口臭・体臭

口臭、体臭の悩みでご来店される方が結構います。
実際にお会いしてみると、客観的に少し匂いが確認できる人と、全く臭いの感じない人がいます。

現代医学でも自臭症(自分が周りから臭いと思われていると思い込む精神疾患)があり、
治療はより複雑になっていると感じています。

漢方としても臭いに対し、解毒して体質改善したり、時にはストレスや不安をとる処方を加えたりもします。

そんな中、体臭・口臭に対し信頼して使える漢方薬があります。
クマザサのエキス<ササヘルス>です。

たとえ自臭症であってもその安心感からか、効果を出しているように感じます。

しかしながら、口臭、体臭の治療は通り一辺倒ではうまくいかないケースもあります。
ある女性、体臭でお悩みの方で、漢方薬Sを使ったが思ったほど効果が出なかった例があります。
この方の場合は、不安症状よりも、臭いを感じる鼻に着目して、鼻炎を治療する漢方薬をたしました。
すると一か月後、臭いの症状も不安感も落ち着いたそうです。

クマザサエキスで、如何に臭いを減らすことができても、ご本人の臭いの感じ方が崩れていては
効果を出せなかったという良い例だと思います。

また、加齢臭も然り、現代の食生活や生活習慣が臭いを生む体質を作っている部分もあると
考えられますので、クマザサをきっかけとして体質改善されるのもよいかと思います。

少しでも、自分の臭いと他人の目が気になりだしたら、ぜひ漢方薬をお試しください。

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頭重感

以前に「頭が重い」というタイトルで書きましたが、

このNさん、補気健脾の<補中益気湯>を飲み始めて1カ月では変化が見られませんでしたが、
その後から頭重感が徐々に消え始め、2か月過ぎからは症状が全くなくなりました。

長い間の症状でしたが、<気虚頭痛>と確信してお薬を続けていただき、結果が出てホッとしました。

それにしても<補中益気湯>は別名<医王湯>と言われるだけあって、
一般的によく使われる穏やかな薬でありながら、<証>に適応すると素晴らしい力を発揮する漢方薬であることを改めて学びました。

 

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やめられない、やめたくないお酒

お酒はおいしく飲んで楽しい時間を過ごせてこそ価値があります。
そのためにお酒の量も多く飲みたい、となります。
でも二日酔いや肝臓のことを考えると心配という方が京都四条界隈にも結構いると思います。

そんな方へぜひお勧めしたいものがあります。

1,三七人参、蛇胆(まむしの胆)、欝金から作られるこの健康食品はアルコールで疲れる内臓の働きを助けます。
飲み会の前に飲んでおくと、翌日も二日酔いしなかったとのこと。

2,<藿香生気散>は、もともとは冷たいものでお腹を壊して下痢というパターンに効果的な漢方薬なのですが、
ビールなどの水分過多になるときにお勧めです。

3,<コンクレバン>は肝臓加水分解物やビタミン配合の滋養強壮ドリンク。
この成分は、病院でも実際に肝機能改善薬として使われているものです。

朝すっきり起きれるようになるし、何やら元気が湧いてくる感じがします。
お酒飲みでない方へもお勧めしたい一品です。

お酒を楽しく飲みたいみなさん、漢方薬局にもお立ち寄り下さい

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続く暑さ、体にカツを!

例年に比べても、心も体も夏バテとなっている方が多数出ているように思います。

いくら暑くて休みたくても、日々の生活、仕事、各種行事は待ってはくれません。
そこで今回は、夏バテのときに体を整える漢方、健康食品を紹介します。

<生脈散>
高麗人参配合で元気復活、麦門冬、五味子配合で夏の脱水症を予防。
スポーツドリンクに溶かすと、見た目は漢方薬だけど味はスポーツドリンクに近いので
毎日のむことができます。

<清暑益気湯>
夏の全身倦怠感(だるさ)、食欲不振にお勧めの漢方薬です。
夏、本当に体調を崩したらこの漢方薬を飲みます。困った時にあると安心です。

<藿香生気散>*
夏にビール、アイス、ざる蕎麦など冷たいものを食べすぎたためにお腹を壊したときに効果的です。
そして、風邪薬としても使われます。

夏バテしない健康な人はうらやましい限りです。
でも、夏になんか負けてられないという方は漢方薬もご活用ください。

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漢方薬の味②

今回たまたま揃ったのかと思われるかもしれませんが、味のまずい生薬には
清熱解毒薬が多いということです。

ですから、皮膚疾患を漢方薬で治療しようとなさる方は、必然的に漢方薬の中でも
特に味のまずいものを服用しなければならないわけです。
ご愁傷さまです。
煎じ薬やエキス剤である粉薬では服用するのに少々苦労することと思います。

