健伸堂

MENU
  • メール相談
  • ご来店予約
お問い合わせは…075-353-7600
不妊・女性のご相談の方 宇治本店をお探しの方
  • HOME
  • 健伸堂とは
  • 漢方を知る
  • こんなお悩みの方に
  • 不妊でお悩みの方に
  • ご相談
  • 店舗のご案内
  • 漢方薬のご紹介
  • FAQ
漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴20年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

むくみ

梅雨時期の倦怠感

2018年6月11日 by 健伸堂

梅雨の季節に入り、湿度が高い日々が増えてきました。

この時期は、身体が重い、頭痛がする、めまいがする、多汗の方は汗が酷くなる、などのトラブルが増えてきます。

40歳のAさん、身体がとてもだるく、胃が動かない感じがして、それとともに背中も痛くなり、頭痛も出てきました。朝方のむくみも増えて、首や肩が凝って重苦しくなりました。

舌診では黄苔で、胃の機能も低下して負担が増えているようでした。

特に生活変化があったわけでもなく、気候変化によるものと思われました。

そこでおなかの改善に<半夏瀉心湯>を、むくみやだるさの改善に<漢方薬SY>をお使いいただきました。

2週間経過して、おなかの調子は良くなり、それに伴って頭痛も治まり、背中痛やだるさも軽減してきました。

その後下半身の冷えと首のつまりを改善するよう<漢方薬K>をお使いいただき、むくみや肩こりなども軽減しました。

<湿>が身体に様々な影響を及ぼしますが、漢方薬で血流や水分代謝を改善することで、病気ではない不調を改善することができます。

紅くなり始めたグミの果実

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で

幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 多汗, 肩こり, 胃痛・胸やけ・膨満感, 頭痛・偏頭痛 タグ: だるさ, むくみ, めまい, 梅雨, 湿気, 頭痛

秋のお肌乾燥に漢方 2

2017年10月19日 by 健伸堂

22歳の女性Mさんは、お肌がヒリヒリする、浮腫みやすい、冷え症、お腹がチャポチャポする、また舌診では<淡舌>で<白苔>でした。

この方の状態は淡舌ですので血液不足があり、皮膚の色から<お血=血流が良くない>ために肌に栄養が届かず、乾燥してヒリヒリし、口渇があって水分摂取が多いためにむくみが出やすいという状態でした。

そこで漢方薬は、補血剤の<婦宝当帰膠>と疎肝剤の<逍遥顆粒>をお使いいただきました。
婦宝当帰膠は当帰によって血液を増やし、皮膚を滋養するもので、<逍遥顆粒>は気の巡りを良くして、血液や水分の巡りを良くするものです。

飲み始めて1か月したころからお肌は調子よくなり、身体も元気になってこられました。

漢方薬Fは冷え症のファーストチョイスですが、秋の乾燥肌にもとても効果が早く期待できます。

手作り・ナツメの乾燥品・甘いです

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇
健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で

幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

カテゴリー: 肌荒れ・かゆみ タグ: むくみ, 乾燥肌, 冷え症

全身の多汗

2014年8月29日 by 健伸堂

この時期、多汗のご相談が大変多くなっています。

多汗症は元々の体質にかかわる部分が多く、改善も時間がかかるケースが多いのですが、
それでも短期間に実感される方もあります。

30歳の女性Tさん、全身の多汗症で相談に来られました。汗だけでなく、朝方顔が腫れぼったい、脚が浮腫みで重い、口が渇く、寝汗が多い、などの症状があり、漢方で<気虚>体質と考えました。

そこで漢方薬は、口渇を軽減し、身体の水分のバランスを整える利水薬<五苓散>や、代謝を高めるため衛気を高める<衛益顆粒>をお使いいただきました。

そして2週間後お越しいただき、汗もむくみもかなり改善したと報告をいただきました。
これほど短期間での改善は少ないのですが、今回は漢方薬がぴったり合ったのでしょう。

