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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

疲労感・倦怠感

高齢者の夜間頻尿

2023年10月2日 by 健伸堂

高齢になるにつれ夜間の排尿回数は増えてきます。原因は冷えや膀胱の畜尿力の低下など、漢方で言うところの<腎虚>が進むためです。

77歳のOさん、長い間夜間の排尿が3回~5回の頻尿のため、睡眠が障害され、身体の疲れが取れませんでした。その他、胃が弱い、口が渇く、のぼせやすい、脚がしびれる、夕方に微熱っぽくなるなど、腎虚の症状が見られました。

そこで体質は<腎陰虚>と考え、亀板やべっ甲を含む健康食品をお使いいただきました。
1週間後、夜間排尿が1回になり、それによって睡眠時間が長くなり、朝起きがずいぶん楽になったと報告いただきました。

一般的に高齢者には<八味丸>がよく使われますが、この方の場合は、腎陰虚タイプで、身体の潤いが減少し、ほてりやのぼせが出やすい、口が渇く状態でしたので、亀板製品がぴったり合ったようです。

亀板やべっ甲は<陰を補う>身体の潤いを増す生薬で、高齢者には適している生薬です。

上から見た彼岸花

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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 疲労感・倦怠感, 頻尿・膀胱炎 タグ: 亀板商品, 八味丸, 夜間頻尿, 睡眠, 腎陰虚, 高齢者

猛暑の漢方

2023年8月7日 by 健伸堂

連日の猛暑で、食欲低下や下痢などの胃腸トラブルの方が増えています。

女性Sさん、胃腸型の風邪の後に下痢が続き、病院から六君子湯をもらわれていたのですが、なかなか治まらないとのこと。
そこで当店では芳香化湿の薬、勝湿顆粒をお渡ししたところ、短期間で下痢は治まりました。

六君子湯は胃腸の働きを高める薬としてよく使われますが、胃腸型の風邪の場合は胃の働きを高めるとともに胃腸の湿をとる勝湿顆粒の方が即効性です。

女性Kさんは、暑くなってから急に食欲が低下し、体重も減少気味になりました。

例年夏ヤセをするとのことでしたので、夏バテの代表的な薬、清暑益気湯をお使いいただきました。

すると2日目から食欲が出始め、倦怠感も楽になったとのこと。
早い効果に驚きでした。

野菜や果物に旬があるように、漢方薬にも特に夏によく使うものがあります。

勝湿顆粒、清暑益気湯、晶三仙、麦味参顆粒、西洋人参などたくさんありますので、上手に活用ください。

ご相談はお気軽にこちらからどうぞ

水の音が聞こえそうです

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カテゴリー: 夏バテ, 疲労感・倦怠感, 食欲不振・拒食 タグ: 下痢, 倦怠感, 勝湿顆粒, 夏バテ, 清暑益気湯, 胃腸型風邪

疲労倦怠感の漢方

2023年5月27日 by 健伸堂

66歳の男性Yさん、以前からご自身で漢方薬を調べて様々な種類をお使いになっていました。

春先には自律神経のトラブルで、不整脈や脈がとぶことが増えるので、<炙甘草湯>を短期間お使いになり、すぐに治まっていました。

また、夏バテには<気陰>を補う漢方薬を使われたり、冬は血流を良くする漢方薬を使われていました。

そして先月からは身体がなんともだるい、倦怠感がとれないとのことで、<補中益気湯>をお使いいただきましたところ、すぐに調子が良くなったのでその後も継続されています。

症状によってご自身で漢方薬を使い分けされ、上手に健康維持されているのが素晴らしいことです。

ご相談はこちらからどうぞ。

投稿:古村学

ニセアカシアの白い花

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カテゴリー: 狭心症・心臓のトラブル, 疲労感・倦怠感 タグ: 不整脈, 倦怠感, 炙甘草湯, 疲労, 補中益気湯

