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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴20年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

吐き気

更年期と頻尿

2023年1月24日 by 健伸堂

更年期の不定愁訴は字の通り様々な症状がみられますが、その一つに頻尿があります。

55歳のMさん、昨年から更年期に伴う自律神経失調と診断を受け、抗不安薬などを服用しておられましたが、症状が改善しないので相談に来られました。

現在の症状は、頻尿や吐き気などで、気分はザワザワして落ち着かないとのことでした。
舌診では<紅舌>で、気が上に上がっている状態でした。

そこでホルモンバランスを整え、更年期の様々な症状改善に使う<疎肝・理気薬>と、気逆で起きている吐き気を改善する<降気薬>、さらに頻尿に使う<清心連子飲>を併用しました。

その後すぐに頻尿が治まりましたが、吐き気は変わらないので、次に<半夏厚朴湯>を加えました。

すると吐き気も少し治まりましたが、しばらくするとこれらの症状が再び強くなり、今まで効果が合った漢方薬でも治まらなくなりました。

このような変動は更年期の方にはよく見られ、安定したと思えばまた不安定になる繰り返し状態になります。

しかし、基本薬を継続することでまた治まるケースが多く、少し気長に継続する必要があります。

寒い中、蝋梅が咲き始めました

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カテゴリー: 不定愁訴, 更年期障害, 頻尿・膀胱炎 タグ: 半夏厚朴湯, 吐き気, 更年期, 清心連子飲, 逍遥散, 頻尿, 香蘇散

おなかの脹りが楽になりました

2019年2月2日 by 健伸堂

おなかが張って苦しいという症状は、食べ過ぎた時以外にもあります。

31歳のMさん、胃が張る、みぞおちの違和感が気になる、肋骨のあたりが硬い、ゲップがよく出る、などの症状でした。
便通は正常で、便秘によるものではありません。

詳しくお聞きすると、この症状が出る前にご家族の不幸があったとのことでしたので、原因はストレス性、心因性と思われました。

そこで、ストレスを緩和し、おなかの症状を軽減する<漢方薬SB>をお使いいただきました。

2週間後お越しになり、おなかの張りはずいぶん楽になったが、むかつきや吐き気が気になるとのこと、今度は疎肝剤<柴胡疎肝湯>をお使いいただきました。

1か月後にはこれらの症状はすっかり治まりました。

漢方では、みぞおちの張りや違和感はストレスによる胃の機能が低下した時に見られ、肋骨の硬直は<胸脇苦満>といってストレスにより起きるものがほとんどです。

これらには柴胡剤をお使いいただくことで、ほぼ即効性で効果がみられます。

様々な症状にストレスが影響しているケースが多々見られます。

蝋梅の季節です

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カテゴリー: 下腹痛, 嘔吐, 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: ストレス, 吐き気, 胃痛, 腹満

ストレスと耳鳴り

2018年6月2日 by 健伸堂

耳鳴りは高齢者にとっては老化現象のひとつですが、若い方の耳鳴りの多くはストレス性です。

17才のYさん、ピーとかボーと風が吹いたような音がし始めました。
受験のストレスがあり、疲れや睡眠不足も続いています。

主にピーっという音は疲労時に多く、ボーという音はストレスが多く見られます。

そこでお母さんの体質と似ているので、同じお薬の<漢方薬SP>をお使いいただきました。

しばらくして耳鳴りは消えたのですが、今度は気持ち悪さや吐き気がしてきました。
特に夕方に気分悪くなり、夕食を途中でやめるということがありました。

そこでお薬を変更し<漢方薬SY>をお使いいただきました。
その後またすぐに症状は治まりました。

原因はすべてストレスですので、効果は早くみられますが、また状況によって繰り返すものと思われます。

子供や若い方は、漢方薬の効果が早く見られ、とてもわかりやすいですね。

ドクダミの季節

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カテゴリー: 耳鳴り・難聴 タグ: ストレス, 不眠, 吐き気, 耳鳴り

胃の違和感と逆流性食道炎

2018年1月26日 by 健伸堂

胃のトラブルには様々な原因があり、漢方の対応方法も多岐にわたります。

中でも最近多いのが、病院で<逆流性食道炎>と診断されるケースです。この多くが、ストレスや自律神経に起因するもので、胃の機能低下とは少し異なります。

44歳のYさん、この1か月間朝に吐き気がしたり、胃もたれが強くなり、食欲もなくなりました。

また口中が酸っぱく感じ、舌がしびれる感じがする、全身が冷えて、気分も塞ぐとのことでした。

病院では胃粘膜保護剤や制吐剤、消化剤などの胃薬がでましたが、改善の傾向はなく、漢方相談をお受けしました。

お聞きすると明らかに自律神経によるもので、病院の胃薬が効かないのがわかりました。

漢方の捉え方では、吐き気は<胃気の上昇>によるものでその原因はストレスです。
また口が酸っぱいのも<肝鬱>といい、気が停滞している時に起きるものです。

そこで漢方薬は<柴胡疎肝湯>や<心脾顆粒>をお使いいただきましたところ、2週間後には食欲も戻り、吐き気も治まりました。

このようなケースは、おなかの不調が起きる前から自律神経のトラブルをお持ちの方によくあります。

おなかのことを見る前に、その方全体を見ることで容易に判断できます。

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カテゴリー: 胃痛・胸やけ・膨満感 タグ: 吐き気, 神経性胃痛, 肝鬱, 胃痛, 逆流性食道炎

