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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

咳・気管支炎・喘息

非結核性抗酸菌症による咳・痰

2018年10月2日 by 健伸堂

18年前に非結核性抗酸菌症との診断があり、その後特に悪化することもなく過ごされていたKさん、
今年は心身の疲れが酷かったためか、肺炎を起こすなど不調が続きました。

8月には、微熱っぽくなり、疲れると咳き込みが酷く、それに伴って痰も出ていました。
病院では抗菌剤や去痰剤が出ていましたが、症状は治まらず漢方相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると夕方に熱っぽくなり、しんどくなるとのことでした。
舌診では<微紅舌>で<黄苔>、少し熱が昇っているかと思われました。

そこで夕方の熱は疲れに加えて、症状が長引くことへの心配があるストレス性と考え、<桂枝加龍骨牡蛎湯>をお使いいただきました。

また、咳や痰にたいしては <涼解楽>や<半夏厚朴湯>をお使いいただきました。

2週間後、咳も痰も熱も軽減し、身体も楽になりました。

その後は咳の薬だけを継続していただき、1か月ですっかり咳や痰が出なくなり、食欲も出てきてすっかり治まりました。

この先は寒さによる風邪の感染などが気になりますので、そのまま継続してもらっています。

非結核性抗酸菌症には抗菌剤が使われますが、その後中止されるケースがほとんどです。

漢方薬で咳などの症状はすっかり治まりますので、身体の免疫を高めて悪化予防をするとことに漢方薬がとても役立ちます。

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息 タグ: 咳・痰, 非結核性抗酸菌症

アレルギー体質の改善

2018年6月5日 by 健伸堂

アレルギーはアレルギーの元になる<アレルゲン>によって引き起こされる抗体反応で、皮膚炎、気管支喘息、飲食アレルギー、鼻炎など様々なものがあります。

いずれも外界に面している<粘膜>や<皮膚>におきる防御反応で、漢方では<表虚>と考えます。すなわち表の防衛能力が弱いと考えます。

そこで表を強くし、防御能力を高める生薬に<オウギ>や<ボウフウ>があります。

11歳のKくん、元々風邪を引きやすいお子様でしたが、表虚に対応する漢方薬を飲み始めてからアレルギー症状が軽くなり、しかも風邪を一年引かずに過ごしました。家族全員が引いていても、Kくんが引かない状態が何度もあったと、お母様からメールをいただきました。

55歳のYさん、昔から春先は花粉症がありましたが、体質改善をしようと1年間漢方薬を1日1回だけ継続され、今年は全く花粉症が出なかったと報告を受けました。

70歳のOHさん、例年強い花粉症でお困りでしたが、10年来春先だけはしっかり漢方薬を使われて治まっていたのですが、今年はかなり花粉飛散が酷かったのにほとんど症状が出なかったとお聞きしました。

 

漢方薬で体質改善とはこのようなことでよくわかる事例でした。

 マメ科 の オウギ

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カテゴリー: アレルギー, 咳・気管支炎・喘息, 小児・子ども, 鼻炎 タグ: アレルギー, オウギ, 体質改善, 気管支炎, 花粉症, 風邪

風邪の漢方

2017年12月26日 by 健伸堂

以前は風邪に対して抗生物質がよくつかわれていましたが、風邪の原因であるウイルスに対して抗生物質は効かないので、最近は少しずつ使われなくなりました。

そこで風邪症状および風邪予防に改めて漢方薬が見直されています。

風邪には<葛根湯>と言われるますが、正確には風邪の初期、中期、後期などの経過によって薬が変化し、あるいは寒気、悪寒、高熱、咳、頭痛、肩こり、節々の痛みなどの症状によっても異なり、汗が出るときや出ないときによっても異なります。

風邪に使う漢方薬は20種類程度ありますが、どれがその方の体質と症状にぴったり合うか、上手に使い分けすることが大切です。

一度ぴったりの処方に出会うと、その漢方薬を常備薬として備えておくと安心です。

また、予防には生薬<板藍根>成分が含まれるものが有効です。

『備えあれば憂いなし』 お正月を元気にお過ごしください。

サザンカが咲き始めました

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心因性の咳嗽

2017年12月14日 by 健伸堂

咳が長引いて治まらないというご相談が時々あります。

長引く咳には心因性が多く、その特徴は、咳き込む時間帯がほぼ日中で、痰がなく、いつになっても治まらない、もちろん病院の薬や咳止めの薬で治まらない、と言うケースです。

