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漢方で1日1善【by 漢方の健伸堂薬局】

漢方相談歴30年以上、国際中医師の古村学です。日常の漢方相談の中から、様々な症例とそれに対応する漢方の考え方や処方をたくさん記録して行くように努めています。漢方での疑問な事や知りたかったことなどの参考にしてください。

小柴胡湯

新型コロナが再び増加傾向に

2024年2月3日 by 健伸堂

寒くなり始めた頃からコロナ患者数が再び増加しています。
当店でもお正月頃から、コロナに関連するお問い合わせが増えてきました。

今回のコロナの症状は、発熱は微熱程度で、倦怠感が強く、時には咳、声がれ、咽の痛み、などの症状を訴えられています。

普通の風邪と大差なく、病院で検査を受けてコロナ陽性と診断されて初めて分かった方がほとんどです。
つまり、検査を受けなければ、風邪と捉えられている方が多いと思います。

新型コロナの方への漢方薬の対応は個々の体質や症状にもよりますが、
倦怠感には補気補陰薬など、発熱には辛涼解表薬、重症化予防には柴胡剤、咽痛や咳には潤肺止咳薬など、たくさんの種類があります。

高齢者の場合は免疫低下によって他の症状や疾患を併発しやすいので、早期対応で症状を長引かせないことがポイントです。

ご相談ください
。

メジロが庭に飛来

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健康増進・男性の悩み・皮膚病などあらゆる漢方ジャンルをスタッフ
陣で幅広くサポート。漢方薬のことなら是非当店へおまかせください!
取扱い商品・ブログ・コラム等コンテンツ盛りだくさんのHPは
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漢方の健伸堂薬局  宇治本店・京都四条店
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カテゴリー: 感染症 タグ: 小柴胡湯, 新型コロナ, 柴葛解肌湯, 竹葉石膏湯, 葛根湯, 辛夷清肺湯, 銀翹散, 麦味参

化学物質過敏症

2022年6月11日 by 健伸堂

化学物質過敏症は、洗剤、柔軟剤、香水、消毒剤、など、日常的に使用しているものに触れるだけで様々な反応をする症状です。
新築住宅では、シックハウス症候群として以前から知られています。

Sさんは、前述の日常的に使うものに過敏になり、吐き気や痛み、疲労感を生じるようになりました。

また、それ以前に長い間、パニック症状がみられ、病院からは抗不安薬などを処方されていました。

その他、げっぷやガス、逆流性食道炎の症状もあり、漢方相談をお受けしました。

パニック症状は、ザワザワ感やイライラ感があり、特に人混みや買い物中などで悪化、おなかはゴロゴロしたり、ガスが多く、痛みもありました。

舌診では、
歪斜:肝風内動、すなわち自律神経の過度の興奮状態が起きやすい
淡舌:血液不足状態

でした。

そこで漢方薬は、養心安神作用の<甘麦大棗湯>や、疎肝作用の<小柴胡湯>をお使いいただきました。
20日間服用後、ザワザワ感の頻度が減少し、抗不安薬を飲む回数が減りました。

長い期間の症状ですので改善には時間がかかると思いますが、長年飲んでいた抗不安薬が短期間で減らせたのはご本にも驚きでした。

化学物質過敏症の原因は不明ですが、漢方ではストレスなどが引き金となって、免疫異常を起こし発症すると考えます。

パニック症状と過敏症は、関連していると考えられますので、ひとつが良くなれば両方とも改善するのではと思います。

Sさんから素敵なお手紙をいただきましたので許可を得て掲載いたします。
ありがとうございます。

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カテゴリー: 免疫不全, 自律神経失調症, 鬱・不安感・神経過敏・ストレス タグ: ストレス, 化学物質過敏症, 小柴胡湯, 甘麦大棗湯

子供の蕁麻疹

2022年2月8日 by 健伸堂

2歳のNくん、3か月前から蕁麻疹が出たり消えたり繰り返していました。

病院でもらわれた抗ヒスタミン剤は最初は効いていたのですが、その後効かなくなり、24時間たっても引かなくなってきたのでご相談をお受けしました。

詳しくお聞きすると、痒みはなく、赤みが強い、身体が温まると発疹が増える、お腹と背中から発疹が始まり、その後全身に出た、食物アレルギーはなく、肉や油物好きで野菜嫌い、癇が強めで、怖がりというタイプでした。

これらから総合的に考え

1,表虚のために皮膚が過敏、中に熱がこもって、外と中の熱の往来ができない
2,もともと免疫過剰反応しやすい体質か
と思われました。

そこで漢方薬は、表虚体質に使う<桂枝加黄蓍湯>をお使いいただきましたところ、3日目で蕁麻疹は出なくなり早い効果に喜ばれたのですが、その時から今までの蕁麻疹とは違う、鳥肌のような小さなブツブツが出始めました。

これは過去にも経験がある、オウギの成分によるアレルギーと思われました。
そこで過剰免疫を抑制する漢方薬に変更して継続したところ、2週間あまりでほとんどでなくなりました。

