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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

半夏厚朴湯

春に多い過敏性腸症候群

2025年2月21日 by 健伸堂

入学や就職、転勤など、生活環境が変化する3月から4月には過敏性腸症候群のご相談が増えます。

元々緊張しやすい、ストレスを受けやすい性格がベースにある方に見られます。

22歳のYさん、4月からの就職を目前にして体調不良が気になり始めました。

咽がつまり息苦しさを感じる、食後に吐き気がする、軟便と下痢を繰り返す、時々胃痛がするなどでした。

病院では、特に胃腸の問題はなく心因性かとの診断で、整腸剤などをもらわれましたが治まらず、漢方相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると、過敏性腸症候群のような症状で、漢方では脾胃気虚と気滞が原因と捉え、理気化痰薬や健脾薬をお使いいただきました。

2週間後、息苦しさは消え、吐き気も少し治まってきました。しかし下痢がまだ続き、おなかの冷えも気になるので、おなかを温める大建中湯を少し併用していただきました。

その後便通やおなかの状態はすっかり改善しました。

今後もストレスがかかることは増えると思いますので、漢方薬はしばらく継続が必要かと思われます。

胃腸のこともお気軽にご相談ください。

雪の金閣寺

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カテゴリー: 下腹痛, 便秘・下痢・軟便, 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: 下痢・軟便, 健脾散, 半夏厚朴湯, 吐気, 咽のつまり, 大建中湯, 胃痛, 過敏性腸症候群

感覚過敏と漢方

2024年7月25日 by 健伸堂

感覚過敏には聴覚、視覚、嗅覚などが過敏になるタイプがあります。
いずれも、ストレスを受けやすく、不安や緊張、気鬱などの強い方によく見られます。

一方、HSP(Highly Sensitive Person)は心理学における「生まれつき非常に繊細な人」を言います。

26歳のMさん、仕事のストレスが引き金となって、様々な症状が出始めました。
・強い倦怠感で動けない
・聴覚過敏で音楽も聞けない
・頭痛が頻繁にする
・不眠が続く
・不安感が強い
・イライラ感がある
・咽がつまり、息苦しい
・吐き気が毎日
など、多岐にわたる症状でした。

舌診では、淡舌・舌尖紅で、気血が不足・気分の高揚が見られました。

そこでまずは気分を落ち着かせるために甘麦大棗湯を、吐き気を軽減し食事がとれるように半夏厚朴湯を使いました。

その後、不安感の軽減に帰脾湯、睡眠の改善に酸棗仁湯など、ひとつづつ改善を目指しました。

過敏症に対しては、重鎮安神剤を継続していただきました。

あわせて、散歩などで身体を動かし、自然と触れ合うなどに努めていただきました。

4か月経過した頃から過敏症状は軽減し始めるとともに、不安感など様々な症状が改善してきました。
また胃腸の働きも良くなったのか、体重も増えて来ました。

まさに「心身一如」で、心の元気に合わせて身体も元気になり、良い循環が生まれてきた成果と思われました。

結果から考えると、様々な症状改善に合わせて重鎮安神剤を継続したことで安定したものと思われます。

過敏症のことならご相談ください。

鮮やかなタチアオイの花

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カテゴリー: 嘔吐, 疲労感・倦怠感, 睡眠障害, 胃痛・胸やけ・膨満感, 自律神経失調症, 頭痛・偏頭痛, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: HSP, ストレス, 不安感, 半夏厚朴湯, 帰脾湯, 感覚過敏, 桂枝加竜骨牡蠣湯, 甘麦大棗湯, 頭痛

食べ物が咽を通らない

2024年7月8日 by 健伸堂

ストレスで食べ物が咽を通らないトラブルは良く見られます。

79歳のKさんは独り暮らし、住宅に関する業者とトラブルが生じ、時間が経過しても解決せずにおられました。

その後食欲が低下し、食べようとするとムカムカし、食べ物が咽を通らなくなりました。
さらに胃痛が生じ、みぞおちも詰まって痛みが出たり、腹部の筋肉がこわばりってきました。

