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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

蕁麻疹

陰虚体質による蕁麻疹

2017年7月25日 by 健伸堂

蕁麻疹の原因はたくさんありますが、その中で<陰虚>といって、皮膚や細胞が乾燥するために起きる蕁麻疹があります。

特徴は、皮膚の乾燥以外に、皮膚の痒みが多い、夜間に発症しやすい、全身に出やすい、空咳がある、などです。

舌は紅く、苔は少なくて乾燥しているか、苔がない状態です。

45歳のSさんも前述のような特徴がある蕁麻疹で、毎日発症し、最初は夜だけだったのが、昼も出るようになりました。

そこで陰虚の特徴があったので、補陰するものとして<亀板含有健康食品K>をお使いいただきました。
1週間後、発症の頻度が減り始め、2週間後には全身の痒みが少なくなり、空咳も減りました。
同時に蕁麻疹も週1回まで減少しました。

しばらく続けて、陰虚体質が改善すると、すべて治まるものと思います。
同時にお肌も潤いをもってきれいになるので、特に女性には喜ばれるものと考えます。

大船鉾巡行 鉾の引手も汗だくです

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漢方の健伸堂薬局・漢方の市兵衛薬局

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カテゴリー: 蕁麻疹(じんましん) タグ: 乾燥, 蕁麻疹, 陰虚

高齢者の蕁麻疹

2016年12月19日 by 健伸堂

67歳の女性Mさんは今年の春から蕁麻疹が発症しました。

皮膚科からは抗アレルギー薬をもらわれていたのですが、なかなかおさまらないので、漢方を試してみようとお越しになりました。

発症の部位は肘や下肢などで、またその特徴は、夜のなると出て朝になると消える、痒みがある、乾燥肌、冷えやすい、などでした。また舌診では紫舌で、白躁苔でした。

そこでこの蕁麻疹は血流が良くないために皮膚が滋養されず、<陰虚>すなわち皮膚が乾燥して内熱がこもるためと考えました。

漢方は<亀板含有健康食品K>などの補陰剤をお使いいただきました。

1週間後には抗アレルギー剤をやめてもほとんど大丈夫で、痒みも軽減し、何よりも身体が楽になったと報告をいただきました。

1か月後には蕁麻疹は出なくなりましたが、身体が元気になるといって、続けておられます。

蕁麻疹もその方の体質的な原因を正確に捉えると、早期に改善するものです。
ご相談ください。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 乾燥, 蕁麻疹, 補陰剤, 陰虚, 高齢

子供の蕁麻疹

2016年8月1日 by 健伸堂

子供の蕁麻疹は原因不明なケースがほとんどで、西洋医学では抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などで対応されますが、漢方では発症する体質的な原因を求めます。

中学2年のMくん、昨年夏に腕に膨疹が発生し、その後繰り返して出現しました。
もちろん病院で薬をもらい服薬すると治まるのですが、完治することがないので漢方相談に来られました。

蕁麻疹はほぼ毎日で、夜に出やすく、朝起きには治まっている、背中や腹部、体幹部に多く、赤みのある膨疹で痒みがありました。

Mくんはストレスを受けやすく、他人に気を使う、神経質なタイプで、テストなどではドキドキし、緊張も強く、時々胃痛も起きるとのことでした。

そこで、この蕁麻疹は心因性で、ストレスによって肝熱が生じて起きていると考え、<柴胡剤>を使っていただきました。

その後蕁麻疹は西洋薬を使わなくても徐々に症状が軽減され、出なくなってきました。
時々発症するようですので、現在も漢方薬を継続されています。
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子供の蕁麻疹は、食事による急性の蕁麻疹を除いて、多くの原因が心因性にあるように思われます。

ただし、その元になる原因はもしかすると<腸の働き>や<肝臓の解毒作用>など、食生活の変化にあるのかもしれませんが・・・。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 心因性, 柴胡剤, 膨疹, 蕁麻疹, 解毒作用, 食物

蕁麻疹の改善

2016年4月20日 by 健伸堂

蕁麻疹の原因は多岐にわたり、一過性のものから長期にわたるものまで様々です。

西洋薬では抗ヒスタミン剤などが使われますが、根本治療ができないケースもあり、漢方が求められます。
漢方では、発症の原因と体質を捉えて、様々な漢方薬を使います。

60歳のKさん、屋外で作業をしている時や、熱がこもった感じの時に蕁麻疹が急に発症しました。また、会議でストレスを感じたり、緊張した時にも発症しました。

そこで内熱をさます<黄連解毒湯>や、ストレス反応を軽減する疎肝剤の<逍遥顆粒>などをお使いいただきました。
使い始めるとすぐに変化があり、蕁麻疹の状態や頻度が軽減しました。しかし、完全に消えることはなく、季節や状態によってお薬を変えながら継続していただきました。

1年ほど経過すると、発症頻度も少なくなり、服用回数を1日1~2回にされていました。
その後も根気よく続けられた結果、3年後にはほぼ出なくなりました。

熱がこもりやすい体質や、ストレスに対する過敏な反応が変化してきたものと思われます。

以前に書いたブログで3日で改善したケースもありますが
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https://www.kanpou.info/blog/ichizen/images/2014/12/2-6.html

 

今回のように3年かけて完治するケースもあります。

体質や原因を正確に捉えることや、根気よく取り組むことの大切さを感じる事例でした。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 蕁麻疹