この漢方薬は<皮膚病>の薬ではないのですが、子供の様々な症状によく効くものです。
今回もこの薬を使って喜んでいただきました。

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   幸福の木に花が咲きました

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カテゴリー: 小児・子ども, 蕁麻疹(じんましん) タグ: 小柴胡湯, 桂枝加黄蓍湯, 蕁麻疹, 表虚

接触性皮膚炎

2022年2月5日 by 健伸堂

67歳のTさん、20年以上前から決まった部位に湿疹を繰り返していました。

主にベルトの周囲や肩などに発症し、赤みが強く、痒みはなし、特に風呂で温まるとひどくなるとのことで、接触性皮膚炎と思われました。

病院で出されたステロイド系の軟膏を塗ると2週間程度で改善しますが、その後また発症しいつまでも繰り返すので、相談に来られました。

詳しくお聞きすると、2年前に新築住居に住み始めたころから酷くなっているようで、元々アレルギー体質があるようでした。
また皮膚も弱く、発症部位も変動していました。

漢方では、表虚(皮膚の防衛力が弱い)や、風熱(風邪と熱邪が肌表にある)が原因と捉え、
消風散をベースにして表虚を改善する漢方薬や免疫過剰を改善する漢方薬を併用いただきました。

2週間分お渡ししたところ、最初の5日目ですっかり引いてきました。


その後一時悪化したものの、すぐに改善して今ではステロイド軟膏は不要になりました。

アレルギー体質の改善には漢方薬を用いて早い効果が見られます。
消風散は症状改善薬としては使いますが、根本治療は体質改善の漢方を併用する必要があります。

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色鮮やかな南天実

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カテゴリー: 湿疹 タグ: 小柴胡湯, 消風散, 湿疹, 衛益顆粒, 表虚

口腔内の水ぶくれ

2021年9月7日 by 健伸堂

57歳のYさん、1年前に口の中に水ぶくれができたので、咽喉科で焼いてもらわれました。
その後は、頭皮湿疹や身体の湿疹が出たり、歯磨きをすると歯茎がめくれて出血が多くなるなど、皮膚粘膜のトラブルが続きました。

そしてまた口腔内に水ぶくれが出てきたので、ご相談を受けました。

詳しくお聞きすると、水ぶくれは突然にできて破れ、場所はマチマチ、赤みや痛みが伴いました。
皮膚を擦ると皮膚がはがれる感じがする、皮膚のアレルギー反応が多い、などがありました。


この症状は、口内炎のように胃腸が弱いために起きるものではないようでした。

舌診では、淡舌、胖大、白苔で、血虚痰湿傾向でした。

そこで原因は表虚、すなわち皮膚粘膜が弱いために起きていると考え、衛気を高める漢方薬や柴胡剤をお使いいただきました。

その後、水ぶくれは全くできず、咽の痛みや口中の傷、湿疹などもほとんど改善しました。

結果からみると、元々の表虚体質とアレルギー体質によって生じているようでした。

短期間で改善して、大変喜んでいただきました。

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鞍馬・木の根道

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カテゴリー: アレルギー, ケロイド, 口内炎・舌の痛み, 湿疹 タグ: 咽痛, 小柴胡湯, 水ぶくれ, 粘膜炎症, 衛益顆粒

シックハウスが原因と思われる湿疹

2020年9月1日 by 健伸堂

47歳のMさん、腕や脚に湿疹が出始め、その後全身に広がりました。赤みや痒みが強く、掻くために出血していました。

病院では、抗ヒスタミン剤やステロイド軟膏を処方されていましたが改善することなく、漢方相談に来られました。

詳しくお聞きすると、元々アレルギー体質で、食物や花粉のアレルギーもありましたが、 最近新築の家屋に住み始めたとのことで、シックハウス症候群が疑われました。

そこで漢方薬は、過剰免疫を軽減する漢方薬や、風湿熱による湿疹に対する<消風散>をお使いいただきました。

1か月後、症状は改善方向に向かい始め、ステロイド軟膏は使わなくても治まってきました。

その後暑い時期になって汗が増え、あせもが出始めたので、今度は清熱解毒作用の<黄連解毒湯>や清熱利湿の漢方薬を使い、汗の影響もなくなりすっかり改善しました。

この後は減量しながら様子を見ることになります。

シックハウス症候群は過剰免疫反応ですので、単に皮膚病と考えるのでなく、免疫反応と考えると改善は容易です。

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涼を求めて:日本海の釣り筏

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カテゴリー: 湿疹, 蕁麻疹(じんましん) タグ: アレルギー, シックハウス, 小柴胡湯, 消風散, 湿疹, 瀉火利湿顆粒, 自己免疫疾患, 黄連解毒湯

筆者 プロフィール

古村匡崇(薬剤師)
古村学(登録販売者・国際中医師)

漢方専門の薬局として、永年にわたり漢方相談を行ってきました。
日本漢方と中医学の両方の特徴を活かしながら、日々研鑽を積み重ねています。
少しでも多くの方に喜んでいただけることを目標に。

漢方の健伸堂薬局(京都)

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