更年期の不眠症
不眠の漢方薬はたくさんの種類があり、症状と体質によって選びますが、特に更年期の方や自律神経トラブルの方の場合によく使う漢方があります。
56歳のKさん、先月旅行に行かれた後から不安感や動悸が出はじめ、眠れない日が続きました。
特別なストレスはなく、原因は不明。
以前い使われていた酸棗仁湯を使われたが全く眠れず、相談に来られました。
状態は、手足がほてる、気が焦る、寝汗が多い、日中はフワーとなる、などでした。
そこでこの状態は<心火亢盛>と捉え、黄連阿膠湯をお使いいただきました。
結果、漢方薬を飲んだ初日から睡眠が良くなりました。
59歳のIさん、以前から更年期に伴う不定愁訴があり、特に頻尿、吐き気などに漢方薬で対応して落ち着いていましたが、先日から西洋薬の抗不安薬を減薬されたところ全く眠れなくなりました。
状態は不安感や動悸、ザワザワ感もあり、心火亢盛の状態とみて、黄連阿膠湯をお使いいただきました。
その結果、服薬後の2日間はよく眠れたとのことでした。
いずれも更年期年代の方で、症状が同様でしたので、この漢方薬でほぼ即効性で効果が見られました。
同様のお悩みの方は多いと思われます。
お気軽にご相談ください。
投稿者:古村学

夏の花・百日紅(サルスベリ)
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