数は少ないですけど、錠剤で製品化された漢方薬もできてきていますので、
苦い漢方薬が苦手な方はご相談されるのもよいと思います。

ただ、漢方では苦い味を感じてこそ効果を発揮するとする考え方もあるので、
どうしても何かしらの症状を改善しようとするならば、避けては通れないのかも知れません。

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漢方薬の味①

くすりというのは一般的に飲みづらいものです。漢方薬ならなおさらのこと。

「良薬苦し」という言葉は漢方薬のためにあるのではないかと思っています。

ということで、今回は青汁、センブリに負けるとも劣らない、まずい漢方薬をご紹介したいと思います。
独断と偏見で順位をつけてみました。

1位 黄連末(おうれんまつ)
2位 五味消毒飲(ごみしょうどくいん)
3位 馬歯莧(ばしけん)

生薬の「黄連」の効能は清熱解毒で、2日酔いのむかつきなどにも使われます。
しかしその粉末はとにかく、ひたすら「まずい」です。
こちらは「/KH2066.html” style=”text-decoration: underline; color: rgb(102, 102, 102); “>漢方薬O」の構成生薬でもあり、皮膚科疾患・その他に使われています。

また、五味消毒飲は漢方の有名処方で、スイカズラのつぼみ、キク科植物の花、たんぽぽの全草、
すみれの全草などで構成されています。
こちらは「/K50311.html” style=”text-decoration: underline; color: rgb(102, 102, 102); “>健康食品G」という名で日本では売られています。
効能は清熱解毒で、やはり皮膚科疾患に使われています。

生薬の「馬歯莧」はまたの名を「/K50109.html” style=”text-decoration: underline; color: rgb(102, 102, 102); “>漢方薬G」またはスベリヒユといい、漢方では下利や皮膚疾患に使われます。

漢方薬Oは飲みやすい錠剤を扱っています。

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阿膠(アキョウ)が話題に!

またもや、昨日のテレビ番組「魔女たちの22時」で漢方生薬の阿膠(アキョウ)が紹介されました。

今回は、2度のガンを克服した50歳の主婦が、長年の疲労とガンのために肌はどす黒くなりシワだらけになったとのこと。そこでアキョウを使ったところ、息子の彼女に間違えられるほどお肌が若返ったとのことでした。

そして今日は朝から早速にお買い求めの方がお越しになりました。

生薬・阿膠はロバの皮を煮詰めて取れる膠(ニカワ)で、コラーゲンやアミノ酸を含む物質です。

漢方での効能は、

補血=貧血の改善、
潤燥=潤いをつくる、
止血=出血の改善などで、

貧血・冷え症などにたくさん使っていただいています<婦宝当帰膠>や、痔出血や不正出血に用いる<きゅう帰膠艾湯>に使われています。

ただし、消化を妨げるので、胃腸虚弱者には使いません。

煎じ薬にはよく使っていますが、今回は当店内で単独で試飲してみました。
そのままではマズイ!
ので、料理に入れるか、味の濃いスープに入れるか、蜂蜜を混ぜるか・・・あるいは罰ゲームにも使えそう?

やっぱり<婦宝当帰膠>を飲むのがいちばん美味しいです

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祇園祭 山鉾巡行の日

今日は朝から祇園祭のハイライト・山鉾巡行が行われました。

先頭はいつも長刀鉾と決まっていますが、当店の開店時間には<鶏鉾>が通過しました。
鉾の中央にある真木の長さは22mで、立ち並ぶビルの屋上と同じほどの高さが圧巻です。また鉾の後ろにある<見送>という織物は、16世紀頃にベルギーで製作された飾毛綴織(かざりけつづれおり:タペストリー)で、国の重要文化財に指定されています。描かれているのは「トロイの王子と妻子の別れ」といい、戦場に出向くお父さんに「行っちゃいや!」と叫ぶ子供の様子とのこと。但し、現在使われているのは複製だとか。

9,4トンの鉾を人力で引くわけですから、その合図も大切。
鉾の前に立つ2人の音頭取の<エンヤラヤ->の掛け声が京の街に聞こえた1日でした。

 

 

胃腸トラブルによる発疹

25歳の女性Kさんは今までニキビや湿疹に縁がなかったのですが、
先日から胃腸型の風邪で腹痛や下痢をおこし、その後便秘になったころから右頬に赤い発疹が多数出始めました。

そこで漢方薬の和胃・消痞薬<半夏瀉心湯>と清熱解毒の<銀翹散>を3日間使っていただきましたところ、
発疹は消えてしまいました。Kさんには前よりお肌がつるつるして綺麗になったと喜んでいただきました。

胃腸トラブルからくる吹き出物や発疹は、漢方の胃腸薬と清熱薬を用いると短期間で改善するという
典型的な例となりました。
また、早くに相談に来られたので、改善も早かったと思われます。

おなかとお肌はいつも一体なので、ニキビなどのお肌トラブルを起こしやすい方は
胃腸を健康にしておくことが大事なのです。

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祇園祭が始まりました

恒例の京都の三大祭のひとつ、祇園祭が始まりました。正確には7月1日の吉符入から始まり昨日は山鉾の鉾曳き初めが行われました。

また、夜店(露店)は14日から出始め、16日の宵山が最高の人出となります。

今日はすでにたくさんの人で四条界隈はにぎわっています。
山鉾巡行のトップを行く<長刀鉾>もすでに建っていて、お囃子の方々が準備を始めていました。