固形物が食べられず、飲物が増えたためにおなかが冷え、口中は唾液が増して苦みも強くなりました。

原因はすべてストレスによるもので、全身に過度の緊張が生じているとみられました。

そこで漢方薬は、ストレスを軽減し、咽のつまりを緩和する半夏厚朴湯と、胃痛を改善し胃気を降ろす開気丸を併用いただきました。

その後、おかゆなどを少しずつ食べられるようになり、固形物もタイミングが良いと食べられるようになってきました。

トラブルが解決しないと根本解決にはなりませんが、少しでもストレスを緩和して、食べられるようになることが必要で、しばらく漢方薬を調整しながら継続される予定です。

ストレスは多くの疾患の原因や引き金となりますので、できるだけ避けたいものです。

お気軽にご相談ください。

京都・伏見稲荷大社

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緊張と不安の四月病

2024年4月23日 by 健伸堂

五月病はよく知られていますが、最近は四月病という言葉が聞かれます。

もちろん正式な病名ではありませんが、新年度、新学期、新就職などを迎えた方が、環境の変化によって躁鬱状態になったり、気力をなくしたり、不安を感じるような状態です。

大学生のAさん、新年度が始まり就活も忙しくなる時期を迎えたのですが、その前から緊張や不安が強くなり、気力が低下してきたので、相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると、頭はボーとする、首や肩が強く凝る、咽が詰まる感じが強い、何もしていないのにすごく疲れる、睡眠が良くない、少し下痢気味など様々な症状がありました。

そこでまずは不安感を軽減し、考えすぎのために起きている脳疲労を軽減するよう、理気行気薬や養心安神薬をお使いいただきました。

2週間後、気分は少し楽になり、緊張感はましたが、まだ気力は出ないのでストレスに対する反応を緩和する健康食品などを併用いただきました。

そして1ヵ月後には緊張感が取れて、その後の事を考えられるようになってきました。

四月病への対応が遅くなり五月病、あるいは六月病と長引くと、改善はさらに難しくなります。
早い時期に対応することが大切です。

お気軽にご相談ください。

綿のようなコデマリの花

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ストレスによるめまい

2024年3月16日 by 健伸堂

20歳の女性Kさんは、職場の人間関係がストレスになり、低音感音難聴を発症しました。
症状は、耳がつまり、耳で音が響く、水の音が気になる、フラフラするなどでした。

病院からはビタミン剤とめまいの薬をもらわれ、ご自身で漢方薬の「苓桂朮甘湯」をお使いになりましたが改善することなく、相談に来られました。

詳しくお聞きすると、めまい以外に、吐き気、首を動かすと気分悪い、不安感、頭重などで、舌診では淡舌で血液不足タイプ、苔は少ないことから、原因は水毒ではなく、気逆、すなわち緊張などで気が上に昇っておきるめまいと考えられました。

そこで漢方薬は、心血を補ない、安神作用のあるものと、理気降逆の漢方薬を併用しました。

その後1週間でふらつきはなくなり、気分も安定してきました。

めまいの原因は、水毒、気逆、腎虚、血於など様々ですので、体質的原因を正確に捉えることが出来れば、効果も早いです。

お気軽にご相談ください。

黄色が鮮やかなミモザ

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逆流性食道炎の漢方

2024年1月30日 by 健伸堂

76歳のHさん、逆流性食道炎のため胸焼けがあり、時々咽が痛む症状があったので、病院から胃酸を抑える薬をもらわれていましたが、逆流が治まらないので漢方相談に来られました。

身体は冷え症で、胃腸機能は少し弱い、時々軟便になる、舌苔は黄膩苔でしたので、逆流を抑え、胃腸機能を改善する理気降逆の漢方薬と気を巡らせる漢方薬をお使いいただきました。

その後約1か月で逆流の頻度は減少し、胸焼けもなくなりました。

理気降逆の薬は、嘔吐恐怖症や咽の違和感にも使いますが、これに気滞を改善する漢方薬を合わせる方法は、以前からよく使われている組み合わせで、効果が一段と高くなります。

お気軽にご相談ください。

水仙が咲きだしました

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心因性の咳と漢方

2023年11月14日 by 健伸堂

50歳のTさん、秋口に発熱した後咳が始まりました。咽は詰まって乾燥していたので、病院から麦門冬湯や滋陰降火湯をもらわれたが治まりませんでした。

その後痰が出るようになり、咽に詰まって息苦しく、カーっと出そうとするが取れない、食後には咳き込みが激しく、みぞおちが詰まった感じ、ゲップやガスが多いなどの症状でした。

