子供の蕁麻疹
子供の蕁麻疹は原因不明なケースがほとんどで、西洋医学では抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などで対応されますが、漢方では発症する体質的な原因を求めます。
中学2年のMくん、昨年夏に腕に膨疹が発生し、その後繰り返して出現しました。
もちろん病院で薬をもらい服薬すると治まるのですが、完治することがないので漢方相談に来られました。
蕁麻疹はほぼ毎日で、夜に出やすく、朝起きには治まっている、背中や腹部、体幹部に多く、赤みのある膨疹で痒みがありました。
Mくんはストレスを受けやすく、他人に気を使う、神経質なタイプで、テストなどではドキドキし、緊張も強く、時々胃痛も起きるとのことでした。
そこで、この蕁麻疹は心因性で、ストレスによって肝熱が生じて起きていると考え、<柴胡剤>を使っていただきました。
その後蕁麻疹は西洋薬を使わなくても徐々に症状が軽減され、出なくなってきました。
時々発症するようですので、現在も漢方薬を継続されています。
子供の蕁麻疹は、食事による急性の蕁麻疹を除いて、多くの原因が心因性にあるように思われます。
ただし、その元になる原因はもしかすると<腸の働き>や<肝臓の解毒作用>など、食生活の変化にあるのかもしれませんが・・・。
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