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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

ゆううつの春

2017年4月25日 by 健伸堂

春先は気候の変化が自律神経に及びやすく、気分も不安定になりがちです。
そんな時も体質を正確に捉えて対応すれば、漢方薬で充分に改善が可能です。

51歳の女性Iさん、昨年に閉経してから気分が鬱っぽくなり、気力も低下してきたので相談に来られました。

元々貧血傾向で、血圧も低く、頭痛や肩こりがあり、目も疲れやすく、漢方でいうところの<気血両虚>のタイプでした。

そこでまずは気血を補い、気分をリラックスさせるため、補気血作用の<婦宝当帰膠>やリラックスティーの<健康食品SN>をお使いいただきました。

1か月経過して、冷えや気力などが少し改善してきたので、そのまま続けていただきました。

その後も少しずつ調子がよくなり、3か月後にお会いした時はとても明るく気分が良い状態になっておられました。

特に精神面に対する漢方薬を使わなくても、身体が元気になれば、心も元気になるというケースでした。

心身はひとつ、うまく機能させたいものです。

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カテゴリー: 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: ストレス, 気力低下, 気鬱

脇腹の痛み

2017年4月20日 by 健伸堂

脇腹が痛む原因は、神経痛や筋肉痛、あるいは内臓からの放散痛などが考えられますが、さらにストレスなどの精神的要因が影響することもあります。

Yさんは、以前から胸から脇(季肋下)にかけて痛みがありました。
元々神経を使うことが多く、気を使うと症状が出て、しばらくすると治まるという繰り返しでした。

そこでこれは漢方で言う<胸脇苦満>と捉え、小柴胡湯をお使いいただきました。
最初はこれらで少し治まっていたのですが、最近は朝起きに酷くなり、部位も乳房の横あたりまで痛みました。

そこで漢方薬を再考し、小柴胡湯に芍薬を加えたところ、すっかり治まりました。

芍薬は<柔肝止痛薬>として四逆散や柴胡疎肝散などにも使われますが、治まらない胸脇痛に対して他薬と併用することで改善したケースでした。

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カテゴリー: 胃痛・胸やけ・膨満感, 自律神経失調症 タグ: 胸脇苦満, 芍薬

顔の湿疹

2017年4月18日 by 健伸堂

Mさんは昨年秋に顔の湿疹が発症しました。

思い当たる原因もなく、まずは皮膚科でステロイドを処方されて治まりました。しかし再発を繰り返し、完全に治まることがなく、いつまでも顔にステロイドを使うことに戸惑いを覚え、相談に来られました。

お越しいただいたときは、赤みが強く、小丘疹が多数あり、皮膚は乾燥してピリピリし、痛みもありました。少し浮腫んで腫れているようでもありました。

その時は何らかのアレルギーとの診断で、抗アレルギー薬と保湿剤を使われていました。

Mさんは元々肌荒れしやすい体質で、冷え症、便秘があり、熱がこもっているようでした。

そこで漢方薬は<清熱通便潤燥>の薬などの薬をお使いいただきましたが、使い始めると頭痛が始まり、頭重感や顔が腫れ、身体も重くなりました。

これは偽アルドステロン症の疑いがあり、すぐに中止したところ治まりました。

そして甘草を含まない漢方<柴胡清肝湯>などに変更して続けていただいたところ、丘疹や赤みは引いて、肌が少しずつ落ち着いてきました。
新しい皮膚の部分が増えて、荒れた皮膚面積が低減してきました。

皮膚代謝は時間がかかりますが、確実に改善してきてホッとしました。

今後は、湿疹を生む根本原因である<腸内環境>を整えることを考えていきます。

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カテゴリー: 湿疹 タグ: 清熱, 湿疹, 漢方, 腸内環境

