「不妊の原因はなに?」

原因と漢方対処法

卵管閉塞 : 卵管障害

何らかの原因により、卵管が詰まってしまう症状です。精子の通路としての働きや受精卵を子宮に導く働きが阻害されてしまいます。 卵管閉塞には 片側、または両側が詰まっている場合、卵管の通りが悪い場合があります。 卵管が詰まる原因としては子宮内膜症、虫垂炎などがあげられますが、特にクラミジ アに感染すると、子宮頸管や卵管にも炎症を起こしますので、 それが癒着して卵管が詰まるケースが多いようです。
閉塞している箇所により対処法が違ってきますが、卵管通水術といってお薬を混ぜた液体で卵管を通す方法やFTカテーテル対処等があります。 それでも通過性が確認できない場合は体外受精となるでしょう。

漢方的には卵管が詰まるのは「湿熱」「気滞」「お血」と考えています。周期療法の上に理気活血化おの薬で対応していきます。 女性側の不妊原因では多い病状で、よく来店されます。そして漢方薬で卵管の通りがよくなって妊娠される方が多く居られます。
・・・詳しい処方については、相談票フォームからお問い合わせください

諦めるなんて早すぎる

今年36歳になるAさん。結婚歴10年。もう8年近くも不妊治療を続けています。
生理は自力では来潮せず、カウフマン療法にて起こさないとなりません。先周期、排卵誘発剤を使ったにも関わらず排卵しなかったこと、とそれに対する婦人科医の言葉より、「もう諦めなさいということかな」とAさんは感じたと言われました。 そのような話は良く耳にします。
43歳のSさんも、医師より「もう卵ができないから諦めなさい」と言われたこと、45歳Tさんも、「両側の卵管がもう閉塞しているから無理です」と言われたこと、など。
その後、漢方薬を飲み体質改善をされたSさんもTさんも卵が出来、体外受精をすることができました。Sさんの医師もTさんの医師もかなりびっくりしていたようです。 そんな例もたくさんあるように、まだ30代のAさんは尚更のこと、諦めるなんて早すぎることです!

確かに35歳を過ぎると高齢出産になり、東洋医学的にも身体は衰えてくる年齢となります。 しかし、人に寄って実際の年齢よりも若く見える人、年を取っているように見える人、が様々いるように、卵巣の年齢も実年齢とは異なるものです。
元気な卵を作ることのできる若い卵巣があれば、妊娠・出産は可能なのです! Aさんにも決して諦めずに前に向かって進んで欲しいものです。
自力で来潮しないために10年間ホルモン療法にて生理を起こしていた34歳Oさんも、2年前に漢方薬のみに切り替え、3周期後に自力で生理が来るようになりました。今は西洋医学的不妊治療は全て止め、自然周期での妊娠を希望し、漢方とともに挑戦されています。

まずは自分の身体の持つ力を信じて、漢方薬にて体調を整えることをおすすめしたいです。 8年近くもお薬に頼り不妊治療を続けてきたので、なかなかそれから離れられず、離れるにはかなりの勇気が必要かもしれません。しかしこのまま8年も続けた今の治療を続けても、同じことを繰り返すだけでしょう。路線を変更する最後のチャンスかもしれません!是非、ここで立ち止まって今一度考えてみてください。

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