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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴20年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

蕁麻疹

慢性蕁麻疹の漢方

2022年4月22日 by 健伸堂

44歳のNさん、2年前に蕁麻疹のご相談をお受けしました。
その年の後半に疲れることが多く、それがきっかけで蕁麻疹を発症されました。

症状は、赤みがあり、地図状に腫れあがり、痒みを伴うものでした。朝一番に発生しやすく、お風呂に入ると治まる、酒を飲むと広がり、生理の前には悪化するという状況で、抗ヒスタミン剤などを使っても繰り返していました。

そこで、身体の熱を発散し、皮膚の働きを強める漢方薬をお使いいただきました。

その後、徐々に治まり始め、酷い症状はなくなりました。
ただし、生理の前や生理中に悪化することがありました。

そこで生理に関する状況をお伺いし、血流がよくないことも関連していると考え、血流をよくする水蛭成分が含まれる健康食品を併用いただきました。

これを使い始めると蕁麻疹が驚くほど軽減されました。

結果から考えますと、血流が良くなって皮下熱が軽減され、蕁麻疹が治まったようです。

体質から考えて漢方薬を決めることは当然のことですが、改めて大事なことと感じました。

山菜の季節:わらびを収穫

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カテゴリー: 蕁麻疹(じんましん) タグ: 桂枝加黄蓍湯, 水蛭, 消風散, 蕁麻疹

子供の蕁麻疹

2022年2月8日 by 健伸堂

2歳のNくん、3か月前から蕁麻疹が出たり消えたり繰り返していました。

病院でもらわれた抗ヒスタミン剤は最初は効いていたのですが、その後効かなくなり、24時間たっても引かなくなってきたのでご相談をお受けしました。

詳しくお聞きすると、痒みはなく、赤みが強い、身体が温まると発疹が増える、お腹と背中から発疹が始まり、その後全身に出た、食物アレルギーはなく、肉や油物好きで野菜嫌い、癇が強めで、怖がりというタイプでした。

これらから総合的に考え

1,表虚のために皮膚が過敏、中に熱がこもって、外と中の熱の往来ができない
2,もともと免疫過剰反応しやすい体質か
と思われました。

そこで漢方薬は、表虚体質に使う<桂枝加黄蓍湯>をお使いいただきましたところ、3日目で蕁麻疹は出なくなり早い効果に喜ばれたのですが、その時から今までの蕁麻疹とは違う、鳥肌のような小さなブツブツが出始めました。

これは過去にも経験がある、オウギの成分によるアレルギーと思われました。
そこでオウギを含まない漢方薬SKに変更して継続したところ、2週間あまりでほとんどでなくなりました。

この漢方薬は<皮膚病>の薬ではないのですが、子供の様々な症状によく効くものです。
今回もこの薬を使って喜んでいただきました。

   幸福の木に花が咲きました

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カテゴリー: 小児・子ども, 蕁麻疹(じんましん) タグ: 桂枝加黄蓍湯, 蕁麻疹, 表虚

幼児の蕁麻疹

2019年10月19日 by 健伸堂

2歳のUちゃん、1歳過ぎから蕁麻疹が出始めました。
発症は全身あちこちで、病院からは抗ヒスタミン剤をもらわれていましたが、最近は継続して飲んでいないと、蕁麻疹が治まらなくなってきました。

蕁麻疹は小さな発疹から、地図状の膨疹に広がるタイプで、 特に手で掻いた後に出やすく、寝起きに多い、発症後20分ほどすると消えるという状況でした。

また子供なりに、家庭内のストレスはあるかもしれないとのことでした。

そこで、子供にはよく用いる漢方薬SKを使ってもらいました。

その後5日間、発症の頻度が減り、西洋薬も少なくても良い状態になりました。

2週間経過後、以前よりはかなり改善しましたが、発熱時やお風呂の後は出やすい傾向がありましたので、今度は柴胡桂枝湯などを加えました。

その後さらに発症頻度が減って、短期間で改善してきました。

柴胡桂枝湯は子供の様々な症状によく効果が見られます。

子供はまだ発育過程であるため、自己免疫も確立していない状況ですので、 アレルギーなどの過剰免疫を軽減する効果があるのではと思われます。

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カテゴリー: 小児・子ども, 湿疹, 蕁麻疹(じんましん) タグ: 幼児, 蕁麻疹