菜食のすすめ

2015年6月5日 by 健伸堂

昨日は中医師の先生と話す機会があり、正しい食事で症状が良くなる事例をいくつかお聞きしました。

例えば、肉や油物を頻繁に摂ると身体に熱が産生し、その熱がしっかりと排出されないと皮膚に炎症が起こり、蕁麻疹や湿疹に繋がります。

また甘いものは気分をリラックスさせてくれるので、時には必要ですが、アトピーの方には悪化要因となります。

一般的な食事法は、世の中にたくさん考え方がありますが、漢方での食事法はその方の体質によって考える必要があります。

代表的な事例は、アトピーのMさん。
2年前にお越しになり、昨年から悪化し始めたので、食生活を改善しキャベツなど野菜を多く摂り、甘いものを控える徹底した食事改革で半年経過した頃からすっかりきれいになりました。
(詳しくはこちら⇒ 不妊ブログ

アトピーだけでなく、自己免疫疾患でその原因が不明とされるものは多く、西洋医学ではステロイドや免疫抑制剤が用いられますが、それでも治らない方はたくさんおられます。

その原因の元にあるものはやはり<食生活>と<ストレス>です。
漢方薬にあわせて、食事を考えることで、改善するケースがあります。

やはり毎日の生活を見直してみることが一番です。

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カテゴリー: 未分類 タグ: アトピー, 自己免疫疾患, 菜食, 蕁麻疹, 食事法, 食養生

2年来の蕁麻疹が短期に改善

2014年12月2日 by 健伸堂

63歳の男性Mさんは2年前から時々蕁麻疹が出ていたのですが、昨年6月からは毎日発症し、数時間で治まるときや、明くる日まで続くときなど、症状が悪化してきました。

病院では抗アレルギー剤をもらっておられたのですが効果ないため、相談に来られました。

経過を詳しくお聞きすると、5年前にC型肝炎の治療を受けられて完治したとのこと。経過は良好で肝機能データも正常値でした。
しかし、顔色は赤黒い<肝>の色で、舌は暗紫色、いわゆる<お血=血流不良>の色でした。

症状は、膨疹がひどく、痒みも強い、但し風呂に入るとましになるようでした。

そこで、この原因は肝臓病と関わりがあると考え、血流を良くする<冠元顆粒>と、肝機能の改善を目的に、満州胡桃のエキスが含まれる健康食品を併用いただきました。

その2日後までは酷く発症したのですが、3日目からピタッととまり、それ以降1か月経過しても全く出なくなりました。

驚異的な効果に喜んでいただいたのですが、もし止めて再度出てくると困るので、お薬も減らしつつ継続されています。

この事例は、西洋医学的データでは肝臓は良くなっていると思われても、顔色や舌診などからは明らかに肝機能が異常であり、肝臓の働きを助けることで蕁麻疹が即時止まったと考えられます。

健康食品でも上手に使うと漢方薬以上に効果を発揮するケースもあります。

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カテゴリー: 未分類 タグ: 肝臓, 蕁麻疹, 血流

蕁麻疹が出なくなりました!

2009年4月8日 by 健伸堂

蕁麻疹の話は何度か書きましたが、今回は1日で症状が改善してお客様も当店も驚いた事例です。

27歳の女性Uさんは昨年後半の4ヶ月間、蕁麻疹に悩まされたのですが、1月に自然とでなくなりそのままにされていました。そして3月中旬から蕁麻疹が再発し、相談にこられました。

蕁麻疹の発生は、手首や肘、膝、肩などの関節部分と、フェイスラインなどで、毎日夕方から朝にかけて大きく脹れる膨疹とのことでした。痒みはなく、温まっても悪化することなく、生理周期にも関係ないとの事でした。

そこでまずは関節部位に発症するので、血流と関連していると考えて活血作用の<冠元顆粒>を、さらに夕方から発症するとのことで柴胡剤をお使いいただきました。

驚いたことに服用した日から蕁麻疹は出なくなり、1週間後に少しだけ発生したもののすぐに消えたとの報告を受けました。その後もしばらく続けていただくことで完治するものと思われます。

漢方薬もお薬が合えば即効性であることを確信する症例でした。

カテゴリー: 蕁麻疹(じんましん) タグ: 蕁麻疹

蕁麻疹が短期に改善

2009年3月21日 by 健伸堂

蕁麻疹の原因は様々で、わからないケースもよくあります。

44歳の女性Fさんは3年間蕁麻疹があり、温度が急に変わると大きな蕁麻疹が出て赤くなり、痒みを伴うと相談に来られました。話を聞くと、肌が敏感で温度や環境に影響を受けやすい、漢方で言うところの<衛気虚>と考えられました。

そこで漢方薬は衛気を高める<衛益顆粒>と軽い発汗作用のある<桂枝湯>をお使いいただきました。

2週間後に報告に来られ、薬を飲んだあくる日から蕁麻疹が消えて、それ以降でないとのことでした。あまりの早さに驚きでしたが、変わったことは何もしていないとのことでしたので、漢方薬が効いたとしか考えられません。

いずれにしても喜んでいただいたのですがこんなに早く効果が出るとは思っていないだけに、不思議な事例でした。

カテゴリー: 蕁麻疹(じんましん) タグ: 蕁麻疹
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筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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