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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

桂枝茯苓丸

高齢者の睾丸の痛み

2024年9月6日 by 健伸堂

睾丸の痛みが生じる疾患は、精巣捻転、精巣炎、ヘルニアなど、いくつもありますが、検査で特に原因が見つからない場合は漢方が適応になります。

78歳の男性Tさん、睾丸が痛み始めたので病院で検査を受けられたのですが、前立腺肥大が少しあるだけで、その他の問題はないとの診断でした。

症状は、睾丸から鼠径部にかけて痛みがあり、寝ているときは問題ない。
元々頻尿傾向があり、腎機能や心臓のトラブルもありました。

そこで漢方薬は<牛車腎気丸>をお使いいただいたところ、1か月ほどで痛みが軽減しました。

年齢と関連する症状ですので完治したわけではなく、今後も痛みが生じるかと思われます。

牛車腎気丸は、漢方で補腎陽・利水薬と言い、下腹部を温め、足腰を丈夫にし、利水する作用があり、下肢痛、腰痛、しびれ、排尿困難、頻尿、などに用いられます。

睾丸痛には、この牛車腎気丸以外にも、桂枝茯苓丸や当帰芍薬散など、体質と症状によって選択します。
お気軽にご相談ください。

夏の夕暮れ

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健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ
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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 下腹痛 タグ: 前立腺肥大, 桂枝茯苓丸, 牛車腎気丸, 睾丸の痛み, 高齢者

膝の痛みの漢方

2024年4月20日 by 健伸堂

年齢とともに膝関節のトラブルは多くなり、痛みや水が溜まる、動きが悪い、などの症状が出てきます。

57歳のYさんは、立ったり座ったりを繰り返すお仕事をされているために、膝に負担がかかり、水が溜まってきました。
それとともに屈伸時の痛みが伴うので相談にお越しになりました。

詳しくお聞きすると、足が冷える、関節は曲がりにくい、少しやせ型、舌診では白苔で湿が少し多いようでした。

そこでまずは活血薬で温めながら血流を良くし、健脾利水薬で身体の水分代謝を改善しました。

2週間後むくみは減り、関節の曲がりも少し楽になったので薬を変更し、肝腎を補う薬と活血薬を併用いただきました。

そして4週間後には劇的に効いて、痛みはほとんどなくなり喜んでいただきました。

膝関節の痛みはYさんのように早く改善するケースは少なく、時間がかかるケースが多くみられます。

もちろん、体質や症状によって使う漢方薬も多種あり、適するものを選ぶことが大切です。

特に年齢が高い方は漢方で言う「活血+補腎」も時間がかかりますが、服薬によって膝のトラブルだけでなく身体全体が元気になるのも漢方薬の特徴です。

お気軽にご相談ください。

真っ白なハナミズキ

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カテゴリー: 手・脚・膝の痛み, 神経痛 タグ: むくみ, 桂枝茯苓丸, 活血, 独歩顆粒, 膝関節痛, 補腎, 防己黄耆湯

酒さ様皮膚炎の改善

2023年7月6日 by 健伸堂

65歳のKさん、昨年後半から顔の赤みが酷くなりました。皮膚科では酒さと診断され、フォト治療を受けられましたが改善せず、漢方相談にお越しいただきました。

詳しくお聞きすると、発症のきっかけはマスクをし始めた頃からで、その時期に家庭での出来事もあり精神的な要因もあるかと思われました。

顔はほてり、熱感がありる、下半身は冷えてのぼせ傾向もある、逆流性食道炎の傾向、胃弱で便秘気味、舌診では淡紅舌で熱の証は見られませんでした。

そこで冷えのぼせとほてりを考え、桂枝茯苓丸や加味逍遥散をお使いいただきました。

2週間後、以前は1日中赤かったのが、服用後は朝方の赤みが軽減しました。

1ヵ月後、気温が高くなって、熱がこもりやすくなり、赤みはそれ以上改善しませんでした。

そこで再考し、フォト治療をされていたため皮膚が刺激を受けていてかえって良くなかったのかと考え、漢方薬は<清熱・補血薬>と<清熱・補陰薬>に変更しました。

その後2週間お使いいただいたところ、赤みはずいぶん軽減し、久しぶりに普通の肌に戻りました。

最初は酒さの原因を、冷えのぼせや気逆による熱の上昇と考えましたが、結果からみて皮膚の弱さ、過敏さが原因とわかりました。

いずれにしても早く改善して良かったです。

酒さや赤ら顔もご相談ください

投稿者:古村学 

   当帰の花が満開

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カテゴリー: 湿疹 タグ: マスク, 冷えのぼせ, 加味逍遥散, 桂枝茯苓丸, 温清飲, 瀉火補腎丸, 赤ら顔, 酒さ