28歳のSさん、以前からパニック障害や突発性難聴でお越しになっていました。

あるとき、咳が続いているとのご相談を受けました。
咳は空咳、痰がなく、日中に出て、出始めると続いて出る、戻しそうになる、とのことでした。

舌診では<陰虚>すなわち口渇などの乾燥はないが、慢性的な肺系の乾燥によるものと考え、滋陰降火湯などをお使いいただきました。

しばらく使っても変化はなく咳は続いていたので再考し、原因が心因性のものかと思われました。

特に会社に行くと咳が出やすくなることや、舌診では黄苔で、痰熱があり、肝気の上逆によるものと捉え、漢方薬SRをお使いいただきました。

2週間程後に咳はかなり治まり、1か月経過した頃には咳はすっかりなくなりました。

心因性の咳嗽は特徴があるので、すぐにわかるはずでしたが、つい咳の状態に囚われて判断を間違ったようです。

漢方薬が適合すると短期間で改善が見られることが多々あります。

薬の神様・少彦名神社の張子の虎

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喘息がすっかり改善

2017年11月28日 by 健伸堂

6年前に喘息の相談でお越しになった69歳のSさん、
最初は咳が1日中続き、ヒューヒューという喘鳴があり、痰が出にくいという症状でした。
吸入も毎日しておられて、漢方で改善できないかとのご相談でした。

最初の頃は、咳を治め痰の切れを良くするために<麦門冬湯>や<麻杏甘石湯>をお使いいただきました。

その後3か月で症状は治まり、咳も痰も気にならなくなりました。
漢方薬も<清肺湯>などに変えて、体質改善を目指しました。

そして6年経過、すっかり治まって、漢方薬も1日1回予防的な使い方をされていますが、全く症状が出なくなっています。

長期間根気よく取り組まれた成果で、もう喘息から卒業かと思っています。

漢方薬は即効性のものもたくさんありますが、慢性的な疾患に対しては<根本治療>ですっかり良くなるケースもあり、この点が西洋医学的治療との差かと思います。

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痰がからむ 2

2017年10月24日 by 健伸堂

60歳のKさん、昔から咽に違和感があり、ゲップが出やすく、病院では逆流性食道炎の疑いとの診断を受けました。

今回は咽が痛くなり、飲み込むのも辛くなって相談に来られました。
更に、咽に痰がへばりついた感覚があるが、痰は出ないとのことでした。

舌診では<紅舌>で<少苔>でしたので、漢方で言うところの<陰虚>、すなわち身体の潤いが少ない状態に加え、ストレスなどで気が上に上がって熱が昇っている状態があり、咽の違和感は<気滞>による<梅核気>と考えました。

そこで、咽の違和感を軽減する<柴朴湯>や、咽の乾燥を改善する<養陰清肺湯>をお使いいただきました。

2週間後、咽のかすれ感や夜にあった口の乾きが軽減し、さらに1か月後には咽の違和感が軽減しました。

最近、逆流性食道炎の疑いと診断された方のご来店が多くなりました。
漢方ではこのような症状は<気逆>といって、胃の気が上に昇る(上逆)ために起きると考え、その原因の多くがストレスによるものです。

ご本人もストレスが原因とは気がついておられないケースもあり、漢方薬で改善した後に初めて『そうだったのかあ』と納得されています。

秋の渓流

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息, 喉の痛み・つまり タグ: ストレス, 咽の違和感, 梅核気, 気滞, 痰, 逆流性食道炎

痰がからむ 1

2017年10月23日 by 健伸堂

風邪や咳に伴って痰が増えることがありますが、慢性的に痰が多い方も見られます。

3年前に肺炎を起こした後に痰が絡みやすくなったUさん、痰はサラサラとしていて、咳払いすると治まるのですが、いつもスッキリとしない状態が続いていました。

病院で、漢方薬Bや漢方薬Hをもらわれたのですが、改善しないので相談にお越しになりました。

舌診では<淡舌・苔少>で、炎症が起きている状態ではなく、血虚による呼吸器系の乾燥が原因と捉え、痰の粘りをとり、痰を減らしつつ潤いを増す事を目的として、<清肺湯>や<百合含有の健康食品H>をお使いいただきました。

