しもやけ

このところ寒くなって、冷え症の相談が増えてきました。

50歳の女性Tさんは、しもやけで指先が真っ赤、腫れて、痒みと痛みがありました。

元々血流が良くない体質ですので、末端を温める補血薬<当帰四逆加呉茱萸生姜湯>や<桂枝茯苓丸>をお使いいただきました。

2週間後、腫れは治まり、4週間後には赤みも痒みもすっかり取れて、もう飲まなくてもいいかなと思われたとの事でした。
しかし、これから寒さが厳しきなる時期ですので、1日1回の服用で様子を見ていただくことになりました。

漢方薬は長い間飲まないと効果がないと思われている方が多いのですが、
2週間~4週間でも効果がはっきりとする疾患も多くありますので是非お試しください。

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漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局
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のぼせ

54歳のYさんは半年ほど前からのぼせでお困りのようです。
同時期に閉経されており、のぼせのほか口渇があり、顔面は糸くずが付いたように過敏で、唇周辺の荒れやかゆみもあるようです。
空咳もよくされるようです。
冷えはほとんど感じないみたいです。
舌を見ると紅く、舌苔はほとんどありませんでした。

この方の場合、確かにからだに”熱”があり、のぼせという症状が出ていますが、乾燥症状もあり、からだを冷やすもの・潤すものとしての”陰”が不足しているようでした。
“陰”が不足すると、のぼせなどあたかも”熱”があるかのような症状が出ますが、実際に”熱”があるわけではありません。
冷やすものがないために、相対的に熱があるように見えるのです。

そこで、からだの”熱”を冷ます漢方薬とからだの”陰”を増やす漢方薬を服用して頂きました。
約2週間後に来店された時にお聞きすると、のぼせはましになり、咳も治まり、唇周辺の荒れもましになったようです。
舌を見ると、若干紅さがましになり、舌苔も少し出てきました。

閉経の前後はホルモンのバランスが崩れ、それに伴う諸症状が色々と出てきます。
人それぞれ出方は違いますが、症状や体質に合わせて早めに対応することで辛い更年期障害を乗り切ることができますので、からだの異常を感じた時はお早めにご相談下さい。

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風邪の季節

全国的に寒さ厳しくなってきました。
東京では今日は初雪とか。
北海道では豪雪で大変なようです。

寒さが増してくると風邪やインフルエンザが増えてきます。
空気が乾燥するとウイルスに対する身体の防御機能が低下し、風邪が増えると言われます。
感染を防ぐために加湿することや屋外でのマスク、うがい、手洗いなどが必要です。

それに加えて生薬<板藍根>がお勧め。
<板藍根>は、漢方の本場中国ではご家庭に常備されているぐらいポピュラーな生薬です。
板藍根は清熱解毒作用に優れているため喉痛にも対応できるほか、感冒、インフルエンザなどにも使われています。

当店では風邪予防プレゼントとして店頭にお越しの方に差し上げています。

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幼少からの口内炎

38歳のMさんは、幼少からの口内炎で悩まれていました。

口の中にあちらこちらとたくさんできるようで、1年に2/3は口内炎があるみたいです。
外食や過食後にはすぐできるようです。
食欲はあるようですが、水分をたくさん摂るとお腹がぽちゃぽちゃと音が鳴るようです。
便通は悪い方ではないですが、よく肛門が腫れるようです。風邪もよく引くようです。

この方の口内炎は、胃腸と免疫機能の低下が起因しているようでしたので、
胃熱を取る漢方薬と胃腸機能を高める漢方薬の<黄連解毒湯>や<六君子湯>を服用して頂いたところ、
服用4日目ぐらいから口内炎の症状は取れたみたいです。

その後も継続服用して頂きましたが、肛門の腫れはまだあるようでしたので、
<乙字湯>を併用して頂いたところ、それもしばらくの服用で治まったようです。

長年悩んできた口内炎が良くなり、大変喜ばれていました。

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排卵日の胃腸障害

40歳のKさんは排卵日あたりに一日だけ胃がムカムカするとのことでご相談に来られました。

お話を聞くと、月経周期がやや短く、月経一日前から月経痛があるみたいです。
排卵日から数日間はイライラし、胸も張るようです。

肝鬱気滞による脾胃の機能低下とみて、疎肝剤<加味逍遥散>を服用して頂きました。
排卵日の数日前から服用して頂く予定でしたが、ご本人様の希望もあり一日分のみお渡ししました。
数日後来店された時にお話を聞くと、一日分だけでも効果があったようで、今度は一箱ご購入されました。

「漢方薬は長く飲まないと効かないの?」とよくご質問を受けますが、
体質や症状、症状が出てからの期間によってはすぐに効果が表れることもよくあります。

何かちょっとしたお体の不調でも遠慮なくご来店・ご相談して頂き、漢方薬の効果を試して頂ければと思います。

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眼瞼炎?