緊張による咳

2017年4月11日 by 健伸堂

風邪や気管支の乾燥が原因の咳だけでなく、ストレスや悩み、緊張など、精神的な原因で咳が続くことがあります。

多くの方は西洋薬の鎮咳剤や去痰剤を使われますが、それでも改善しないケースがあります。

48歳のKさん、カフェインを飲んだ後や、アイスを食べた後、緊張した時などに咳き込んでいました。

元々神経質で、イライラが強く、不安感があり、睡眠もよく夢をみて、早朝に目覚めてしまうとのことでした。

そこで精神的な要素が多いので、<抑肝散加陳皮半夏>をお使いいただきました。

1か月後、咳は減って、緊張やイライラ感も軽減してきました。
しかし粘った痰が気になるようでしたので今度は<滋陰降火湯>を併用しました。

その後は咳も治まり、とても調子が良くなって、継続されています。

このケースは、ストレスで肝鬱気滞になり、気血の巡りが悪くて肺も潤いがなくなり、痰が粘って咳が酷くなるというものです。

そこで緊張を緩和し、気血の巡りと、潤いを増すものを使うことで、咳が改善されます。

漢方薬としてはこの他に、漢方薬Kや養陰清肺湯なども適応します。

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カテゴリー: 咳・気管支炎・喘息 タグ: ストレス, 咳, 漢方, 精神性, 緊張

後頭部の汗

2017年4月7日 by 健伸堂

頭汗の続きです。

45歳のFさん、特に頭と顔の汗でお困りでした。

タイプは、冷えのぼせしやすく、顔のほてりもひどく、熱が体にこもるような暑さを感じると同時に汗が吹き出しました。
ただし、夏の時期だけひどく、冬はほとんど気にならないようでした。
食物は少し味の濃いものを好み、アルコールも飲み、便秘がありました。

これらよりFさんの場合は温熱性発汗が主で、食物や便秘によって熱がこもり、汗に繋がっているように思われました。

そこで漢方薬は<清熱潤燥通便の漢方薬S>や<金銀花含有健康食品G>など、身体の余分な熱をさまし、便通を良くするものをお使いいただきました。

2か月程経過後、昨年夏の猛暑続きにも関わらず、以前のように後頭部の髪が汗でびっしょりということがなくなりました。
また、発汗量が減ってきていることと、発汗しても汗がひきやすくなったようです。

今後は、食事内容やアルコール、便通などの生活もあわせて見直すことで、更に改善するものと考えます。

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カテゴリー: 多汗 タグ: 多汗, 涼血, 清熱, 温熱性, 漢方, 頭汗

頭からの汗

2017年4月4日 by 健伸堂

頭汗の方も大変多く見られます。

ほとんどが緊張によって気が上衝し、合わせて熱も上昇して多汗になるケースです。

30歳のSさん、屋外で仕事をされていて、夏は特に汗で体調がおかしくなるほどでお困りでした。

詳しくお聞きすると、子供の頃から汗は多く、体格は肥満でもなく標準的で、緊張すると脇からの汗が急に出る、口が渇き水分もよく摂る、寝汗も多い、などの体質でした。

そこで漢方薬は、身体で産生しやすい熱を冷ますものと、過緊張を緩和するものを併用いただきました。

そして2か月ほど経過した後には、夏であるにもかかわらず、汗も気にならないほど治まりました。
その後も少しお薬を減らして継続され、冬になって一旦中止するほど楽になりました。

今年の夏はどうなるかは不明ですが、一度良い状況があり安心されていることと思います。

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カテゴリー: 多汗 タグ: 多汗, 緊張, 頭汗

手のひらの多汗

2017年4月1日 by 健伸堂

高校生のMさん、中学校の頃から手足の汗が気になり始めました。

酷い時は汗によって手のひらの皮膚が落屑することもあり、漢方相談に来られました。

汗は手足以外にも顔や頭部も多く、冬も夏も変わらず発汗するとのこと、少しのぼせることもあり、緊張しやすいタイプでした。

最初は手のひらに注目し、脾気が弱く、気虚と捉えて<漢方薬EK>や<柴胡剤>などをお使いいただきました。しかし、最初だけは良い感覚があったものの、その後は変化がないとの結果でした。