話を聞いていくうちに、単に風邪の後の咳ではなく、ストレスなどによる心因性の咳と思われました。

そこで漢方薬は、半夏厚朴湯や柴胡疎肝湯をお使いいただいたところ、1週間で咽のつまりや不快感が軽減し、咳も楽になりました。

また、気分がザワザワする、落ち着かない、残尿感、後鼻漏などが残っていたので、甘麦大棗湯や辛夷清肺湯を継続し、症状は改善しました。

咳の原因は風邪や乾燥だけでなく、ストレスなどの心因性もよく見られます。

病院ではゆっくり話す時間がないので安易に咳止めや去痰剤が使われますが、心因性の場合はしっかり話を聞き、根本治療が必要となります。

対応する漢方薬は上記以外にも体質に合わせてたくさんの種類がありますので、ご相談ください。

南方の果物・ランブータン

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嘔吐恐怖症と漢方

2023年11月8日 by 健伸堂

ストレスによって「食べ物が咽を通らない」という方はよく見られますが、それがさらに酷くなると全く食べられない、食後に嘔吐するようなケースもあります。

20歳のKさん、繊細で過敏なタイプ、ストレスによって外食が出来なくなりました。食べる量は少ないが、少しでも食べると気分が悪くなり、時には嘔吐をするようになりました。
それが重なると、嘔吐をすること自体が恐怖になるという、嘔吐恐怖症の状態でした。

その他には、咽が詰まる感覚、食べなくてもおなかが張っている、ガスが多い、おなかがゴロゴロと鳴る、軟便気味などの症状がありました。

舌診では舌尖が赤く、ストレスを強く感じている状態でした。

そこで、過度の緊張を緩和する養心安神薬や、下降するべき胃気が逆に上昇する状態を改善する降気薬、胃部の滞留を軽減する化痰薬などをお使いいただきました。

そして1か月後には症状が軽減し、2か月後には吐き気もなくなりました。

このような症状は多くの方にみられ、いわゆる過食症や拒食症などの摂食障害とは違って、改善は早くなります。

ただし、ストレスは今後も続くもので、再度同様の症状が現れることがあるかと思いますが、対応する漢方薬があることで、不安感は軽減されるものと思います。

自分に合った漢方薬を早く見つけることが大切ですね。

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ハナカタバミが美しい

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発声障害の漢方

2023年8月31日 by 健伸堂

40歳のYさん、声がかすれる、声が出にくい、特に会議などで発言しようとすると声が出ないなどの症状でご相談を受けました。

病院の検査では特に器質的異常はなく、心因性かとの診断でした。

体質などをお聞きすると、頭痛・肩こりが強い、胃痛が時々ある、緊張しやすい、発声のトラブルは以前からとのことで、原因は心因性で過緊張性発声障害のように思われました。

そこで漢方薬は、肺陰虚や肺気虚を改善して声のかすれと声を出す力をつける漢方薬と、無意識の緊張を緩和する漢方薬を併用いただきました。

1ヵ月後、声が出やすく感じるときが出てきたので、さらに気分をリラックスさせる、安定させる漢方薬を中心にして継続いただきました。

長期の症状ですので時間がかかるとは思いますが、少しづつ改善することと考えます。

お気軽にご相談ください。

鮮やかなサルスベリの花

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過敏性腸症候群で下痢

2023年1月30日 by 健伸堂

60歳のAさん、昔から下痢傾向が続いていましたが、5年前に病院で<過敏性腸症候群>との診断があり、止瀉薬や整腸剤などを服用されていました。
また元々自律神経トラブルがあり、安定剤も併用されていました。

しかし症状が改善しないので漢方薬を併用したいとお越しになりました。

症状は、水溶性の便が多い時は6回以上、おなかはゴロゴロと鳴っていました。
舌診では<紫舌・無苔>で脾胃陰虚と見られました。

そこでまずは代表的な薬<参苓白朮散>や<大建中湯>などをお使いいただきました。
1か月後、便が形になってきて、少し外に出かけられるようになったと、変化が見られました。

その後良否を繰り返していたのでお薬を変更し、<半夏瀉心湯>や<五苓散>などを使い、3か月後には排便が1日2回になり、生活も楽になってきました。

元々自律神経が関連している疾患ですので、少し気分をリラックスさせる漢方薬も使いながら、3年後には下痢はすっかり治まり、1日1回服用とされていました。

それでも下痢の心配が抜けないので、漢方薬を継続されています。

下痢の漢方薬はたくさんあり、体質と症状によっていくつかの薬を適宜組み合わせることで、完治も可能になります。

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投稿者:古村学

色鮮やかな南天実

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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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