67歳のTさん、20年以上前から決まった部位に湿疹を繰り返していました。
主にベルトの周囲や肩などに発症し、赤みが強く、痒みはなし、特に風呂で温まるとひどくなるとのことで、接触性皮膚炎と思われました。
病院で出されたステロイド系の軟膏を塗ると2週間程度で改善しますが、その後また発症しいつまでも繰り返すので、相談に来られました。
詳しくお聞きすると、2年前に新築住居に住み始めたころから酷くなっているようで、元々アレルギー体質があるようでした。
また皮膚も弱く、発症部位も変動していました。
漢方では、表虚(皮膚の防衛力が弱い)や、風熱(風邪と熱邪が肌表にある)が原因と捉え、
消風散をベースにして表虚を改善する漢方薬や免疫過剰を改善する漢方薬を併用いただきました。
2週間分お渡ししたところ、最初の5日目ですっかり引いてきました。
その後一時悪化したものの、すぐに改善して今ではステロイド軟膏は不要になりました。
アレルギー体質の改善には漢方薬を用いて早い効果が見られます。
消風散は症状改善薬としては使いますが、根本治療は体質改善の漢方を併用する必要があります。

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