肛門の痛み

不安症でお越しいただいた男性Tさん、長い間西洋薬を飲まれていたのですが、
お薬を減量したく漢方に変えようと相談に来られました。
経過や症状をお聞きし気分が安定するお薬をお使いいただきました。

またそれとは別に、飲酒後に肛門が痛くなり、温めると楽になる症状が続いているとのことでしたので
うっ血が原因かと思われ、活血薬の<血府逐瘀丸>を併用いただきました。

その後しばらくしてお越しいただいた時、<血府逐瘀丸>を服用中は肛門の痛みがすっかり取れたが、
少しのぼせて調子が良くないので止めると再び痛みが出てきたとのことでした。

血流が良くなって改善したのは明らかでしたが、この薬がタイプに合わなかったようですので、
お薬を<桂枝茯苓丸>に変更しました。

使用目的はひとつなのですが、漢方薬によっては予想外に合わないケースもありますので、
やはり店頭で詳しくお聞きして決めていくことが改善への近道なのです。

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動悸と肩こり

30歳のAさん(女性)。以前から来店されている方です。

営業のお仕事をされているのですが、常日頃から肩こりに悩まされています。
風邪もよく引かれ、その時はさらにひどくなるみたいです。

育児をされながらお仕事をされているため忙しく、ストレスも大分たまっておられるようです。
不整脈があり、息苦しさや不安、イライラ、動悸などが時々起こるとお困りでした。

疲れがあり気血のめぐりも悪いようでしたので、気虚と陰虚を改善する<麦味参>や、疎肝剤の<加味逍遥散>を服用して頂きながら
動悸がひどい時に感應丸気を服用して頂くように致しました。

しばらくこのような感じで服用を続けて頂いたところ、
症状がだいぶ軽くなり、頓服的に服用してきた感應丸気を飲む回数も減ってきたようです。

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過敏性腸症候群から卒業

以前にもブログで紹介しましたが、
https://www.kanpou.info/blog/ichizen/images/2010/07/post-929.html

過敏性腸症候群による下痢でお困りのTさんはその後すっかり改善したのに、
やっぱり再発が不安だからといって1年半の間、漢方薬を続けてこられました。

そして今は便はしっかりバナナ状の快便で、下痢することは1ヶ月に1回あるかないかの状態となりました。
それまでは1日中お腹のことばかりが気になって、他のことが考えられなかったのが、
今は「毎日が楽しくなりました」と喜んでもらいました。

それに代わって、少し血糖値が高く、眼底出血傾向があるので気になりはじめた様子。
来月からはお薬を変えていくことになりそうです。
それにしても根気よく続けられたことには脱帽の症例となりました。

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右脇腹の痛み

77歳のKさんは半年前から右脇腹痛でお困りでした。

鈍痛で痛みの場所は時に移動し、何か塊があるような感じだそうです。
胆嚢は摘出されており、胆石はないとのことでした。便通も快便です。
これまでは医師より処方された整腸剤を服用されていたようですが効果なく、当店にご来店されました。

この痛みは、漢方特有の考え方で”気滞”という気の巡りが悪くなった時に起こるものだと判断し、
<血腑逐瘀湯>を服用して頂いたところ2週間で痛みの頻度が減ってきたようです。
その後も服用を続けておられますが、日に日に痛みが楽になってきているようです。

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ニキビの漢方

春になり陽気が高まってくるとニキビも赤みを増してきます。

32歳の女性Kさんは口周囲や額ににきびがあり、化膿気味でした。
詳しく聞いてみると、胃もたれがし、胃ポリープもあり、空腹時に胃痛も起きるとのことで、
舌は黄苔でした。
そこで「ニキビの原因はすべて胃にあり」とみて、いわゆるニキビに使われるような漢方薬でなく
、胃の状態を改善する<半夏瀉心湯>をお使いいただきました。

1ヵ月後来られて、「漢方薬を飲んでいるときは調子良かったが、無くなるとまた再発した」とのことで、
継続してもらいました。

ニキビに限らず漢方薬は病名で捉えるのでなく、その方の体質や症状の出方によって
漢方薬を選択するのが通常なのです。
「病名漢方」といい、病名で漢方薬を選ぶことだけはされませんように。

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北京研修 7

昨日は八達嶺にある万里の長城に行ってきました。
こちらも北京オリンピックの開催に合わせて整備され、10年以上前に行った時に比べてすっかりキレイになっていました。
その後は北京大学を訪れ、構内を散策して学生と交流しました。
さすがに北京大学、交流した学生は皆大変優秀で、自由自在に英語を使いこなし、自らの学びと将来の夢について語り合うことができました。

また、北京の家電市を散策しましたが、もうパソコンやスマートフォン、タブレットなどの価格帯は日本とほとんど変わらないことが印象的でした。

夕食は『白家大院』という有名なレストランで、有名な老中医である路志正先生と一緒に伝統的な北京料理を楽しみました。
路志正先生は今年で91歳になるにも関わらず、大変お元気で、これからも頑張って中医学を学んでくださいと激励のお言葉を頂きました^^
名刺をお渡ししたら、『健伸堂』という名前はとても良い名前ですねとお褒めのお言葉も頂きました☆
昨日もとても有意義な一日になりました。

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北京研修 6

臨床研修3日目は、
午前中は周先生(循環器、腎)、午後は張先生(腎)でした。
中医医院での研修もいよいよ今日で最後になります。
昼食後はTさん、R先生も按摩(マッサージ)でリラックス。

4日目は午前中の謝先生(リウマチ)で北京中医医院での最後の研修でした。
謝先生はとても丁寧に症例と弁証論治を解説してくださり、大変勉強になりました。

リウマチ治療は、中国でもやはり西洋医学(生物学的製剤)が主流のようですが、それだけでは治療効果は十分ではなく、中薬と併用することで相乗効果を発揮し、また副作用も軽減されるとのことです。

このような併用療法は(他の疾患もそうですが)日本のリウマチ治療にも大変参考になるものと思います。

四日間を通して大変勉強になる有意義な研修でした^^

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北京研修 5

研修は午前・午後で男性班と女性班に別れ、

実際の診察室の中で研修を受けました。

午前中は糖尿病外来の夏先生、午後は皮膚科外来の陳先生でした。

中医医院では主担当医の他に、サポートの医師が2~3人付き、

診察(脈診・舌診)、処方箋の発行などを行います。

言語は違っても使っている言葉は中医なのでなんとか理解できました^^;

大体多い人で一日80人、少なくとも40~50人は診察するようです。

病院も大人気で連日超満員です。

写真は診察室の風景。

北京中医薬大学の学生さん二人も交じって大人数での研修となりました。

真中で脈診をしている女性が陳先生、劉先生の同級生だそうです。

みんな一生懸命メモを取っています。

劉文昭先生は中医解説・通訳として大活躍!

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北京研修 4

いよいよ昨日から北京中医医院での臨床研修が始まりました!

北京中医医院は王府井の近くにあり、一日平均6,000~7,000人が診察に訪れる巨大な病院です。

約600床、約1,300人の従業員が勤務しており、国家認定の名老中医も約20人ほど在籍しています。

主に北京市民が利用していますが、北京外の省や海外からの患者さんも数多く訪れます。

北京では医療保険は概ね患者さんが2割負担。

薬剤費も(日本に比べると)安い印象です。

写真は北京中医医院の調剤室、とても大きいです。

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北京研修 3

昼食の後は景山公園を散歩し、頂上から紫禁城を眺めました。

絶景でした。

写真は劉文昭先生と2ショット^^

少数民族の帽子を被ってご機嫌ですw

投稿者:古村匡崇

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