 

この漢方薬は、頭が疲れると思いだせない方、ボーとしてやる気が出ない方、もの忘れが強い方、覚えることが多い受験生などにお使いいただいて、喜ばれています。

最近は認知症傾向の方にもお使いいただいています。

漢方薬の中でも少し特殊な部類のもので、保険適用の薬には無い優れたものです。

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カテゴリー: 疲労感・倦怠感, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: もの忘れ, 受験生, 牛黄, 羚羊角, 脳, 認知症, 遠志, 頭スッキリ

耳鳴りの漢方

2017年10月31日 by 健伸堂

耳鳴りの原因はたくさんあります。

若い方の場合は、風邪がきっかけで発生したり、ストレスが原因だったりします。高齢者の場合は老化現象として発生します。

漢方では発症のきっかけや体質とともに、耳鳴り音の質によってもその原因を判断できます。
キーン、ザー、ゴー、ウオーン、ブーン、ジージーなど、すべて原因が異なります。

西洋医学ではほとんど対応方法がないのも、耳鳴りの特徴です。

75歳のUさん、2年前から耳鳴りが始まりました。
ザーという音で大きくなったり小さくなったりしていました。
昼は気にならないのですが、夜になると気になり、睡眠にも影響があるようです。

また、ストレスもあって、これが原因かもしれないと考えておられました。

肝臓が少し悪く、血圧も高く、病院の薬を服薬されていました。

そこで耳鳴りの原因は、肝臓が悪く、且つストレスがあるために<肝血が消耗>していること、さらに年齢的に<腎虚>があることが原因と考えました。

漢方薬は、肝血虚・肝腎陰虚を補い、気のめぐりをよくする漢方薬をお使いいただきました。

1か月後、音がかなり静かになり、気分も楽になってきました。

このまま続けていかれると、さらに良くなるものと考えます。

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カテゴリー: 耳鳴り・難聴 タグ: ストレス, 老化現象, 耳鳴り, 肝腎陰虚, 肝血虚

目の奥が痛い

2017年10月27日 by 健伸堂

目の奥が痛むという症状はよくみられます。
その多くの原因はストレスやホルモンバランスによるものです。

54歳のHさん、2年前から頭痛や肩こりがひどくなり、それとともに目の奥の痛みが出るようになりました。痛みは季節や時間に関係なく続くこともありました。

その他には、ホットフラッシュ、急な動悸、不安感など、ホルモンバランス・自律神経に関連する症状もありました。

頭重感やむくみ、子宮筋腫も多数あり、痰湿・お血タイプ、すなわち水分が滞留しやすく、血流が良くない体質と思われました。

そこで、漢方薬は<清上蠲痛湯>や<釣藤散>をお使いいただきました。

1か月後、目の奥の痛みはかなり軽減しましたが、頭重感はとれず、気分も低下し、疲れやすさは変わりませんでした。

そこでこれはホルモンバランス、いわゆる更年期の症状と考えて、<加味逍遥散>を併用していただき、少し落ち着いてきました。

<清上蠲痛湯>は各種頭痛に使いますが、特に目の奥から始まる頭痛には効果が早いです。

目は漢方で<肝経>につながり、ストレスやホルモンバランスとの関わりがあります。

更年期の症状は一朝一夕には治まりませんので、少し時間をかけて調整していくことになりそうです。

ヤマトリカブトの花

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カテゴリー: めまい, 不定愁訴, 更年期障害 タグ: めまい, ホルモンバランス, 動悸, 更年期, 目の奥の痛み, 頭痛, 頭重
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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