起立性障害

2023年5月20日 by 健伸堂

起立性障害は、立ち上がるときに身体や脳への血流が低下するため、
朝に起きられない、朝の食欲不振、倦怠感、頭痛、腹痛、などの症状が起こります。

原因は自律神経の働きが弱いためで、成長期の子供に多く見られます。

漢方では、自律神経の働きを整えることや、<補気>すなわち元気を増すような方法で改善が可能です。

8歳の男の子、今年に入ってコロナに感染した後に不調が出始めました。

朝に腹痛があり、下痢しやすい、身体がだるい、吐き気がする、不安がる、頭痛がする、食が細くなった、寒がる、など、いわゆる起立性障害の症状でした。

そこで漢方薬は、自律神経を安定させる<安神薬>と、元気を増す<補気健脾薬>をお使いいただきました。

そして2週間後、食欲が増し、頭痛や腹痛がなくなり、とても元気になってきたと報告いただきました。
薬が合うと漢方薬もほぼ即効性で、喜んでいただきました。

起立性障害は、一般的には病気のひとつとされますが、漢方では単に発育段階の症状で短期に改善が可能です。

もちろん、体質や症状によって漢方薬は多種ありますので、まずはご相談ください。

投稿者:古村学

ヤマブキの花

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慢性ストレス症候群

2022年8月7日 by 健伸堂

上記のような病名はなく、一般的には慢性疲労症候群といわれます。

しかし慢性疲労というと、身体的な疲労のように思われますが、実は多くはストレスや自律神経が関連している原因不明の疾患とされています。

38歳のKさん、この1年間ほど疲れが取れず、気力も低下しているとご相談をお受けしました。

睡眠は浅く、中途覚醒もあり、熟睡できていないようでした。
昼間に時々動悸がしたり、締め付けられるような頭痛があり、緊張すると手汗が増えるようです。
おなかも下痢になりやすく、神経過敏な状態でした。

そこでまずはリラックスを目的にエゾウコギ成分の健康食品や、気を巡らせて精神神経症状に使う<逍遥顆粒>をお使いいただきました。

10日後、気分は良くなり、睡眠状態もよくなりました。
動悸や頭痛も出なくなり、短期間で改善され、喜んでいただきました。

エゾウコギ成分の食品は、若い女性にはとても相性が良いのですが、男性でも同様の状態にはやはり効果が見られます。

完治には時間がかかりますが、しばらく継続されると、安定してくるものと考えます。

ご相談はこちらからどうぞ

熱さ忘れる清流

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カテゴリー: 未分類, 疲労感・倦怠感, 自律神経失調症 タグ: シベリア人参, ストレス, 気力, 疲労感, 逍遥顆粒

コロナのストレス

2020年11月27日 by 健伸堂

寒くなって再び流行の兆しが心配なこの頃です。
経済的な不安もさることながら、外出もままならず、気分も塞がり気味の方が増えています。

Sさんも、4月頃から趣味のための外出がしにくくなり、仕事もリモートワークが続きました。

夏になってようやく外出できるようになり、リモートワークも明けてきたのですが、気分はすっきりせず、睡眠は寝つきが悪く、中途で目覚めたり、時には動悸がしたりと、不調が続きました。
食欲が低下し、食後は眠気がつよくなっていました。

舌診では紫舌で、<血お:血流がよくない状態>でしたが、<血虚:血液不足>もあり、そのために気虚に陥っているかと考えました。

そこで漢方薬は心血を補い、不眠に使う<心脾顆粒>をお使いいただきました。
この薬は、成分の茯苓や酸棗仁、遠志、龍眼肉などに気分安定の作用があり、ちょうどSさんの状態に適していました。

そして1か月後、睡眠はよくなり、動悸も治まり、気分は改善してきました。

心脾顆粒は、これからのコロナうつなどにも使える安神作用もあります。

ご相談はこちらからどうぞ

秋のシンボル・宇治田原の禅定寺にて

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胃は元気の源

2019年12月28日 by 健伸堂

胃の不調によって様々な症状がみられることがあります。

50歳のSさん、20年来胃が不調で、食欲がない時が多く、胃が重い、おなかが鳴る、ゲップ、肩こり、目やに、など、様々な症状がありました。

また、時間を気にすると緊張し、何かを始めようとすると自然に力が入ってしまうなどの状態もありました。
休日はだるくて動きづらく、気力も低下して、寝ていたい日もありました。