子供の不明発熱

2017年11月11日 by 健伸堂

中学2年生のMさん、7月から周期的にリンパが腫れ、病院で血液検査やリンパ節生検を受けましたが特に異常はなく経過観察となりました。

そして9月からは、夕方になると微熱が出るという原因不明の発熱を繰り返すようになり、相談に来られました。

Mさんは、性格はおとなしく気を使うタイプで、緊張しやすく、少し不安感もあるようでした

。
さらに、以前に学校で嘔吐したことがあり、それがきっかけで嘔吐に対する心配が常にあるようです。

漢方薬を少しお渡しして、飲んでみてもらったのですが、少量飲むと戻してしまうとのことでした。このことからも少し過敏な面も感じられました。

そこで、漢方の香りが気になりにくく、子供でも飲みやすいメーカーの<漢方薬SS>をお使いいただきました。

1週間ほど服用されて、その後発熱もなくなりました。
2週間目には吐き気の不安も少なくなり食欲も出てきました。

そういえば以前にも11歳のお子様が夜中3時ころになると中途覚醒して、朝にスッキリ起きられないとのご相談がありました。

このお子様も吐くことを異常に怖がり、胃腸の調子が悪いと吐いてしまうのではないかという不安から目が覚めやすくなってしまうとのことでした。

胃の問題はないのですが、胃の逆流する気持ち悪さだけは続いて、それがトラウマになってしまうようでした。

この時も<漢方薬SS>をお使いいただいて、吐くことへの心配や睡眠は改善しました。

この方と同じように、嘔吐への心配やストレスが発熱の原因になっていたのではと考えられます。

夕方に発熱するのは、デリケートな子供さんに時々見られる症状で、漢方薬がよく効きます。

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カテゴリー: 小児・子ども タグ: ストレス, 不明発熱, 吐き気, 子供

神経性胃痛の漢方

2017年2月4日 by 健伸堂

いつの世もストレスは避けられないものですが、その最初に現れる症状が胃腸トラブルです。また胃痛や吐き気に加え、最近は逆流性食道炎も増えています。

漢方では逆流の原因は、本来<気は下降>するものですが、それが上に向いて<気の上昇>が起きるために、胃酸なども逆流すると考えます。

ストレス性胃痛の代表処方は<四逆散>ですが、逆流性の場合は<半夏瀉心湯>や<柴胡疎肝湯>です。

38歳の女性Sさん、不安を感じやすく、動悸、不眠、吐き気、胃痛、便秘、下痢等の症状が出やすいとのご相談でした。

従来はその時の状況に合わせて<半夏瀉心湯>、<甘麦大棗湯>、<開気丸>などを使い分けていただきました。

今回は、夜中にみぞおちの痛みや吐き気、悪夢、げっぷ、背中や首が凝るとのことで、今回は<四逆散>をお使いいただきました。

そして1週間もしないうちにずいぶん楽になりました。
ストレスによる気の巡りが影響していたようです。

その時々の症状にあわせて、漢方薬を使い分け出来るようになると、とても便利です。

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胃の不調 その2

2015年7月15日 by 健伸堂

梅雨時期に多い胃腸トラブルの例です。

以前からお越しの32歳の女性Iさん、おなかがゴロゴロして、少し張っていて、便は時々ゆるくなるので漢方薬が欲しいとのことでした。

I さんは以前から胃弱傾向があり、建脾散や六君子湯をお使いいただいていましたが、今回はこの時期の<湿>が影響していると考え、<半夏瀉心湯>をお使いいただきました。

その2週間後お越しになり、ずいぶんスッキリしたようですが、まだ湿気が多い季節ですので、そのまま継続されています。

健脾散は水分がおなかに滞留してゴロゴロし、吐き気、下痢気味などに対して、おなかを温め、水分の代謝を良くする作用があります。

また、おなかがもたれて食欲がない時にも効果があります。

比較的早く効果が現れる漢方薬です。

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カテゴリー: 未分類 タグ: ゴロゴロ, 下痢, 吐き気, 胃痛

湿気による頭痛

2015年7月8日 by 健伸堂

58歳の女性Kさんは、以前から頭痛があり、良くなることがないので相談に来られました。

頭痛は天候の悪い時、夏の時期に多く、前頭部が重い感じとなり、めまいを伴うこともあります。症状がひどい時は吐き気がし、戻すこともありました。

舌診では<白苔>で、明らかに身体に<痰湿>が滞留している状態でした。

そこで漢方薬は、水分代謝を改善し、身体から湿を軽減する<半夏白朮天麻湯>をお使いいただきました。

そして2週間後には、あれほど続いていた頭痛はなくなりました。

その後も継続していただいてたのですが、先日目の中で光がキラキラする<閃輝暗点>が出たとのことでした。

この症状は脳の血管が収縮や痙攣した時に起きると言われますが、漢方では水分代謝が関連していると考えますので、現在の漢方薬をしばらく継続することになりました。

梅雨時期の頭痛は、ほとんどが<水分代謝>不良に関係するもので、漢方薬を適切に選べば容易に改善することができます。

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カテゴリー: 未分類 タグ: めまい, 吐き気, 梅雨, 水分代謝, 頭痛

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

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