子供のチック症状 1
新年度が始まり、進学や進級、転校などで子供には大きなストレスがかかっている方もおられます。
子供自身にはストレスという感覚がないかもしれませんが、身体が自然に反応してしまうのが<チック症>です。
チックは不随意運動の一種で、運動チックと、発声に関連する音声チックがあり、環境変化や精神状態による影響を受けています。
運動チックは、顔や首、肩などを動かしたり、まばたきや首ふりなどを頻繁にするなどがあります。
漢方では、子供さんの神経質な面や緊張状態を緩和する、リラックスさせる方法で対応します。
小学校2年生のKくん、1年前から目を見開くことが増え、その後咳払いを繰り返すようになりました。お母さんが<チック症状>とみて漢方薬を使われることになりました。
小さいころは夜泣きや疳の虫があり、漢方で言うところの<肝気>が昂ぶっているようでしたので、まずは<抑肝散加陳皮半夏>をお使いいただきました。
その後約1か月でそれらの症状は治まりました。
この漢方薬はチック症に使う代表的な薬ですが、これ以外にもお子様のタイプによっていくつか種類があります。
親としては子供のことですので不安になりますが、早く対応すれば早く治まります。

山中のバイケイソウ 毒草注意!
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で
幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
春の皮膚炎
3月~4月の時期、陽気が増してくるため皮膚病のご相談が増えました。
26歳の女性Aさん、子供の頃からアトピーでしたが、3月になって赤み、痒み、湿潤状態が一気に出てきました。
ステロイドは使われず、スキンケアで対応されていましたが、漢方薬も併用したいとのご相談でした。
症状は比較的軽度でしたので、湿潤を改善する<利湿薬>と、腸の状態を良くして皮膚を良くする考えで<漢方消化薬>を併用していただきました。
2週間後、痒みが軽減し睡眠も良くなったのですが、乾燥がまだ強いので、お薬を変更し<当帰飲子>などを加えました。
少しずつ肌の状態は落ち着いてきたので、そのまま継続中です。
皮膚病は腸管の状態と関連しているため、必ずおなかの状態を考えながら漢方薬を決めていくことにしています。

山に咲くシャクナゲ
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で
幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
ストレスと不眠
40歳の女性Tさん、寝つきが悪く、中途覚醒もあり、熟睡できないためいつも頭がスッキリしないとのご相談でした。
仕事のストレスも多く、イライラ、のぼせ、目の下のクマなどがありました。
舌診では<微紅舌> <黄苔> <舌尖紅>でしたので、気が昇ってイライラがあり、お酒を飲まれるために<湿熱>が滞留しているという状態でした。
そこでまずは肝気を治め気の巡りを改善する<加味逍遥散>をお使いいただきました。
2週間後、肩こり、イライラ感、が軽減し少し身体は楽になりました。
しかし睡眠が良くないので、さらに<温胆湯>を併用していただいたところ、夢を見なくなり、熟睡が出来るようになりました。
飲酒によって睡眠が良くなるように思いがちですが、実は睡眠前の水分摂取が多いと睡眠の質は悪くなります。ワインを少量飲む程度がお勧めです。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で
幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
咽がつまる
梅核気といって咽に梅の種が詰まるような症状が見られ、漢方では比較的簡単に改善できる症状です。
73歳のKさんは、教員を長い間勤められた後退職されて、気楽な生活に入られたのですが、昨年より睡眠が良くなくて中途覚醒や早朝覚醒が続きました。
夢も良く見るようになり、さらに咽が詰まるようになり、漢方相談にお越しになりました。
舌診では<淡舌>で<白苔> 気滞痰凝と考え、<半夏厚朴湯>をお使いいただきました。
2週間お使いいただき、最初は咽が詰まらない日も出てきたのですが、その後2週間しても完全に無くなることがありませんでした。
そこでお薬を変更し<柴朴湯>にしたところ、完全に治まり、気分も良くなりました。
再発が心配とのことで、1日1回にして継続されています。
退職されて気楽になったはずの環境ですが、仕事がなくなったことが逆にストレス源になっていたようです。

