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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

月別: 4月 2024

頭部の脂漏性湿疹

2024年4月26日 by 健伸堂

55歳のSさん、暖かくなり始めた頃から頭部に湿疹が出始めました。

病院ではニキビのようなものと言われて軟膏が出されましたが、湿疹が少し増えてきたので相談を受けました。

症状は、頭は少し熱く感じ、脂っぽい、ニキビのように小さな丘疹がある、身体も暑がり、痒みがある状態でした。

春先からの症状ですので、陽気が高まり、身体の熱が頭部に昇って生じているものと思われました。

そこで漢方薬は、身体の熱を軽減する<清熱解毒薬>と、痒みを抑えて湿熱を軽減する<去風湿薬>をお使いいただきました。

1ヵ月後、湿疹は治まり、頭部の熱感も軽減してきました。

Sさんは元々熱が身体にこもりやすく、蕁麻疹も出やすい方でしたので、春の陽気が影響したためと思われます。

春は皮膚疾患が出やすい季節、お気軽にご相談ください。

庭のライラックが咲きました

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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 湿疹 タグ: 去風湿薬, 消風散, 清熱解毒, 脂漏性, 頭部湿疹, 黄連解毒湯

緊張と不安の四月病

2024年4月23日 by 健伸堂

五月病はよく知られていますが、最近は四月病という言葉が聞かれます。

もちろん正式な病名ではありませんが、新年度、新学期、新就職などを迎えた方が、環境の変化によって躁鬱状態になったり、気力をなくしたり、不安を感じるような状態です。

大学生のAさん、新年度が始まり就活も忙しくなる時期を迎えたのですが、その前から緊張や不安が強くなり、気力が低下してきたので、相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると、頭はボーとする、首や肩が強く凝る、咽が詰まる感じが強い、何もしていないのにすごく疲れる、睡眠が良くない、少し下痢気味など様々な症状がありました。

そこでまずは不安感を軽減し、考えすぎのために起きている脳疲労を軽減するよう、理気行気薬や養心安神薬をお使いいただきました。

2週間後、気分は少し楽になり、緊張感はましたが、まだ気力は出ないのでストレスに対する反応を緩和する健康食品などを併用いただきました。

そして1ヵ月後には緊張感が取れて、その後の事を考えられるようになってきました。

四月病への対応が遅くなり五月病、あるいは六月病と長引くと、改善はさらに難しくなります。
早い時期に対応することが大切です。

お気軽にご相談ください。

綿のようなコデマリの花

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カテゴリー: 疲労感・倦怠感, 睡眠障害, 自律神経失調症, 食道炎・喉のつまり タグ: 不安感, 五月病, 半夏厚朴湯, 四月病, 安神薬, 心脾顆粒, 理気薬, 緊張感

膝の痛みの漢方

2024年4月20日 by 健伸堂

年齢とともに膝関節のトラブルは多くなり、痛みや水が溜まる、動きが悪い、などの症状が出てきます。

57歳のYさんは、立ったり座ったりを繰り返すお仕事をされているために、膝に負担がかかり、水が溜まってきました。
それとともに屈伸時の痛みが伴うので相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると、足が冷える、関節は曲がりにくい、少しやせ型、舌診では白苔で湿が少し多いようでした。

そこでまずは活血薬で温めながら血流を良くし、健脾利水薬で身体の水分代謝を改善しました。

2週間後むくみは減り、関節の曲がりも少し楽になったので薬を変更し、肝腎を補う薬と活血薬を併用いただきました。

そして4週間後には劇的に効いて、痛みはほとんどなくなり喜んでいただきました。

膝関節の痛みはYさんのように早く改善するケースは少なく、時間がかかるケースが多くみられます。

もちろん、体質や症状によって使う漢方薬も多種あり、適するものを選ぶことが大切です。

特に年齢が高い方は漢方で言う「活血+補腎」も時間がかかりますが、服薬によって膝のトラブルだけでなく身体全体が元気になるのも漢方薬の特徴です。

お気軽にご相談ください。

真っ白なハナミズキ

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カテゴリー: 手・脚・膝の痛み, 神経痛 タグ: むくみ, 桂枝茯苓丸, 活血, 独歩顆粒, 膝関節痛, 補腎, 防己黄耆湯

子供の緊張性腹痛と下痢

2024年4月15日 by 健伸堂

4月に入り、新入学や新学期などで子供の環境も大きく変化しています。

最初は楽しいが、しばらくすると緊張などで疲れが出てくることが予想されます。

小学校5年生のMくん、昨年秋頃から朝方に腹痛がして、下痢をすることが増えて来ました。
そのため登校できない日もあり、相談をお受けしました。

Mくんはやや痩せ型で神経質な感じ、緊張しやすい、夜はこわがり、疲れやすい、睡眠はとれているが朝起きは良くないようでした。

子供は自分の心理状態を表現しにくいようですが、緊張と不安が影響していると思われました。

そこで普段から気分が安定してリラックスできるように考え、重鎮安神薬と養心安神薬をお使いいただきました。

そして2か月後、朝起きは良くなり、腹痛や下痢もほとんどなく、元気に学校に行けるようになりました。

今後もストレスは続きますが、これらの漢方薬を上手に使えば乗り越えていけるものと思われます。

子供の症状もご相談ください。

真っ赤なハナズオウ

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カテゴリー: 便秘・下痢・軟便, 小児・子ども, 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: シベリア人参, 子供, 安神薬, 帰脾湯, 桂枝加龍骨牡蛎湯, 緊張性下痢, 緊張性腹痛