2週間ほどで状態は良くなり、1日の服用量を3回から1回にしても問題なくなりました。

その後風邪を引いたときは少し悪化しましたが、それもすぐに治まり、現在は1日おきに服用する程度で問題なく過ごされています。

元々の体質が乾燥しやすいために起きているようですので、今後は体質改善を勧めたいと思います。

秋の日本海

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梅雨時期・痰と漢方 

2017年6月27日 by 健伸堂

梅雨時期は外気が多湿になるため、身体にも湿がたまりやすくなります。

よく見られる症状は、下痢、腹痛等ですが、気管支系の弱い方は痰が増えることもあります。

漢方で「脾は生痰の源、肺は貯痰の器」といい、<脾は胃腸で作られた人体に必要なものを全身に巡らせる働きがあり、この脾の機能が低下すると水分が過剰になり、それが肺に運ばれて肺に溜まり、痰となる>と考えます。

西洋医学では、痰は肺や気管支の問題としますが、漢方では胃腸機能に原因があると考えます。

つまり消化器系の水分代謝が悪くなると痰は増えると考えます。

40歳のMさん、咽に痰が溜まって粘り、咳き込むとのご相談でした。
舌をみると<白苔>で、おなかの水分が多いようで、習慣的に水分摂取がおおいとのことでした。
その他には、身体が重い、頭重感があるなどの兆候もありました。

そこで気管の炎症をやわらげ、粘稠な痰を出しやすくする<清肺湯>や、胃の働きを強め水分の代謝を促進する<六君子湯>などをお使いいただきました。

しばらくして痰は軽減し、咳もなくなり、体調もよくなりました。

痰はこの時期だけではありませんが、梅雨には多く見られる症状です。

小さくても甘いびわが実りました

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緊張による咳

2017年4月11日 by 健伸堂

風邪や気管支の乾燥が原因の咳だけでなく、ストレスや悩み、緊張など、精神的な原因で咳が続くことがあります。

多くの方は西洋薬の鎮咳剤や去痰剤を使われますが、それでも改善しないケースがあります。

48歳のKさん、カフェインを飲んだ後や、アイスを食べた後、緊張した時などに咳き込んでいました。

元々神経質で、イライラが強く、不安感があり、睡眠もよく夢をみて、早朝に目覚めてしまうとのことでした。

そこで精神的な要素が多いので、<抑肝散加陳皮半夏>をお使いいただきました。

1か月後、咳は減って、緊張やイライラ感も軽減してきました。
しかし粘った痰が気になるようでしたので今度は<滋陰降火湯>を併用しました。

その後は咳も治まり、とても調子が良くなって、継続されています。

このケースは、ストレスで肝鬱気滞になり、気血の巡りが悪くて肺も潤いがなくなり、痰が粘って咳が酷くなるというものです。

そこで緊張を緩和し、気血の巡りと、潤いを増すものを使うことで、咳が改善されます。

漢方薬としてはこの他に、漢方薬Kや養陰清肺湯なども適応します。

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痰がからんで咳き込む

2017年3月6日 by 健伸堂

22歳のUさん、以前に気管支炎から肺炎を患ったことがあり、その後は痰が絡みやすくなりました。酷い時は息苦しくなり、咳払いで痰が取れると楽になるようでした。

痰は透明ですが粘りが強く、日によってもその状態がマチマチでした。

医師からは<漢方薬B>が出ていましたが、改善傾向が見られずお越しになりました。

体格は普通で、その他の疾患はなく、舌苔は少なく<肺陰虚>の傾向が見られました。

そこで痰を軽減する、潤いをつくって痰が取れやすくする目的で<清肺湯>や<百合含有健康食品H>をお使いいただきました。

一般的には粘った痰には<麦門冬湯>が使われますが、この漢方薬はかえって痰が粘り、使いにくいことがあります。

1か月で症状はかなり改善し、息苦しさもなくなりました。

咳や痰の漢方薬はたくさんの種類があり、上手に使い分けると効果は早く見られるものです。

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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

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