緊張による咳

風邪や気管支の乾燥が原因の咳だけでなく、ストレスや悩み、緊張など、精神的な原因で咳が続くことがあります。
多くの方は西洋薬の鎮咳剤や去痰剤を使われますが、それでも改善しないケースがあります。
48歳のKさん、カフェインを飲んだ後や、アイスを食べた後、緊張した時などに咳き込んでいました。
元々神経質で、イライラが強く、不安感があり、睡眠もよく夢をみて、早朝に目覚めてしまうとのことでした。
そこで精神的な要素が多いので、<抑肝散加陳皮半夏>をお使いいただきました。
1か月後、咳は減って、緊張やイライラ感も軽減してきました。
しかし粘った痰が気になるようでしたので今度は<滋陰降火湯>を併用しました。
その後は咳も治まり、とても調子が良くなって、継続されています。
このケースは、ストレスで肝鬱気滞になり、気血の巡りが悪くて肺も潤いがなくなり、痰が粘って咳が酷くなるというものです。
そこで緊張を緩和し、気血の巡りと、潤いを増すものを使うことで、咳が改善されます。
漢方薬としてはこの他に、漢方薬Kや養陰清肺湯なども適応します。
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