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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴20年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

月別: 4月 2013

感染症から生じた手のしびれ

2013年4月19日 by ueda
75歳のFさんは昨年秋に罹患した感染症により入院、抗生物質の服用を続けていました。
当初あった手の痛みはしばらくして治まったようですが、ひどいしびれが残ってしまい、手で物を持つことすら困難な状況になっていました。
しびれや痛みがなぜ起こるか、漢方には”不通則痛”という言葉があり、様々な原因により「気」「血」「水」の流れが悪くなり滞りが生じると痛み・しびれが起こると考えます。
手が異常に冷たく、お風呂で温めると症状が少し改善されるようでしたので、冷えを改善する<婦宝当帰膠>や、活血薬の<冠元顆粒>をお使いいただきました。
最初は手が全体的にしびれていたようですが、徐々にその範囲が狭くなっていき、最後まで残っていた指先のしびれも一ヶ月少しの服用で改善し、「ペンで字が書けるようになり、お箸も使えるようになりました!」と大変喜んでおられました。
当初は、藁をも掴む気持ちで来店されていましたので、漢方薬がお役に立てて本当に良かったと思います。
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漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

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カテゴリー: 症状別の漢方 タグ: 手のしびれ, 漢方

鳥インフルエンザの拡大

2013年4月11日 by 健伸堂
連日ニュースになっているH7N9型鳥インフルエンザは、9日までの感染者は28人、死者も9人になったとのこと。
ウイルスは常に変異しているため、それに対応するワクチンが追いつかない状況の中で、中国ではマスクに加え<板藍根/板蘭根>がすでに品切れ状態といわれています。
板藍根は、風邪やインフルエンザに対して予防や症状緩和ができるものとして人気が高い生薬。
元々中国人は、「自分の健康は自分で守る」との考えが強く、また抗生物質などの販売規制があって、昔ながらの生薬<板藍根>に集中しているようです。
そのため中国の専門家は、<板藍根>が清熱剤であり、熱証の場合は使えるが、寒性体質には良くないと警告しているようです。
とは言うものの、効くものがわからない状況で、藁にもすがる思いかと思います。
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カテゴリー: ちょっと一息コラム, インフルエンザ タグ: 予防, 漢方, 鳥インフルエンザ

小児の不明発熱

2013年4月4日 by 健伸堂
繰り返す子供の発熱で、原因不明のケースはよくあります。
5歳の女の子Rちゃんは、昨年春から1ヶ月に1回高熱を出すようになり、毎月短期間の入院を繰り返していました。
検査ではCRP(炎症反応の指標)は高いのですが感染症ではなく、その他の症状や異常もなく「自己炎症性疾患」の疑いと診断され、ステロイドを使って4~5日で治るという状況が続いていました。
そこで漢方薬を使ってみたいとお越しになりました。
出生体重は少し少なかったのですが、特に際立った症状もなく、自己免疫の異常と考え、子供によく使う柴胡剤を使っていただきました。
その後、少し発症間隔が遅くなったようでしたが、やはり定期的に発熱されていました。そこで漢方薬をいくつか変更し、昨年末以来3ヶ月以上発症しないところまで改善しました。
自己免疫疾患と思われるので、やはり柴胡剤がベースで、発症しないことを願うばかりです。
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カテゴリー: 小児・子ども, 微熱・発熱 タグ: 原因不明 発熱, 小児, 柴胡剤

牛蒡子の抗がん作用

2013年4月3日 by 健伸堂
2010年に、国立がん研究センター東病院が、牛蒡子(ゴボウの種)に膵臓がんの増殖を抑える作用があることをマウスの実験で確認したと発表されました。
それによると、牛蒡子に含まれるアルクチゲニン(Arctigenin)が、細胞に引き起こされた小胞体ストレスを軽減することで、様々な変性性疾患にも効果があるとのこと。
その後、富山大学の和漢医薬学総合研究所と共同で臨床試験が行われているようです。
マウスの実験では、アルクチゲニンを口から与え、およそ1か月後には投与しなかったマウスに比べてがん細胞の成長が3分の1ほどに抑えられたようですが、牛蒡子そのものではなく、微量の成分抽出を行ったものを与えているわけですので、成分量やマウスの体重換算などを考えると、人間が使う場合はどのくらい大量の牛蒡子を使うことになるのでしょう。
報道によって、牛蒡子が効果があると聞くと、すぐにそれを使いたくなるのは当然ですが、牛蒡子は<苦甘・清熱・解毒>の性質を持ち、標準的な使用でも下痢になる場合があり、大量使用はできない生薬です。
補助的に使われる方もありますが、ほとんど効果が期待できないことを申し添えています。
マスコミの発表はもっと配慮して行うべきと、つくづく思います。
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カテゴリー: ちょっと一息コラム, ガン, 生薬・民間薬 タグ: 抗がん作用, 牛蒡子, 癌

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

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