五月ですね
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で
幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
水毒によるめまい
古くからお越しのKさん、2年前からめまいの漢方薬をお使いいただいていました。
浮腫みやすく、頭痛の時は吐き気を伴い、めまいがする前にはいつも胃が動いていない感じがし、寝ているとグラッときそうなめまいがありました。
めまいの症状にはいつもムカムカと吐き気が伴うとのことで、水毒のめまいと考え、半夏白朮天麻湯や苓桂朮甘湯などをお使いいただきました。
漢方薬を使い出して1週間でめまい症状はすぐに治まるようになりました。
春先や生理周期に関連して不調なときもありましたが、2年経過して現在は1日1回服用するだけですぐに治まるようになっています。
水毒・水滞の体質はまだ完全には変わっていませんが、症状に対する心配はなくなりました。

京都産 タケノコの季節
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で
幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
ストレスによるめまい
70歳の女性Fさん、3年前にめまいのご相談に来られました。
夜に不安感があり、熟睡できず、朝方からフワーとするめまいがありました。
気分が不安定な時があり、のぼせる感じも強く、そんな時にめまいが起きやすいとのこと。
そこでリラックスを目的に<健康食品SN>をお使いいただきました。
少し気分は良いものの、のぼせがとれないとのことで今度は<健康食品SYN>をお使いいただきました。
それから3年あまり経過、健康食品Sがピッタリと合ったようで、めまいもなくなり、気分も安定し、現在も現役で会社にお勤めされています。
根気よく続けられたことや、ピッタリとタイプがあったことが良かったようです。

花山椒も満開
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で
幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
めまいの季節
最近めまいのご相談が増えてきました。
この時期のめまいは、季節の変化が自律神経に影響して起きるめまいかと思われます。
特に女性に多く、陽気が昇るため、肩がつまり、頭が張ったり重くなり、フラフラするめまいです。時には気分が不安定になり、不安感を伴うこともあります。
6月以降のめまいは、暑さによって水分摂取が増えるための<水滞>のめまいが多く、めまいがするとムカムカし、時には嘔吐するというケースです。
高齢者のめまいは、漢方で<腎虚>といい、身体のエネルギー低下によって、代謝が低下し、気血水の巡りが悪化して起きるものがあります。
若い女性で低血圧の方は、一過性の脳貧血でおきるめまいもあります。
めまいもいろいろなパターンがあり、天井が回転性する、フラフラする、首を動かすとグラッとする、目の前が真っ暗になるなど様々で、それによって漢方薬も異なります。
ご相談ください。

茶畑の手入れ
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で
幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
4月8日は花祭り
4月8日はお釈迦様の生誕を祝う<花祭り>の日で、特に京都はお寺さんが多く、花祭りの行事も盛んに行われています。
この時にお釈迦様の像にかける<甘露の水>が甘茶です。
甘露とは中国古代の伝承で、天地陰陽の気が調和すると天から降る甘い液体とされています。
この時期はお寺さんが甘茶を求めて来られます。
また甘茶を料理の甘味料として使われることもあります。
砂糖と異なって料理がすごく美味しくなるとか・・・。
いろいろな使い方がある<甘茶>ですね。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で
幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
花粉症 真っ盛り
今年の花粉症は予想以上に強い症状が見られています。
Sさんは以前から花粉症があり、この季節は例年通り<漢方薬EK>などををお使いいただいていましたが、最近微熱が続いて、咽も痛く、咳が出るとのことでした。
風邪を引いたのかと思い、市販の風邪薬を飲まれていましたが良くならないのでお越しになりました。
話をお聞きすると明らかに花粉が原因と思われました。炎症が起きてその結果の微熱のようでした。
そこで<銀翹散>をお使いいただいたところ咳や微熱も治まりました。
症状が軽い場合は<漢方薬EK>だけでずいぶん楽になりますが、強い症状の場合は、それに応じた漢方薬を併用することでほとんどの症状が治まります。
漢方薬は眠くならないし、おなかにも影響しないので喜ばれています。

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で
幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