そこで再考し、緊張すると出る、水分摂取は少ない、人に気を使う、憂鬱感がある、などを考慮して<漢方薬SK>などをお使いいただきました。

結果、以前よりもましになり汗の量が軽減したとのことでした。
まだしばらく継続していくことにしています。

長い間の症状ですので、時間はかかるかと思います。

カテゴリー: 多汗 タグ: 多汗, 手のひら

多汗の季節

2017年3月30日 by 健伸堂

多汗症が気になる季節となってきました。
夏は当然多汗の気になる方がふえますが、冬も発汗でお困りの方も見られます。

夏と冬とでは発汗の原因が異なります。

夏だけの発汗は<温熱性発汗>が多く、身体に過剰な熱が産生、滞留するために起こるケースです。

冬の発汗は<精神性発汗>、すなわち緊張やイライラ、あるいは温度差に過敏に反応する方に見られます。

また、発汗の部位によってもその原因が異なります。

例えば、手のひらは<脾気>、すなわち胃腸に滞留する水分の影響が大きく、水分摂取を抑えたり、水分が尿に排出されやすくすることが必要です。

頭部の発汗は<湿熱>、すなわち身体に熱が産生しやすい方で、その熱が上昇して、汗になるケースです。

腋の汗は<肝>すなわち、ストレスとかイライラとか、緊張などで精神的な影響を受けて発するケースがあります。

個々人によって、発汗の経過、部位、状況、体質、性格などが異なりますので、対応も多様になります。

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カテゴリー: 多汗 タグ: 多汗, 温熱性, 精神性

子供の頭痛

2017年3月28日 by 健伸堂

子供にとって学校や友人関係がストレスになるケースが多く見られます。

Kさんのお子様は小学校6年生、朝起きに頭痛や胃痛がし、学校では時々立ちくらみやクラクラしました。診断では<起立性障害>とのことでしたが、症状が続くので漢方相談にこられました。

頭痛は前頭部や側頭部に多く、ストレス性と思われたので<漢方薬SK>をお使いいただきました。
2週間後にお越しいただいたときは、かなり軽減していたので、今度は下痢・軟便を改善したいとのことで、<参苓白朮散>をお使いいただきました。
そして2週間後には下痢も軽減していました。

結果からみても、これらはストレス性であることが明らかでした。

親には言えない、あるいは無意識のうちにかかっているストレスがあるようです。

今後も症状は続きそうですので、漢方薬は継続して使うことになります。

カテゴリー: 未分類 タグ: ストレス, 不登校, 子供, 頭痛

顔のかぶれ

2017年3月24日 by 健伸堂

40歳のTさん、2月上旬から花粉症の症状が始まり、マスクをしたところ顔がかぶれたように赤くなり、痒みも出始めました。

皮膚科を受診すると抗アレルギー剤の内服と、ステロイドの外用が出されて使ってみたのですが、再発を繰り返して治ることがないので、漢方相談にお越しになりました。

特に化粧品が変わったっこともなく、食物アレルギーを起こしたこともなく、原因は花粉しか考えられないとのことでした。

かぶれは目の周り、頬、口の周囲などが赤くなり、洗顔するとピリピリし、身体が温まると痒みが増し、化粧水も浸みていたむとのことでした。

元々便秘気味で、吹き出物も出やすく、イライラしやすいタイプで、肝熱をもちやすい、熱のこもりやすい体質と思われました。
舌診では紅舌で苔は少なく、<陰虚陽亢>で熱が上に昇るタイプでした。

そこで漢方薬は<瀉火補腎丸>や、表虚を改善する<漢方薬EK>などをお使いいただきました。
10日ほど経過した後、目の周りの赤みは引いて落ち着いて来ました。

花粉の飛散はまだこれからですので、変動することと思いますが、状況に応じて対応できるものと思います。

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カテゴリー: アレルギー タグ: アレルギー, 肌荒れ, 花粉症
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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