咳がとれない

48歳のKさんは昨年秋に風邪を引いた後に咳だけが残り、半年間病院の薬を服薬したのですが、あまり改善しませんでした。
そして今年も秋に風邪を引き、同様の咳が残ったので、今回は漢方を試してみようと相談に来られました。
咳はコンコンという乾咳で、痰は少なく、1日中繰り返していました。
他には咽の詰る感じがある、肌は乾燥するとのこと。
そこでこの咳が<肺陰虚>といい、風邪をきっかけにして肺系が乾燥状態になって起きていると考え、漢方薬は<麦門冬湯>と、年齢や体質を考えて滋陰剤の<養陰清肺湯>をお使いいただきました。
2週間経過後、炎症の感じが取れて、少し楽な感じがするとのことでしたので、次に補気補陰作用のある<麦味参>に変更して続けた結果、2週間で咳は出なくなりました。
昨年半年も病院通いしたのが、今回は短期間ですっかり改善しました。
この咳は、風邪によるものと年齢的なことを含めた体質変化によるもので、壮年期によくあります。
西洋医学では病気と捉えて、鎮咳去痰剤や、時には抗生物質が使われますが、漢方では体質が症状を生んでいると考え、その根本を改善しますので、改善も早いケースが多々あります。
ご相談ください。
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喘息がずいぶん楽になりました

80歳のKさん、15年ほど前から喘息で、西洋薬と吸入で対応されてきましたが改善の兆しがなく、
漢方相談にお越しになりました。

症状は、咳は少ないが息苦しくてヒューヒューと鳴り、時々発作を起こす、春に悪化することが多いとのこと。

そこで年齢や体質を考え、<麦門冬湯>や、肺腎を補う<双料参茸丸>をお使いいただきました。
その後1ヶ月程で、発作も起こらず、随分楽になったようでした。

ところが、その後漢方薬が切れて、当店に来る時間が無く1週間経過したころ、再び発作が起きたようです。

お越しになった時に『調子良かったので油断したが、やっぱりしばらく続けないといけませんね』と
おっしゃっていました。

喘息には漢方薬がとても効を奏するケースがたくさんあります。

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長引く咳

風邪の症状は酷くなかったのに、その後の咳が長引いてなかなか治らないという方が来られています。

60歳のTさんも、病院で薬をもらってはいるもののなかなか咳が治らず、相談にお越しいただきました。
夜間になると酷く咳きこむ、痰は少ないが、喉にへばりつくような感じがするとのこと。
そこで漢方薬は<麻杏甘石湯>と<蘇子降気湯>をお使いいただきました。
そして3日後には咳は少なくなり楽になったとのことでした。

冬の咳にはよく<麦門冬湯>や<養陰清肺湯>など、乾燥を改善し、咽や気管支を潤す漢方薬を使いますが、
今年の咳はこれらを使うタイプの方が少ないように思われます。
疾患や漢方にも流行りがあるようですね。

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漢方薬も即効性

2年前にお越しいただいた63歳のTさん、疲れると突然発熱し、その後咳がでたり痰が増えたりしてどんどん悪化していくとのことで、<麻黄湯>を頓服として準備しておいて使っていただくようにしました。

あれから2年後の先日お越しいただき、あの薬はよく効いて、飲むとあくる日には解熱し、咳も出ずに回復したので重宝に使っていたと報告いただきました。

元々アレルギーがあり、喘息傾向で、朝方呼吸が荒くゼーゼーするときもあるとのことでしたので、今回は疲れを残さないよう、且つ潤いを生む<麦門冬>が含まれる<麦味参>を常用していただき、発熱したときは頓服として<麻黄湯>を常備していただくことにしました。

しばらく続けていただくと、発症の予防が出来るものと期待しています。
漢方薬は<未病>、すなわち病気になる前に使って予防するという使い方がお勧めなのです。

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気管支喘息の改善

秋は乾燥の季節、呼吸器系の疾患や喘息のご相談が多くなります。

69歳のSさんは数年前から喘息があり、この春に症状が悪化したので相談に来られました。咳と痰が酷く、痰は切れず、ゼーゼーといい、吸入薬も使っておられました。

そこで止咳の<麻杏甘石湯>や<麦門冬湯>をお使いいただいて、1ヶ月でかなり改善、2ヶ月で症状はすっかりなくなりました。しかし再発が心配のなので、少しだけ漢方薬を続けられていました。

その後、3ヶ月毎に起きる膀胱炎の相談を受け、膀胱炎が起きないように予防的に漢方薬を使いたいとの事で、冷えや貧血傾向の体質から考え補血利水の<当帰芍薬散>をお使いいただいています。喘息と膀胱炎は直接関連しない疾患ですが、いずれも予防的に使える漢方薬があるので、しばらく続けられることで、さらに良くなる事と思います。

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気管支拡張症?

