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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

酒さ

鼻の赤みと腫れ

2025年3月27日 by 健伸堂

酒さの原因はたくさんあり、症状の程度も様々です。

18歳の女性Sさんは、中学生のころから鼻の赤みや腫れが気になっていました。
いわゆる鼻瘤の初期かと心配になり、相談に来られました。

詳しくお聞きすると、鼻が赤くなったり腫れたりするのは常時ではない、冷えのぼせがある、不安感や憂うつ感がある、息苦しい時がある、緊張しやすい、などから、気が上に昇りやすい状態と見受けられました。
また、過去に過呼吸になったこともあるとのことで、精神的な要因が大きいと思われました。

舌診では、舌尖紅で、心火が上に昇っている状態と考えられました。

そこで漢方薬は、<肝血>を補うことで<肝陽>を抑えるよう、補血薬の婦宝当帰膠を用いました。また不安感を軽減することで気が昇るのを抑える、桂枝加竜骨牡蠣湯や、時にはイライラ感が出るので加味逍遥散などをお使いいただきました。

2か月後には気分も安定し、鼻の赤みが出る頻度も下がってきたのですが、鼻のことを気にすると気分も不安定になることがあったので、漢方薬を変更しエゾウコギ配合健康食品をお使いいただきました。

その後はさらに安定し、継続されています。

漢方薬は、症状が顕著な場合はそれを改善するものを使いますが、症状が安定した段階では、発症の元になっているストレスを緩和する目的でエゾウコギ配合食品などを使うとよく治まります。

ストレスによる症状はご相談ください。

春の芽吹き・フキノトウ

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カテゴリー: にきび・吹出物, 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: シベリア人参, ストレス, 桂枝加竜骨牡蠣湯, 気逆, 酒さ, 鼻の赤み, 鼻癅

酒さ様皮膚炎の改善

2023年7月6日 by 健伸堂

65歳のKさん、昨年後半から顔の赤みが酷くなりました。皮膚科では酒さと診断され、フォト治療を受けられましたが改善せず、漢方相談にお越しいただきました。

詳しくお聞きすると、発症のきっかけはマスクをし始めた頃からで、その時期に家庭での出来事もあり精神的な要因もあるかと思われました。

顔はほてり、熱感がありる、下半身は冷えてのぼせ傾向もある、逆流性食道炎の傾向、胃弱で便秘気味、舌診では淡紅舌で熱の証は見られませんでした。

そこで冷えのぼせとほてりを考え、桂枝茯苓丸や加味逍遥散をお使いいただきました。

2週間後、以前は1日中赤かったのが、服用後は朝方の赤みが軽減しました。

1ヵ月後、気温が高くなって、熱がこもりやすくなり、赤みはそれ以上改善しませんでした。

そこで再考し、フォト治療をされていたため皮膚が刺激を受けていてかえって良くなかったのかと考え、漢方薬は<清熱・補血薬>と<清熱・補陰薬>に変更しました。

その後2週間お使いいただいたところ、赤みはずいぶん軽減し、久しぶりに普通の肌に戻りました。

最初は酒さの原因を、冷えのぼせや気逆による熱の上昇と考えましたが、結果からみて皮膚の弱さ、過敏さが原因とわかりました。

いずれにしても早く改善して良かったです。

酒さや赤ら顔もご相談ください

投稿者:古村学 

   当帰の花が満開

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カテゴリー: 湿疹 タグ: マスク, 冷えのぼせ, 加味逍遥散, 桂枝茯苓丸, 温清飲, 瀉火補腎丸, 赤ら顔, 酒さ

冷えのぼせの季節

2019年12月3日 by 健伸堂

寒さ厳しくなってきました。
外は寒く屋内は暖かいため、屋内に入ると急に赤ら顔になる方が良く見られます。

35歳のSさん、数年前から頬の赤みや発疹が酷くなり、ステロイドやプロトピックなどをが処方されたのですが、赤みは改善せず、酒さ様皮膚炎と診断されました。

詳しくお聞きすると、特に冬は頬の赤みが酷くなる、緊張しやすく驚きやすい、舌診では、<胖大=舌が浮腫んで大きい状態> <白苔=水分が身体に滞留しやすい>という状態で、熱が頭部に昇っている様子は見られませんでした。

結果、緊張などによる急なほてりと、冷えのぼせが原因と思われました。

そこで漢方薬は、気の上昇を抑える漢方薬SK や 桂枝茯苓丸などをお使いいただきました。

その後寒さが厳しくなってきましたが、あまり赤みが気にならなくなり、以前に比べて少し軽減されてきたようです。

元々の体質が関連している症状ですので、少し時間がかかりますが、この冬が過ぎるころには改善しているかと思われます。

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酒さのご相談

2019年10月5日 by 健伸堂

34歳のKさん、子供の頃より赤ら顔でしたが、3か月年ほど前から赤ら顔と肌荒れが酷くなりました。

医院で処方されたプロトピック軟膏を使われたところ、肌荒れの改善はされたのですが、プロトピックの使用をやめると、肌荒れ・赤みがすごく悪化しました。

Kさんは慢性頭痛があり毎日鎮痛剤を使っておられました。
そのためもあって胃腸が弱く下しやすくなっていました。

胃腸の弱いことも、肌荒れの原因になっているとも思われました。

舌診では<紫舌=血流が良くない> と<黄苔=胃の働きが弱く負担が大きい>という状態でした。

そこでまずは、頭痛によるストレスを軽減する疎肝薬やのぼせを軽減する薬をお使いいただき、さらにおなかの負担を軽減するため消化酵素のサンザシ配合食品などをお使いいただきました。