66歳のSさんは8月に左眼瞼が腫れて痛み、眼科で治療を受けられたのですが痛みは改善せず、漢方相談に来られました。

最近は側頭部に違和感があり、眼瞼は鈍い痛みがあり、まぶたはしょぼしょぼして重く感じるとのことでした。
その他には、肩こりや足の指が痺れる、こむら返りが起きるなどの症状がありました。
現在は一人でお住まいで、不安感もあり、神経過敏な感じもありました。

そこで漢方で<気滞・血お>すなわち、ストレスで血流が悪化している状態と捉え、活血剤の<冠元顆粒>や<血腑逐瘀湯>をお使いいただきました。

2ヶ月ほどで、眼の痛みや肩こりが楽になりましたので、今度は冷えや元気を取り戻すために補陽薬の<八味丸>を併用いただきました。
その後身体も少しずつ楽になってきたようで、継続していただいています。

眼科では眼瞼炎との診断でしたが、病名に拘わらず体質と症状で判断して漢方薬をお使いいただいた結果改善してきました。これはよくあるケースですね。

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便秘の改善

73歳のKさんは昔からお越しのお客様です。

以前はご主人の病気の相談でしたが、今回は息子さんの大腸ポリープで、毎年検査で言われているようでした。
そこで腸の環境をいつも良くするために食物繊維+乳酸菌の<健康食品I>をお使いいただきました。
Kさんも以前から便秘でスッキリしないとの事でしたので、一緒にお使いいただきました。

しばらくしてお越しになり、便通がとても良くなって、今までの便秘薬を減らしても快便になると喜んでいただきました。
以前は便秘薬の調整がうまく出来ず困っていたが、これを使うと便秘薬を極力使わないようになるかもとのお話でした。

この方にとっては、便通だけの問題でなく、食物繊維で毎日が快適になることが大きな成果なのです。
たかが便秘、されど便秘ですね。

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漢方薬・六君子湯

88歳のKさんは30年以上、煎じ薬の<六君子湯>を使っておられます。
元々胃腸が弱く太れない体質で、現在も痩せてはおられるものの、
88歳とは思われないお顔で、歩く様子も元気そのものです。

六君子湯は漢方で<補気健脾>の薬で、単に胃腸を元気にするというだけでなく、
補気作用がKさんを元気にしているようです。
身体に合った漢方薬を続けると、病気知らずで長生きできる『証』のような方です。

漢方薬は<未病>にますます活躍するものと思います。

漢方薬R錠剤「リックーンS」※顆粒エキスもございます。お気軽にお問合せください。

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間質性膀胱炎

29歳のTさんは数年前より膀胱炎を繰り返されており、医師より間質性膀胱炎と診断されました。

これまで、抗生物質を用いたり、尿のpH調整のために重曹を用いたり、食事療法をしたり、
漢方薬の漢方薬Tを用いたりしてこられましたが改善しないため、当店に来店されました。

症状としては尿が溜まってくると痛み、大便時に痛みがひどくなるようです。
また、生理時に痛みが強くなり、気分も落ち込むようです。

体質及び症状から二週間ほど湿熱を取る漢方薬を服用して頂いたところ、
排尿がスムーズに行えるようになり、排尿痛もなくなりました。

お酒が大変好きな方で食事も不規則なようだったので、
体質改善を目的に、清熱化痰薬の<温胆湯>や、消化酵素健康食品SSも併用して頂くように致しました。

温胆湯は体に溜まった余分な水分(痰湿)を除く化痰薬で
健康食品の晶三仙は、麦芽、山楂子、フスマなどの消化を助ける生薬が含まれており、
これからの忘年会シーズンにもぴったりなものです。

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熱性けいれん

以前にブログで紹介しました<熱性けいれん>のYくん、
https://www.kanpou.info/blog/ichizen/images/2011/03/post-976.html

その後も漢方薬を続けていて風邪も引かなくなり、脳波の検査でも乱れが改善してきました。
そして先月は久しぶりに風邪で39度まで発熱したのですが、けいれんは起きず、熱も1日で解熱し大事には至らなかったとのこと。
以前に比べて体質も変わってきたようです。

使っている<柴胡桂枝湯>や<六味丸>などの漢方薬は<子供の漢方>としてよく使われるもので、安心して継続できるものです。
Yくんは今が成長の時期ですので、体力も免疫力もついてくることと思われます。

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