秋の疲労感

秋は過ごしやすい気候なのに疲れを感じる方も多いようです。
その原因は、夏の疲れが残っているだけでなく、季節の変わり目で自律神経に影響して、気分的にも疲れを感じるのではないかと思います。
50歳のTさん、身体はガッチリしていて、スポーツもされているので、見た目は健康なのですが、毎年秋口にしんどくなり、お腹もこわしやすくなるとのこと。
そこでお腹を整える<半夏瀉心湯>に加え補腎補陽の<海馬補腎丸>を少量お使いいただきました。
その後、おなかも、気分的にも、体調もよくなり、そのまま継続されています。
<海馬補腎丸>は精力剤としても有名ですが、漢方では<補腎剤>で心身の力をつけてくれます。
特に気分的に不調な方は、気分を安定させたり、イライラを抑えたりする漢方に加えて<補腎剤>を併用することで、自己回復力がつくようです。
心と身は一体で、心の元気は身体の元気から生まれるようです。
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非結核性抗酸菌症

非結核性抗酸菌による呼吸器感染症は気管支拡張症を起こし、咳・血痰・発熱などが生じることがあります。
病院で抗菌剤や止血剤をもらっている方も多いと思いますが、なかなかスッキリせず漢方相談に来られる方もあります。
70歳の女性Sさんもこの疾患で咳と血痰があり相談に来られました。
咽は乾燥しやすく、血痰や咳が出るので、<麦門冬湯>や、ウコギ含有健康食品Dをお使いいただきました。
最初は効果がないので一旦止められたのですが、しばらく時を経てから再度残りを飲むと血痰が止まり、病院でもらっている止血剤を飲まなくても大丈夫とのことでした。
経過の長い慢性疾患で、完全な治療法が確立されていないようですが、症状の改善には漢方が有効ですので、ご活用ください。
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膀胱炎・尿道炎

またまた膀胱炎の話です。
73歳の女性Mさんは、排尿後1時間ほどするとまたトイレに行きたくなり、排尿後も不快感が残るという症状でした。病院では<尿道炎でしょう>といわれ、抗菌剤が処方されました。
しかし服用後も改善の兆しは無く、漢方薬で治したいとご相談いただきました。
この方は以前から漢方を愛用されていて、体質もわかっていたので、補血利水の<当帰芍薬散>と、昇陽挙陥の<補中益気湯>をお使いいただきました。
そして1ヶ月後、ほとんど治ったのですが、飲んでいると体調が良いとのことで、1日1回だけ続けていただいています。
<当帰芍薬散>は、補血・利水の作用で、利尿効果もあり、菌が見つからない膀胱炎にはよく使います。
また<補中益気湯>は、胃弱な方の膀胱炎に加えることもあります。
いずれにしても、症状と体質により様々な漢方薬を選びます。
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