20日後には頭痛が激減して、鎮痛剤も3~4日に1度服用する程度になりました。

それとともに顔の火照りがかなり改善し、丘疹は少し減りました。

そこで今度は顔の赤みを軽減する<瀉火補腎丸>に変更し継続していただきました。

頭痛によるストレスや緊張が赤みを増していたのか、胃腸の状態が悪いのが影響していたのか、様々な要因が考えられますが、身体はひとつで、すべてが調子よくなれば酒さも治まるのではと考えています。

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酒さの漢方

2016年12月9日 by 健伸堂

酒さの原因は一般的には毛細血管の増殖による赤みと言われます。
ただ、皮膚科でも、酒さなのか、のぼせなのか、ニキビのような皮膚炎なのか、判断もまちまちのようです。

漢方では、発症の経過や体質的な原因で、様々な対応が可能です。
例えば、

1、炎症があって化膿傾向があるような<実熱>の場合は清熱解毒剤や解表剤をもちいる

2、熱が昇って乾燥して赤みがある場合は、熱の上昇を抑えるものや、のぼせをとるもの

3、ストレスが原因で気が上衝し、熱が昇っている場合は、気を引き下げる

など、様々な方法があります。

34歳の男性、3年前に酒さと診断されました。
アレルギー体質で、オイリー肌、脂質食で悪化、して皮膚科2件と漢方薬局に行かれていましたが改善せず、お越しになりました。

お聞きすると、今までに<荊芥連翹湯>や<黄連解毒湯>など代表的な漢方薬を使われたのですが改善しませんでした。

そこで、体質が表虚で陰虚陽亢のタイプでしたので、衛気を強める<衛益顆粒>や清熱補陰の<瀉火補腎>をお使いいただきました。

1か月後かなり赤みが引いて、きれいになってきました。
このまま続けると完治すると思われます。

やはり体質を正確に把握することで、容易に改善に向かうケースが多々あります。

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カテゴリー: アトピー タグ: 実熱, 肝鬱, 酒さ, 陰虚

赤ら顔

2016年9月16日 by 健伸堂

顔が赤くなる原因は様々で、対応する漢方薬もたくさんあります。

1、冷えのぼせ
  下半身が冷えて熱が上にばかり昇っているような状態で、女性に多く見られます。
  血流を良くして、上下の熱のバランスを整えます

2、急な赤ら顔
  緊張やホルモンバランスの変動などで、急に気が上衝して、
  それに伴って熱が上に昇り赤くなるケースです。
    この場合は気分を安定させて急な上衝を抑えます

3、慢性的赤ら顔と肌荒れ
  脂質や糖質を多く摂りすぎたり、過食傾向の方に見られます。
  身体の中に過剰に熱が産生されたために、顔が赤くなり、且つ肌荒れを起こしています

4、酒さ
  お酒を飲んだ時のように顔が赤くなっている、顔面の充血によるもの
  顔の血流を改善し、且つ表熱を発散させることが必要です。

5、目の周りが赤い
  ストレスや自律神経に関係している熱で、気を巡らせ、気を発散させることが必要です。

6、ストレスが多く、そのためにイライラが強く、顔が赤くなっているとともに、肌荒れを起こして
  いる場合があります。  肝熱が上昇しているためで、肝火を下げて熱をとります
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■過食の事例

38歳のTさん、食後に顔が赤くなり、痒みも増え、かぶれたように肌荒れを起こしていました。
赤みは時間によって様々で、日中にひどく、夕方には治まることが多いようです。
また食べ物によっても症状が出やすくなることもありました。
頭部は脂漏性湿疹と言われていました。

病院では酒さと判断され、外用薬だけもらわれていました。

そこで漢方ではこの原因を<脾胃湿熱>、すなわち胃腸系に湿熱がこもりやすい状態のため、食事をするとさらに熱が産生され、顔が赤くなると考え、漢方薬は<茵ちん蒿湯>をお使いいただきました。

2週間後にお越しになり、顔の赤みやかぶれはほとんど治まったとのことでした。

原因が正確に捉えられれば、漢方薬で短時間で改善することがよくあります。

ご相談ください。

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カテゴリー: 未分類 タグ: のぼせ, 肝熱, 脂漏性湿疹, 赤ら顔, 過食, 酒さ

顔面紅潮

2013年8月27日 by 健伸堂
急性ののぼせではなく、顔の一部や全面が紅くなるケースがあります。
<酒さ>もその一つで、鼻や頬の血管が炎症を起こしたもので温度差や飲酒が原因となって起こります。
それ以外にも、女性では更年期やホルモンバランスに関連して、目の周りが紅くなるケースもあります。
18歳の男性Kさんは、昨年秋から顔が紅くなりはじめました。
それまでスポーツを続けていたのですが、秋で止めたのがきっかけと思われていました。
朝方は顔色は普通で、あまり気にならないのですが、昼以降に紅くなり、暑くなって咽が渇くとのこと。
昼に<陽気>が盛んになると紅くなるので、過剰な熱が産生されるためと思われました。
そこで漢方薬は清熱解毒の<黄連解毒湯>をお使いいただいたところ、2週間で少し変化が現れ、1か月で赤味も少し改善してきました。
しばらく続けるとさらに良くなると思われます。
Kさんの場合は、スポーツマンで熱の産生が盛んな状態だったと思われ、清熱剤が合ったと思われます。
様々なケースがありますので、ご相談ください。
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コタロー漢方 オウゲインV(漢方薬O)
 
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カテゴリー: のぼせ タグ: 酒さ

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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