人により様々な漢方薬を使い分けますが難しいケースもあり毎日が勉強の日々です。

カテゴリー: 未分類 タグ: むくみ, 口渇, 多汗, 気虚

水分摂りすぎによるトラブル

2014年2月5日 by 健伸堂
テレビなどで水分は1日2リットル必要という話がよく聞かれますが、体質によって個人差があり、皆が同じように摂取するのは問題があります。
先日お越しいただいた37歳の女性Sさんは冷え症、生理不順などのトラブルをお持ちでしたが、詳しくお聞きすると1日2リットル以上は”水を飲むようにしている”とのこと。
そのために冷えが酷くなり、むくみが出て、舌苔は白苔=水分過多の状態でした。
また、その後にお越しの40歳の男性Kさんは、フワフワのめまいが続いていて、やはり1日2リットルは水を飲むとのことで、水毒によるめまいでした。
このところ同じような相談が続いていますが、すべて水毒が原因で、特に冬で汗をかかないのに摂取水分が多いために発症しているようです。
スポーツをして汗を大量にかく方は水分を多く摂りますが、そうでないかたは必要に応じ、咽が渇いたら飲む程度で充分なのです。
なお高齢者で元々水分摂取が少ない方は、逆に決まった量を飲む必要があります。
テレビや医療機関による誤った指導が、いろいろな症状を生んでいることを、もっと知ってほしいものです。
私だけでなく、漢方にかかわる人々は同じことを思っておられることと思います。
TH_SES002[1].jpg
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆
カテゴリー: むくみ, めまい, 症状別の漢方 タグ: むくみ, めまい, 水分

むくみと漢方

2013年8月26日 by 健伸堂
むくみの原因はたくさんあり、それぞれに対応する漢方薬もあります。
またむくみの出る部位によっても、漢方薬を使い分けます。
42歳の女性Kさんは2か月前から手のひらや瞼がむくみ始めました。
以前にむくんだ時は利水作用の<五苓散>を服用すると改善したが、今回は<五苓散>で変化なく相談に来られました。
舌苔は白く、脾胃に湿がたまっている状態と思われました。
口の渇きはなく、むくみはまぶたが酷く、またむくみ始めたのが暑くなり始める6月で梅雨の時期でありながら、8月の暑い時期だというのにまだむくみが残っていることから、原因は湿気に加えてクーラーなどによる冷えや飲食の冷えが関係していると思われました。
そこで漢方薬は芳香化湿薬の<藿香正気散>をお使いいただきました。
この薬は<湿困脾胃>すなわち消化器系に残る水分を軽減し、胃腸の冷えによるこれらの症状を軽減します。
1週間後にお越しいただき、少し改善してきたとの報告で、そのままお続けいただくことにしました。
 
◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆
カテゴリー: むくみ タグ: かっ香正気散, むくみ

更年期の冷え症

2012年9月7日 by 健伸堂

多汗症のご相談が多い時期でも、冷え症のご相談もあります。
この冷えは、単にクーラー冷えなら、冬の冷え症相談と同様に考えればいいのですが、それ以外のケースもあります。

52歳の女性Mさんは、最近膝から下の冷えが酷くなり、夏だけどアンカを入れて寝るとのこと。
生理は2年ほど前に止まり、下痢をしやすく、不眠気味、下肢がむくむ、肩こりが酷い、など様々な症状がありました。

最初は単に下半身の冷えと考えて、腎陽虚に用いる<真武湯>などをお使いいただきました。
しかし足裏の冷えは改善せず、肩こりもますます酷くなっているということでしたので、これは更年期によくある不定愁訴のひとつと考え、<加味逍遥散>や、冷えのぼせの改善に活血薬<桂枝茯苓丸>をお使いいただきました。

そして2週間後お越しいただき、冷えや肩こりがずいぶんましになったと報告いただきました。
夏に異常に冷えるのは、単なる冷えでないと考えたのが良かったようです。
更年期の時期には、通常考えられない症状がでますが、漢方がよく効を奏します。

K11929.jpg

◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇

健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ陣で幅広くサポート。
漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
オンラインショップ・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
コチラ→http://www.kanpou.info
漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆◇◇◇◇◆◇◇◇◆◆◇◇◇◆

カテゴリー: 更年期障害 タグ: むくみ, 冷え症, 更年期, 漢方薬, 肩こり

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

不妊でお悩みの方に
不妊情報サイト
「漢方でママになる!」

女性用栄養補助食品『宝源』
健伸堂オリジナル
健康補助食品「宝源」

最近の投稿

  • <span class="title">子供の頻尿</span>
    子供の頻尿
  • <span class="title">高齢者の便秘</span>
    高齢者の便秘
  • <span class="title">酒さ様皮膚炎</span>
    酒さ様皮膚炎
  • <span class="title">季節性の蕁麻疹</span>
    季節性の蕁麻疹
  • <span class="title">喘息の漢方</span>
    喘息の漢方

タグ

のぼせ めまい アトピー アレルギー イライラ ストレス ニキビ パニック障害 ホルモンバランス 下痢 不安感 不眠 乾燥 便秘 動悸 吐き気 咳 夏バテ 多汗 夜尿症 子供 心因性 更年期 水毒 清熱 湿疹 漢方 漢方薬 牛黄 痰 祇園祭 精神性発汗 緊張 耳鳴り 自律神経 花粉症 蕁麻疹 血流 認知症 陰虚 頭痛 頻尿 風邪 食事 高齢者

カテゴリー

2023年3月
月 火 水 木 金 土 日
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
« 2月    

アーカイブ

Copyright © 2023 漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】.

omega-child WordPress Theme by