そこでこれらは、無意識の緊張しやすさや神経質なことが原因かと考え、半夏厚朴湯やなど、気分に作用するものをお使いいただきました。

しかし2週間服用されても変わらず、最近は背中が痛む、こわばる、口が粘る、いつも眠たい、等の症状が続きました。

そこで再考し、これらは胃気や脾気が弱いためと考え、健脾薬の<漢方薬RK>や消導作用の <健康食品SS>をお使いいただきました。

その後、こちの粘りや背の痛み、倦怠感などが和らいできました。

20年来の体質ですので、時間をかけて胃腸を整えることで、改善するものと思われます。

今回は、精神的な要素が原因と捉えたのが誤りで、純粋に<脾気虚>と捉えることが正しかったようでした。

2019年ロームイルミネーション

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ストレスによる様々な症状

2019年8月29日 by 健伸堂

中国から長期研修のために来日されていた33歳のRさん、半年前に知人とトラブルを起こした後に様々な症状が気になり始めました。

ためいきが多い、身体に力が入らない、寝つきが悪い、目が渇くなどで、漢方でいう<気滞>や<肝陽上亢>の症状が見られました。

舌診では淡紅舌・白苔 で、症状は比較的軽いかと思われました。

そこでまずは<漢方薬SK>を使っていただいたところ、気分は少し楽になりましたが、頭痛、頭重、手足に力が入らないなどの症状は改善しません。

次に、肝陽上亢を改善する<漢方薬CT>を使ってもらいましたところ、頭痛や頭重感は軽減しました。

まだ寝つきや睡眠が良くならないとのことで、健康食品の<純陽丸>をお使いいただきました。

純陽丸は当店のオリジナルサプリで、安神・補気・補腎がバランスよく含まれるもので、ストレスの多い若い方に適するものです。

これを使い始めてから、ため息が少なくなり、睡眠も良くなってきました。

先日、長期研修を終えて中国に帰られましたが、帰るまでに症状が改善出来て良かったです。

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カテゴリー: 疲労感・倦怠感, 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: ためいき, ストレス, 力が入らない

頭をスッキリさせる

2017年11月9日 by 健伸堂

以前から漢方薬をお使いのYさん、忙しいときや疲れた時に頭がボーッとして働かなくなるので、何か良い方法はないかとご相談をお受けしました。

漢方薬で頭に働くものとしては、牛黄の鎮静作用や代謝の促進作用、羚羊角の熄風作用、遠志の開竅作用など、いくつかあります。

そこで羚羊角が含まれる漢方薬をお使いいただいたところ、気分の波が安定する、頭が鮮明になる、緊張性頭痛が楽になった、とのことでした。

その後も頭がスッキリしないときなどに頓服でお使いいただいて良好のようです。

 

この漢方薬は、頭が疲れると思いだせない方、ボーとしてやる気が出ない方、もの忘れが強い方、覚えることが多い受験生などにお使いいただいて、喜ばれています。

最近は認知症傾向の方にもお使いいただいています。

漢方薬の中でも少し特殊な部類のもので、保険適用の薬には無い優れたものです。

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カテゴリー: 疲労感・倦怠感, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: もの忘れ, 受験生, 牛黄, 羚羊角, 脳, 認知症, 遠志, 頭スッキリ

太れないときの漢方

2013年12月16日 by 健伸堂
肥満改善のための漢方薬はいろいろ販売されていますが、実は漢方が苦手とする分野です。
体調を整えるとか、脂質代謝の改善はできても、肝心の体重低下はあまり期待できません。
しかしその逆の体重増加は漢方がお勧めの分野です。
70歳の女性Tさんは、夏に腸を壊して夏痩せし、35㎏あった体重が32㎏になり、その後回復しませんでした。
また少し多く食べると下痢をし、身体もしんどくなるとのことでした。
そこで漢方薬は、脾胃気虚の改善に<参苓白朮散>をお使いいただきました。
その後下痢はしなくなったので、漢方薬は補気健脾薬の<補中益気湯>などを使っていただいたところ、食欲が増し、身体も元気になって、体重は1か月で1㎏だけ増えたようです。
食べられるようになると、少しずつ体重も戻るのではと思います。
食欲の改善や消化吸収能力の改善はやはり漢方が得意な分野ですので、ご相談ください。
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カテゴリー: 疲労感・倦怠感, 肥満・ダイエット タグ: 太れない
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

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