子供の黄斑変性症

加齢性の黄斑変性症は中高年の方によくありますが、子供の黄斑変性は先天性で遺伝性のもので、スターガルト病やベスト病といわれるものです。
ベスト病は黄斑部に卵黄様の黄色色調滲出病変を呈し、黄斑部の萎縮をきたし、視力障害を生じることもあります。

9歳のNさんは、6歳のときに精密健診を受けて黄斑変性症が判明、そして最近の検査でベスト病と考えられると診断がありました。
自覚症状はなく、視力低下もないので現在は問題ないのですが、網膜に浮腫がみられ、定期的に検査を受けられています。

漢方では先天的疾患と捉えた場合には<補腎剤>を用いますが、浮腫があることなどから、以前よりこの疾患に用いられてきた<柴苓湯>や<桂枝茯苓丸>などを用いてきました。
その後顕著な改善は見られませんが、浮腫が僅かずつ軽減しているので、継続してもらっています。

今後の進行予防になればと願うばかりです。

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大腸憩室炎

38歳のAさんは8年前に大腸憩室炎と診断されました。
大腸憩室炎は西洋医学では原因不明とされ、ガスが溜まるためにお腹が張り、
噯気(ゲップ)も多く、便秘、腹痛を伴う疾患です。

Aさんは発症当時、仕事や引越しで強いストレスがあり、現在もイライラすることが多いようです。
肩こりもあり、月経痛も毎回あるようです。
東洋医学的に気血の滞りが見られましたので、<加味逍遥散>と<大建中湯>を服用して頂いたところ、
2週間でだいぶ症状がよくなってきたようです。
ストレスは多くの疾患の引き金になります。
ストレスがあり、様々な疾病・症状でお悩みの方、一度当薬局でご相談下さい。

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授乳中の生理

授乳しているとプロラクチンというホルモンが高くなり、生理が来ないことが多いですが、ある程度経過すると生理は来るものです。
しかし1年を超えても生理が来ないと心配になります。

30歳のNさんは、1歳半の子供さんに授乳中ですが、そろそろ二人目を希望しておられるのに生理が来ないので相談に来られました。
冷え症や貧血傾向もあり、産後は忙しかったようで、漢方で<気血両虚>の状態と捉えました。

そこでまずは補血薬の<婦宝当帰膠>や<帰脾湯>に加え、プロラクチンの改善のために<麦芽食品>を併用して様子を見ることにしました。
その後10日ほど経過して、生理が再来しました。
授乳も無理な断乳でなく、徐々に減ってきたので卒乳に向かっているとの事でした。

漢方の効果は予想以上に早いケースが多々ありますのでご相談ください。

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慢性疲労の漢方

35歳の男性Nさんは、慢性疲労でとにかくだるく、腰が重い、冷える、風邪を引きやすいなど、不調を訴えられていました。
そこで漢方で言う腎気虚ととらえ、慢性疲労症状の改善に比較的早い効果が見られる滋養強壮剤<瓊玉膏>をお使いいただきました。
そして10日後お越しになり、かなり楽になったとのことで継続されています。

人参や地黄が主成分の漢方薬Kは、様々な身体的愁訴に加え、特徴的に「朝起きが悪い」という方のファーストチョイスとして喜ばれています。

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顔の赤み ~漢方薬服用後の下痢について~

18歳のMさん(女性)は顔の赤みが気になるとのことで相談に来られました。
幼少よりアトピー性皮膚炎があり、受験勉強のストレスで悪化したようです。

顔にかゆみもあり、やや便秘気味であったことなどから三黄丸を服用して頂きました。
しばらくして来店された時には大分赤みは取れており、顔のかゆみも治まったようです。
ただ何度か下痢をすることがあったので、減量して服用されていたようです。

三黄丸は大黄、黄連、黄芩の三味からなり、体の上焦(上部)の熱を取る漢方薬です。
大黄には瀉下作用があるため、人により便がゆるくなる場合があります。
この方には事前にその旨を伝えており、減量も可であることを伝えていましたので、
安心して服用していただけました。

漢方薬には副作用が少ないなど作用が穏やかなイメージがあるかもしれませんが、
服用により便がゆるくなったり尿量が増えたり汗が出だしたりと思わぬ症状が出てくる場合があります。
しかしこれは漢方薬がその効果を発揮するために必要な症状の場合もあります。
いわば漢方薬が効いている証拠でもあるのです。

御自身の判断で副作用が出たと思い服用を中止される方もいますが、
その前に一度処方された漢方薬の専門家に御相談頂ければ幸いです。

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京都の節分祭

今日は節分。
節分は季節を分ける時を意味し年に4回あるのですが、現代は冬と春の分かれを節分としています。

各地で様々な節分祭が行われていますが、京都の<壬生寺>では昨日から厄除け鬼払いの壬生狂言「節分」が上演されています。
粉雪が混じる寒風の中、屋外の舞台と簡易イスの観覧席での見物で身も凍る思いでしたが、鬼の狂言はとてもユニークでした。
撮影禁止でお見せできないのが残念です。

また、吉田神社では室町時代より続く<追儺式>が行われ、廬山寺では少し大きな赤鬼、青鬼、黒鬼の「鬼おどり」が行われました。

皆さまも邪気を払って、1年が平穏、健康でありますように!

そして節分が終わると<立春>、明日から春の始まりです。

壬生寺の福豆

廬山寺の赤鬼

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咽のつまりと漢方

56歳のYさんは昨年夏ごろから咽が痞える感じや、ゲップが多い、口が塩辛いなどの症状が気になりはじめました。
病院で食道や胃の検査を受けられましたが、特に異常はなく治療もされませんでした。
その後も症状は続き、漢方相談に来られました。

これらの症状が出たときのことをお尋ねすると、仕事のストレスがあったとのこと。
そこで最も代表的な理気降逆薬の<半夏厚朴湯>をお使いいただきました。
そして2週間後にお越しいただいた時は、咽のつまりや舌の違和感などが少し改善したとのことでしたので、
更に継続いただいています。

咽がつかえる、舌がピリピリする、ゲップが多いなどは、漢方でいう<気滞>、
すなわちストレスが原因となっているものがほとんどで、よく漢方薬が効を奏する症状です。

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