子供のてんかんは、成長に伴って治っていくものや、難治になると予測されるものなど様々です。
子供だけに心配になりますが、特徴はまだ発育段階ですので改善の余地が高いことです。
特に、特発性てんかんは、検査をしても異常がなく原因不明とされています。特発性てんかんの一部は、てんかんになりやすい傾向が遺伝することもあるようです。
漢方では子供の特性を<ニ余三不足>といいます。
その意味は、五臓のうちの【肝】と【心】強く働き、【脾】と【肺】と【腎】働きが弱い状態を意味します。
そのため、子供は癇癪を起こしやすくなり、一方風邪をひきやすく、おなかを壊しやすくなります。
てんかんも同様に捉え、一部のてんかんは<肝気>が昂ぶることと関連していると考えます。
8歳のお子さんRくんは、、明け方に痙攣を起こしました。
脳波検査の結果や平熱時だったこともあり、てんかんだろうと言われましたが、お薬は出ず経過観察になりました。
以前から神経質で、落ち着きがなく、起きている間は常に喋りっぱなし、睡眠時は歯ぎしりなど、肝気が昂ぶっているようでしたので、<抑肝散加陳皮半夏>をお使いいただきました。
1週間ぐらいで落ち着きが見え始め、その後も安定してきました。
半年後の検査では、脳波は少してんかんらしき脳波?が出ているとのことですが、その後は痙攣は起きず、次回の検査も必要無くなりました。
子供が飲める漢方薬がたくさんありますので、ご心配なお子さんにはまずは使ってみるとかなり早い期間で変化が見られます。
ご相談ください。

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