蕁麻疹は原因を捉えることで短期に改善

2018年12月3日 by 健伸堂

55歳の女性Kさん、この春先に蕁麻疹が発症し、抗アレルギー剤などを服用していましたが、3か月を過ぎるころから薬が効かなくなり、相談に来られました。

蕁麻疹は背中や脚など体幹部全体的に発生し、特に圧迫部に多く見られました。
1日のうちで夕方から夜に発生しやすく、色は紅く、膨疹になり、数時間で引いていました。

舌診では、やや微紅舌で白苔、地図舌でストレスを受けやすいタイプでした。
比較的細身で色白、過去に手術を受けられたこともあり、疲れやすいようでした。

血液検査ではγGTPが高く、アルコールを飲むと上がりやすいとのことでした。

そこでこの蕁麻疹の原因は、肝臓の解毒作用が弱いためと考え<木鶏丹>をお使いいただきました。

2週間後、蕁麻疹は全く変化なく、毎日発症していました。
特に圧迫部に酷く発生していました。

これは肝臓が原因ではなく、皮膚の弱いところに発生する<表虚>すなわち皮膚が過敏なためにちょっとした摩擦や熱の変化で出るのではと考え、今回は<桂枝加黄蓍湯>をお使いいただきました。

そして2週間後にお越しの時は、蕁麻疹の出る回数が減り、出る範囲も狭くなり、8割方治まりました。薬を変更して2日目から大きく変化したとのことでした。

舌診では前回に比べ、良い状態になり、地図舌も消えていました。それだけ蕁麻疹のストレスが軽減したものと考えます。

蕁麻疹も他の疾患と同様、原因を的確に捉えれば、改善は短期間です。しっかりお尋ねし、しっかり弁証することが大切ですね。

  笠置山もみじ公園にて

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カテゴリー: 湿疹, 蕁麻疹(じんましん) タグ: アレルギー, 蕁麻疹, 表虚

子供の蕁麻疹

2018年3月31日 by 健伸堂

春先は陽気が増すために皮膚トラブルが多くなります。
木の芽が出るように、ニキビや吹き出物、蕁麻疹なども出やすくなります。

昨年秋にお受けした子供の蕁麻疹の事例です。

10歳のKくんは4歳の時に発熱とともに発疹が出てその後もダラダラと発症を繰り返していました。

そして昨年夏に発熱した時、再び発疹が出始めました。
症状は、少し赤くて大きな膨疹が脚やおなかなどあちこちに単発的に出ていました。
また、体格は標準的ですが、暑がり、汗かき、イライラしやすいなどの特徴がありました。
舌診では淡紅舌、白苔で、特に熱がこもっているとは思われませんでした。

そこでこの原因が<表虚=皮膚が弱く敏感>と<風熱=少し熱が皮下にある>と考え、漢方薬は<消風散>や<桂枝加黄蓍湯>をお使いいただきました。

飲み始めてすぐに蕁麻疹が減り、時々出る程度になりました。

3か月継続されて全く発症することがなくなり、1日1回だけ予防的に服用することにしました。

子供の皮膚疾患は、変化が早く、良くなる時は短期間で治まります。逆にお薬がおなかに負担になると、悪化するのも早いようです。

子供の疾患はたくさんお受けしていますので、ご相談ください。

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カテゴリー: 小児・子ども, 湿疹 タグ: 子供, 蕁麻疹

繰り返す水疱状蕁麻疹

2017年8月28日 by 健伸堂

62歳のTさん、炎天下で作業をし汗をかいた後、水ぶくれのような蕁麻疹が出るようになりました。

そんなに痒くはないのですが、掻いてしまうと1~2時間で他の部位に広がりました。
冬になり、寒くなると出る回数も減りましたが、繰り返して発症するので相談をお受けしました。

湿疹か、蕁麻疹か、汗疱かの診断結果は出なかったようですが、漢方では体質と症状をお伺いすれば対応の方法が決まります。

Tさんの場合は、身体に熱がこもり、汗が出るときしっかり外に出ずに、水分が皮下に残る状態と思われました。

この原因は、<湿熱>と言って身体に水分と熱分がこもる体質によるものと考えました。
そこで、熱をさまし、水分代謝を良くする、汗疱にも使う、清熱利湿の<漢方薬SR>をお使いいただきました。

その結果、春先に飲み始めてから発症しなくなり、さらに厳しい暑さが続いたこの夏も全く発症せずに過ごしました。

漢方薬Sは、効能書きでは排尿トラブルとなっていますが、漢方では熱をさまし、その熱を利水によって排出するという作用を目標としていますので、手湿疹などにもよく使います。

丹後半島にて

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陰虚体質による蕁麻疹

2017年7月25日 by 健伸堂

蕁麻疹の原因はたくさんありますが、その中で<陰虚>といって、皮膚や細胞が乾燥するために起きる蕁麻疹があります。

特徴は、皮膚の乾燥以外に、皮膚の痒みが多い、夜間に発症しやすい、全身に出やすい、空咳がある、などです。

舌は紅く、苔は少なくて乾燥しているか、苔がない状態です。

45歳のSさんも前述のような特徴がある蕁麻疹で、毎日発症し、最初は夜だけだったのが、昼も出るようになりました。

そこで陰虚の特徴があったので、補陰するものとして<亀板含有健康食品K>をお使いいただきました。
1週間後、発症の頻度が減り始め、2週間後には全身の痒みが少なくなり、空咳も減りました。
同時に蕁麻疹も週1回まで減少しました。