アトピー性皮膚炎と食養生

2023年6月2日 by 健伸堂

40歳のNさん、子供のころからアトピー性皮膚炎で、冬は乾燥し、夏は湿潤状態を繰り返していました。

また仕事も忙しく、ストレスも多く、それも悪化要因になっていました。

当店には10年以上前からお越しいただき、症状に合わせて様々な漢方薬をお使いいただいていましたが、あるとき食生活の話をお伺いしたところ、1日2食の簡易な食事が続いていて、皮膚の栄養不足が大きな要因になっていると思われました。

そこでまずは食生活をしっかり立て直すことをお話しし、特にたんぱく質やビタミン、ミネラル成分を摂取するようにしていただきました。

食生活はなかなか変えることが難しいものですが、皮膚のトラブルを軽減するにはそれが最優先になることをお話ししました。

その後1日3食を目指し、朝は野菜ジュースなどの手軽なものではありましたが、少しづつ改善されるとともに、皮膚トラブルも軽減してきました。

漢方薬は基本薬を決め、肌に潤いを保持するための補陰薬と、血流を良くして皮膚の代謝を高める活血薬の2種類としました。少量で気長にお使いいただき、皮膚の状態は安定してきました。

季節の変わり目には少し悪化するため、短期間だけ他の薬を使うこともありますが、きれいなお肌が維持できています。

食養生の大切さを実感できた事例です。

皮膚トラブルもご相談ください。

投稿:古村 学

梅の季節

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カテゴリー: アトピー タグ: アトピー, 冠元顆粒, 桂枝茯苓丸, 瀉火補腎丸, 食養生

脚のむくみ

2020年12月1日 by 健伸堂

むくみは多くの方に見られますが、症状がひどい場合は服薬の対象となります。

30歳のHさん、夕方になると脚のむくみが酷くなり、朝夕比べると明らかに差異が見られました。また生理の前にもむくみはひどくなっていました。
生理周期は遅れがちで、血流がよくない状態が伺われました。
さらに足の冷えが常にあるとのことでした。

舌診では紫舌(血流がよくない)、白膩苔(水分が滞留している)という状態が見られました。

そこで漢方薬は、血流を良くして、水分の代謝をよくする、桂枝茯苓丸をお使いいただきました。

2週間後お越しになり、あまり変化がなかったとのことで再考し、PMS(月経前症候群)があることも参考に、今度は血の道症に使う<逍遥顆粒>をお使いいただきました。

その後は明らかにむくみが軽減してきました。

また、摂取水分が多すぎるようで、それもむくみの原因になっているので、極力控えてもらうようにしました。

むくみの原因はいくつもあり、

1、水分摂取過剰
2、血流の悪化
3、ホルモンバランス
4、気血の流れ不調で水が巡らない
5、身体の冷えで、水が巡らない

など様々で、単に利水剤だけでなく、タイプに合わせて漢方薬を使うことが大切です。

ご相談はこちらからどうぞ

禅定寺の紅葉

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カテゴリー: むくみ タグ: 桂枝茯苓丸, 脚のむくみ, 逍遥顆粒, PMS

酒さのご相談

2019年10月5日 by 健伸堂

34歳のKさん、子供の頃より赤ら顔でしたが、3か月年ほど前から赤ら顔と肌荒れが酷くなりました。

医院で処方されたプロトピック軟膏を使われたところ、肌荒れの改善はされたのですが、プロトピックの使用をやめると、肌荒れ・赤みがすごく悪化しました。

Kさんは慢性頭痛があり毎日鎮痛剤を使っておられました。
そのためもあって胃腸が弱く下しやすくなっていました。

胃腸の弱いことも、肌荒れの原因になっているとも思われました。

舌診では<紫舌=血流が良くない> と<黄苔=胃の働きが弱く負担が大きい>という状態でした。

そこでまずは、頭痛によるストレスを軽減する疎肝薬やのぼせを軽減する薬をお使いいただき、さらにおなかの負担を軽減するため消化酵素のサンザシ配合食品などをお使いいただきました。

20日後には頭痛が激減して、鎮痛剤も3~4日に1度服用する程度になりました。

それとともに顔の火照りがかなり改善し、丘疹は少し減りました。

そこで今度は顔の赤みを軽減する<瀉火補腎丸>に変更し継続していただきました。

頭痛によるストレスや緊張が赤みを増していたのか、胃腸の状態が悪いのが影響していたのか、様々な要因が考えられますが、身体はひとつで、すべてが調子よくなれば酒さも治まるのではと考えています。

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カテゴリー: にきび・吹出物, のぼせ, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: 桂枝茯苓丸, 瀉火補腎丸, 赤ら顔, 逍遥顆粒, 酒さ

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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