昨年の秋に気管支拡張症と診断された女性Mさん、非結核性抗酸菌症とも言われたのですが、喀痰からは菌が見つからないのに抗生物質が出されたとのこと。それを服用しても咳は治まらないので相談に来られました。

症状は、以前から咳が続き、特に寝る前や朝方と、気温差のある時に咳き込むようでした。痰がからみ、咽の奥でひっかかる感じがしていました。病院の検査結果では、脇部X線検査も痰の検査も異常がないのに、これらの病名が付いたようです。

そこでこれは体質的な原因ではないかと考え、冷え症や、咽の乾燥感、のぼせなどを改善することで咳を軽減するよう、温補補血の<婦宝当帰膠>や、降気平喘薬の<蘇子降気湯>などをお使いいただきました。

1週間後電話で、咳が少し改善してきたとのこと、1ヵ月後にはほとんど咳が出なくなりました。身体も温まりのぼせも改善したようで、これらの体質が咳の原因だったと思われました。

これから寒い季節、咳き込むことも多くなりそうですが、慢性的な咳は漢方が適応するケースが多々あります。ご相談ください。

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長期間続く咳

67歳女性、1年半前より、夜になると咳が出るという症状でご来店されました。

高血圧のため、降圧剤を服用中。
咳と痰の症状が気になる以外に、風邪をひきやすいのだそうです。
舌淡白、脆弱。咳が長期化しているのと、肺の陰虚証が特に気になりました。

そこで漢方薬<養陰清肺湯>という漢方薬をお使いいただきました。

その後1か月分を服用したときには、咳がすっかりなくなったとのことでした。
しかし、調子が良くなったのにいきなり止めるのは心配ということで、継続服用を希望されました。
あとは、自信がつけば徐々に減量していけるでしょう。

このケースは、風邪薬や病院等の咳止めでは改善がむずかしい例だと思われます。

漢方では肺の気陰両虚による咳嗽として捉え、肺いわゆる呼吸器の機能、抵抗力を高めながら咳をとる方法であると解釈しています。
そして、ご高齢の方に特に多い症状だと思います。

似たような症状が思い当たる方はぜひ漢方薬をお試しください。

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秋に使う漢方薬

陰陽五行説によると、秋は五臓の肺を指します。
肺は乾燥に弱い臓器です。そのため、肺は秋の乾燥した気候により傷めやすくなります。
秋から冬にかけての風邪、喘息、慢性気管支炎の悪化など、中医学では
気候変化とのかかわりを重視する医学ですので、その対応策、予防策があります。

例年、秋になると体調を壊しやすい方、慢性病の症状が悪化する方は、
事前に肺の機能や免疫力を高めると健康を崩さずに済むというものです。
そこで秋に常用される漢方薬をご紹介します。

/K20301.html” style=”text-decoration: underline; color: rgb(140, 92, 44); “>漢方薬H・・・ 咳がでる、咽が乾燥する、またはイガイガする、疲れやすい、足腰がだるい、夜間頻尿、などの症状に効果的です。人とよく話す仕事の人や、咽をよく使う人に愛用されている漢方薬でもあります。

/K21214.html” style=”text-decoration: underline; color: rgb(140, 92, 44); “>漢方薬S・・・冬虫夏草、お種人参、鹿茸などが配合されているため、体のだるさ、疲れを強く訴える方、慢性的な肺疾患の方、などには特に役立つ漢方薬です。

/K03690.html” style=”text-decoration: underline; color: rgb(140, 92, 44); “>健康食品H・・・・体、特に肺に潤いが足りない方、症状としては、口が常に渇く、咽が乾く、空咳が続く、近年ではドライマウス症候群、そういった症状に効果的です。

/SH0010.html” style=”text-decoration: underline; color: rgb(140, 92, 44); “>冬虫夏草・・・近年、中国で特に需要が上がり価格が上昇している漢方生薬の一つです。
肺がんの治療にも応用されていますが、漢方では肺と腎の機能を補ってくれるものですので、慢性の肺疾患には積極的に使います。

重ねて、慢性的に肺が弱い、咳が出る、息がしづらい、などの症状がある人は、
肺の症状を悪化させやすい秋の季節にこそ漢方薬をお勧めします。

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咳・喘息の季節

秋は空気が乾燥し、咳や喘息が生じやすい季節となります。

78歳の男性Hさん、以前から喘息があり、朝方は発作的に咳が出て痰や鼻水も酷くなります。
元々身体は冷え症で痩形でした。

そこでまずは止咳平喘の<麻杏甘石湯>や<小青竜湯>をお使いいただきました。

1ヶ月後、咳はほとんど出なくなり楽になったのですが、朝夕寒くなるにつれて鼻水は増えてきたとのこと。
そこで<小青竜湯>をさらにお続けいただきました。

しばらくしたら喘息を根本的に改善するため、冬虫夏草が含まれる<双料参茸丸>などもお使いいただくことにしています。

漢方薬は症状改善だけでなく、その原因となっている体質改善も合わせて考えるのが特徴なのです。

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