しばらく続けて、陰虚体質が改善すると、すべて治まるものと思います。
同時にお肌も潤いをもってきれいになるので、特に女性には喜ばれるものと考えます。

大船鉾巡行 鉾の引手も汗だくです

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高齢者の蕁麻疹

2016年12月19日 by 健伸堂

67歳の女性Mさんは今年の春から蕁麻疹が発症しました。

皮膚科からは抗アレルギー薬をもらわれていたのですが、なかなかおさまらないので、漢方を試してみようとお越しになりました。

発症の部位は肘や下肢などで、またその特徴は、夜のなると出て朝になると消える、痒みがある、乾燥肌、冷えやすい、などでした。また舌診では紫舌で、白躁苔でした。

そこでこの蕁麻疹は血流が良くないために皮膚が滋養されず、<陰虚>すなわち皮膚が乾燥して内熱がこもるためと考えました。

漢方は<亀板含有健康食品K>などの補陰剤をお使いいただきました。

1週間後には抗アレルギー剤をやめてもほとんど大丈夫で、痒みも軽減し、何よりも身体が楽になったと報告をいただきました。

1か月後には蕁麻疹は出なくなりましたが、身体が元気になるといって、続けておられます。

蕁麻疹もその方の体質的な原因を正確に捉えると、早期に改善するものです。
ご相談ください。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 乾燥, 蕁麻疹, 補陰剤, 陰虚, 高齢

子供の蕁麻疹

2016年8月1日 by 健伸堂

子供の蕁麻疹は原因不明なケースがほとんどで、西洋医学では抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などで対応されますが、漢方では発症する体質的な原因を求めます。

中学2年のMくん、昨年夏に腕に膨疹が発生し、その後繰り返して出現しました。
もちろん病院で薬をもらい服薬すると治まるのですが、完治することがないので漢方相談に来られました。

蕁麻疹はほぼ毎日で、夜に出やすく、朝起きには治まっている、背中や腹部、体幹部に多く、赤みのある膨疹で痒みがありました。

Mくんはストレスを受けやすく、他人に気を使う、神経質なタイプで、テストなどではドキドキし、緊張も強く、時々胃痛も起きるとのことでした。

そこで、この蕁麻疹は心因性で、ストレスによって肝熱が生じて起きていると考え、<柴胡剤>を使っていただきました。

その後蕁麻疹は西洋薬を使わなくても徐々に症状が軽減され、出なくなってきました。
時々発症するようですので、現在も漢方薬を継続されています。
312.jpg
子供の蕁麻疹は、食事による急性の蕁麻疹を除いて、多くの原因が心因性にあるように思われます。

ただし、その元になる原因はもしかすると<腸の働き>や<肝臓の解毒作用>など、食生活の変化にあるのかもしれませんが・・・。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 心因性, 柴胡剤, 膨疹, 蕁麻疹, 解毒作用, 食物

蕁麻疹の改善

2016年4月20日 by 健伸堂

蕁麻疹の原因は多岐にわたり、一過性のものから長期にわたるものまで様々です。

西洋薬では抗ヒスタミン剤などが使われますが、根本治療ができないケースもあり、漢方が求められます。
漢方では、発症の原因と体質を捉えて、様々な漢方薬を使います。

60歳のKさん、屋外で作業をしている時や、熱がこもった感じの時に蕁麻疹が急に発症しました。また、会議でストレスを感じたり、緊張した時にも発症しました。

そこで内熱をさます<黄連解毒湯>や、ストレス反応を軽減する疎肝剤の<逍遥顆粒>などをお使いいただきました。
使い始めるとすぐに変化があり、蕁麻疹の状態や頻度が軽減しました。しかし、完全に消えることはなく、季節や状態によってお薬を変えながら継続していただきました。

1年ほど経過すると、発症頻度も少なくなり、服用回数を1日1~2回にされていました。
その後も根気よく続けられた結果、3年後にはほぼ出なくなりました。

熱がこもりやすい体質や、ストレスに対する過敏な反応が変化してきたものと思われます。

以前に書いたブログで3日で改善したケースもありますが
hotarubukuro1.jpg

https://www.kanpou.info/blog/ichizen/images/2014/12/2-6.html

 

今回のように3年かけて完治するケースもあります。

体質や原因を正確に捉えることや、根気よく取り組むことの大切さを感じる事例でした。

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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

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