寒暖差アレルギーに漢方

2024年4月11日 by 健伸堂

3月から花粉症アレルギーの方が多くなりました。

さらに最近は黄砂が多くなり、抗アレルギー薬では症状が抑えられない方も増えています。

38歳のAさん、3月に入ってから鼻水やくしゃみが多くなり花粉症を発症したのかと気になって、病院でアレルギー検査を受けられましたが、ダニや花粉など特にアレルゲンは見つかりませんでした。

しかし症状が続くので、抗アレルギー薬をもらわれて使われていましたが、症状が改善せず相談に来られました。

症状は、鼻水、くしゃみが多く、特に朝方が酷いとのことでした。

そこで、この症状は寒暖差による影響と考え、過敏になっている肌や粘膜の働きを強める「益気固表薬」と、鼻水などの症状改善薬を併用していただきました。

その後すぐに症状は軽減し、楽になったと喜んでいただきました。

特に今年は気温の変化が急激で、気候も変化が激しいため、寒暖差アレルギーが出やすいのかと思われます。

お気軽にご相談ください。

きれいなアセビの花

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カテゴリー: アレルギー タグ: アレルギー, 寒暖差, 根本治療, 益気固表薬, 衛益顆粒, 鼻水

ストレス性胃腸炎

2024年4月9日 by 健伸堂

60歳のHさんは、ウイルス性胃腸炎を繰り返し、一度発症すると下痢が続いて、回復するまで1か月ほどかかっていました。

医師からは、発症時は絶食をし、日常的には整腸剤をつかうように言われていましたが、あまりにも頻繁なので、漢方薬を使ってみようとお越しになりました。

詳しくお聞きすると、特に季節性無く発症し、胃痛などはなく、軟便になる、舌診では白苔で水分が滞留している、その他には特に症状はないようでした。

そこでウイルス性ではなく、ストレスや緊張などが影響しているのではと考え、柴芍六君子湯をお使いいただきました。

その後は頻繁な胃腸炎は生じなくなり、そのまま継続されています。

結果からみて、やはりストレスなどが影響していたと思われます。
本人は特にストレスと感じていないことでも、無意識に腹部緊張状態を生んでいるケースはよくあります。

漢方の胃腸薬はたくさんの種類がありますので、上手に選択することが重要です。
お気軽にご相談ください。

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三叉神経痛の痛み

2024年4月5日 by 健伸堂

78歳のNさん、以前から顎から耳にかけて痛みがありました。
病院では、三叉神経痛の薬や抗うつ剤をもらわれていましたが、今回は痛みが治まらないので相談をお受けしました。

体質をお聞きすると、肩こりが慢性的に強い、頭痛があり、のぼせもある、イライラ感が強いなどの症状がありました。また今回の痛みはストレスが関係して発症したとのことでした。

漢方では、この状態を「肝陽上亢」といい、ストレスで気が上に昇り、のぼせや肩こり、頭痛などを伴っていると考え、止痛薬に加え平肝薬を併用しました。

1週間後、痛みはかなり治まり、その後は減薬しながら継続いただきました。

Nさんの場合は長い間の症状ですので、ストレスがかかることによって痛みは繰り返すと思われますが、今回の漢方薬で治まることがわかり、安心していただきました。

漢方薬は止痛だけでなく、その原因となっている状況を改善することで根本治療につながるものです。

お気軽にご相談ください。

のどかな春の海

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子供のアトピー性皮膚炎

2024年4月2日 by 健伸堂

9歳の女の子Sさんは4歳のころから皮膚トラブルが始まり、6歳の時にさらに悪化し、ステロイドを使われない皮膚科を受診しましたが、その後症状は繰り返すので相談に来られました。

症状は、子供特有の関節部位や手の甲の発赤、乾燥、湿潤、などが見られました。
体温は高く、身体が温まると痒みが増し、掻いてしまうと浸出液が出る状態でした。

胃腸のトラブルなく、その他の症状は見られなかったので、まずは滋陰清熱、益気固表、などの漢方薬を用いました。

また、湿潤が酷くなったときには、清熱利湿排毒の薬に変えて経過を見てきました。

その後1か月半経過し、発赤や痒み、湿潤も改善し、治まってきました。
元々乾燥肌体質のため、根本治療として滋陰清熱薬と少量の活血薬を中心に継続しています。

皮膚トラブルの改善には、症状の変化に合わせて細かく対応することが大切です。
また、新しい皮膚の再生のために、少量の活血薬を併用することも必要です。

Sさんも頑張って漢方薬を飲んでいたので早い改善がみられ、喜んでいただきました。

ご相談はこちらからどうぞ

白梅が満開

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カテゴリー: アトピー, 小児・子ども タグ: アトピー, 三物黄芩湯, 五行草, 六味丸, 冠元顆粒, 衛益顆粒

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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